我が家の外壁工事のご近所挨拶、何を渡したら喜んでもらえる?「挨拶の品」の意外な落とし穴も……
リフォームや外壁の工事をする場合には、業者の出入りや作業の音などにより、周囲に迷惑がかからないか心配になることも。そのためあらかじめご近所さんに挨拶へ伺うことも少なくないでしょう。あるママも、「事前のご挨拶」を考えているようです。
『家の外壁工事をすることになりました。業者がタオルを持って挨拶に行きますが、個人的に隣近所に挨拶に行こうと思います。みなさんなら何が助かりますか?』
今回の場合、事前に業者の方がタオルを持って挨拶まわりをしてくださるようですね。しかしご自身でも挨拶をしようと考えている律儀な投稿者さん。タオル以外で喜んでもらえるものは、何かないか気になったようです。ママスタコミュニティのママたちだったら、どのようなものが嬉しいと感じるのでしょうか?
「食べ物がいいのでは?」という意見が多数
『米でいいんじゃない? お菓子は好みがあるから』
『コシヒカリを2合もらった。名前と簡単な挨拶がプリントされてて好印象で、しかも意表をつかれた。アレルギーがあるからお菓子はいらないし、米は毎日食べるから一番嬉しかった』
『お菓子いただいたよ』
コメントを確認してみると、挨拶の品として食べ物を挙げるママが多かったように感じます。お米や焼き菓子などであれば、賞味期限がある程度長く、常温での保存も可能でしょう。しかしその一方で、食べ物はアレルギーがあったり、好みがわかれる可能性もあります。必ずしも喜ばれると限らないことを、心得ておきましょう。
食べ物以外にするならば何がいい?
『この前ご挨拶に頂いたのは、泡ハンドソープ。老若男女関係なく使う必需品なので、良く考えられてる粗品だと家族で感心した』
『地域のごみ袋でよろしく!』
『フィルムラップとかゴミ袋が助かる』
『向かいの家が外壁工事をしたときは、フリーザーバッグを配っていたよ』
『単3乾電池とか。いろいろ使えるので』
食べ物以外では、日用品を挙げるコメントも多々ありました。日常的に使えるものであれば、喜ぶかどうかはさておき、困らないことが多いはず。実際にフィルムラップや地域の指定ゴミ袋は毎日生活していれば必ず使うものなので、もらえることがありがたいとの意見もありました。また、乾電池も家になかったときに助かるアイテム。相手に喜ばれるかより、困らせないことを基準に考える方法もありそうですね。
「挨拶の品」の意外な落とし穴
ただ、日用品にはこのような落とし穴も。
『洗剤は自分のお気に入りがあるから、使わない洗剤だとただのゴミになる』
日常的に使うものの中に入っているであろう洗剤。毎日使うものでありながらも、種類が豊富なため好みがわかれるもののひとつです。こだわりがある人もいるでしょうし、かえって迷惑な思いをさせることもあるでしょう。そのため日用品といえど、好みがわかれそうなものは避けた方がよさそうです。
「かしこまった挨拶や粗品は必要なし!」と話すママも
そして意外と多かったのがこのような意見。
『工務店に任せた方がいいよ。個人的にだと相手も気を遣って負担ができてしまう。言葉で「ごめんね、ありがとう」があれば十分だよ』
『一言挨拶だけでも十分』
『業者が持っていくなら一言挨拶だけで良くない?』
もしかしたら投稿者さんは、「挨拶に手ぶらで行っても……」と考えているのかもしれません。ただ、業者の方がタオルを持参してまわるのであれば、「それだけで十分挨拶になっている」という意見もあります。改めて挨拶をすることで相手に気を遣わせてしまったり、二度時間をとらせることになってしまったりと、迷惑になることがあるのも考えておかなければなりません。
ベストな品は人それぞれ!品よりも気持ちが大切なのでは?
そうなると実際のところ、挨拶の品や個人的な挨拶は、どのようにすればいいのでしょうか?
『うち、まさに向かいが外壁工事をしているけれど、何も挨拶がないわ。車出すにもトラックが止まっていたりで迷惑! 何もいらないけど、「一言言ってくれたら気持ちも違うのにな~」と思ったよ』
『まさに家の前の人が外壁工事をやっているけれど、工事会社の人がタオルを持って挨拶に来ただけだよ。その家の人は顔を会わせても「すみません」の一言すらない。うちの車を出すときにすごく邪魔なのに。一言あってもいいだろって思う』
投稿者さんが改めて挨拶へ伺う必要はないのかもしれませんが、偶然ご近所さんに会ったときには、一言声をかけておくといいでしょう。「ご迷惑おかけしています」と伝えるだけでも、受け手の気持ちは変わってきます。
筆者の近所でも外壁工事をされた方がおり、業者の方が挨拶にみえたことがありました。その後本人からの挨拶はなかったのですが、ゴミ出しで会ったときに「迷惑かけちゃうね。ごめんね」と話してくださいました。「もしトラックが邪魔になるときには、言ってね」とも。その言葉があったことから、多少の騒音なども苦にならずすごすことができました。
きっと特別な挨拶や品がなかったとしても、気にかけている姿がわかれば、相手も気持ちよくすごせるのではないでしょうか? 相手の性格や関係性によっては必要な場合もあるのかもしれませんが、それはその時々。「物自体よりその心遣いのほうが喜んでもらえるのではないかな」と筆者は感じるのです。
文・こもも 編集・古川純奈 イラスト・わたなべこ
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