初潮を迎えた娘へ、先輩ママからのアドバイスについて教えて!
初潮を迎える年頃のお子さんをもつママは、子どもにどのように伝えるべきか、どのように教えれば理解してもらえるかなど、気になるところではないでしょうか。同性とはいえ、言葉で教えるだけではお子さんにうまく伝わらないかもしれませんよね。今回ママスタコミュニティに投稿されたお悩みも、初潮を迎えた娘さんへのアドバイスについて困っているママからのものでした。
『小6の娘が生理になりました。私からひととおり説明はしたんだけどなんだかうまく伝わらないみたい。みなさんは生理について子どもにはどう伝えましたか? どんな風に伝えたらいいとかありますか? 学校で生理が来たときなどのために、オススメの生理用品の持ち運び方やアドバイスがあれば教えて欲しいです』
生理をはじめとする性教育の話は、同性の親子でも照れや恥じらいなどがあり、うまく話ができないというママもいることでしょう。ご自身の経験談からお子さんへのアドバイスをすればいいのかもしれませんが、投稿者さんはうまくお子さんに伝えられなかったようです。同じ女の子をもつママたちから届いた声に耳を傾けてみましょう。
何がわからないかを確認してみよう
『小6ならもう学校で生理について勉強しているはずだけど、それでもわからないの?』
『私は小6で初潮を迎えたけど、学校で勉強会があったから理解していたよ。小6なら生理を理解できるんじゃないかな。投稿者さんの子どもは何がわからないの?』
『子ども自身に生理がまだ来てなくて、説明してもいまいち具体的に想像できないとかならわかるけど、もう生理が来ていて何がどう「伝わらない」の?』
投稿者さんのお悩みに対しママたちが気になったことは、「うまく伝わらない」という部分でした。最近では小4にもなると学校の「保健」の授業で生理の話などを含む性教育の授業がおこなわれているそうです。そう考えると投稿者さんのお子さんは小6ですから、すでに学校である程度は知識を得ているのではないでしょうか。
すでに学校で学んでいるのであれば、学んでいることを前提に、お子さんは生理用品の使い方がわからないのか、体の仕組みがわからないのかなどを、まずはママが確認してあげてみてはいかがでしょう? 足りない部分の知識を補ってあげるといいかもしれませんね。
生理用品はどうやって持ち歩いている?
学校生活のなかで、どのように生理用品を子どもたちが所持しているのかについて見てみましょう。
子どもも大人も同じ?生理用品の携帯はポーチが定番
『普通に学校にはポーチで持って行かせればいいだけかなぁ』
『持ち歩く場合のオススメっていっても、普通のポーチぐらいしかないかな』
さすがに剥き出しで生理用品をもたせるわけにも行きませんので、お子さんが気に入ったポーチを用意して、ポーチのなかに生理用品をもたせてはいかがでしょう。自分で選んだお気に入りのデザインのポーチなら、ブルーな気持ちになりがちな生理の日も気分よくすごせそうですよね。
生理用品の携帯にはハンドタオル型ポーチがオススメ
『タオルハンカチでポケットになっているものがあるから、そこへ生理用品を忍ばせてトイレに行くたびにカバンから出せばいいよ。パッと見ただけならタオルハンカチだし』
『ハンドタオルにチャックがついてるタイプのやついいよね』
『ハンカチ型のポーチがあるよ! 娘いわくすごく便利らしい』
ハンドタオルにチャックの付いているポーチがあるのですね! なんて便利なんでしょう。このようなタイプなら大人でも使えそうですね。
ポーチでもいいのですが、手に持ってトイレに行くと周囲の目が気になるかもしれませんよね。しかしハンドタオルに見えるポーチなら手に持っていてもあまり違和感はありませんし、サイズ次第ではポケットにも入れられそうです。
ショーツにポケットが付いているものも便利
『私のオススメはショーツにポケットがついたもの。生理用品を持ち運ばなくても、ショーツのポケットに生理用品を常に入れておけるから便利だよ』
ショーツの前側(おへその下辺り)に専用のポケットがついているタイプだと、生理用品をカバンなどから取り出すこともしなくていいので、周囲の視線や取り出す手間が省けるので便利そうですね。
お子さんのことを考えてアドバイスをすればOK!
『生理の日は生理用のショーツを履いてねとは言った』
『冷やさないように説明してあるから、一部丈のスパッツと生理用ショーツを履いているよ』
『昼用でも多い日用とかも用意して使い分けるように教えたり、羽付きじゃないと体育とかでズレてしまうこともあったりするとかを教えればいいんじゃない?』
ママからお子さんへの生理についてのアドバイス。あまり難しく考えず、自分が困ったときのことや辛かったときのことを思い出しながらアドバイスをしてあげてはいかがでしょう。ママの声にもあるように生理中は冷やさないようにとか、運動するときにずれる可能性があるから気をつけるなど、身を持って体験してきたことこそ、価値のあるアドバイスになりそうですよね。
また、一度ですべてを理解できなくてもいいと割り切ってみることも必要かもしれませんよね。お子さんに一通り教えたら、「なにか困ったことがあったら遠慮なく相談して、一緒に解決策を考えるから」などと声をかけておけばいいと思いますよ! 最近では生理用品の正しい使い方などを丁寧に紹介する動画もあるようですので、親子で見るのもいいかもしれません。ママはよき先輩としてお子さんを見守ってあげてくださいね。
文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko
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