まんが【後編】ぼっちでみじめ…「ママ友がいない…」卒園式にひとり参加した私に、驚きの展開が…!
前回からの続き。ひとりぼっちの卒園式が終わり、ほっとしたのも束の間。本当に辛い時間は、ここからでした。
子どもたちが園庭に出て来て、ママたちと合流します。その後、仲の良いママ友グループとその子どもたちが、ワイワイとおしゃべりするフリータイムに突入しました。
先程「終わったらAちゃんママの家でパーティーだね!」と言っていたあのママグループの娘さんのところです。
(だ、駄目だ……絶対この後のパーティーの話で盛り上がってるはず……娘が「私も行きた~い!」なんて言い出して、ママグループが嫌そうな顔をしたら……想像しただけで耐えられない……!)
私「ごめんね、ちょっと、あっち行こう……?」
娘「え~? 何で~?」
私「あっ……ほら、先生たちが出て来たよ、一緒に写真撮ろう!」
娘「うん! 行くー!」
担任の先生を囲んでの写真撮影会が始まりました。
しかし、先生たちにスッと声をかけられるのは、たくさんのママ友グループを率いている、明るく発言力がありそうなママさん。
そのママグループ&子どもたちが楽しそうに写真を撮っているのを、すぐ側で娘と一緒に見ています。でも「次はうちの番」と思っても、次々とママグループがやって来て、先生に声をかけ……。ひとりぼっちの私はなかなか話しかけにいくことができません。
(どうしよう……でも、大好きな先生との写真だけは、どうしても残してあげたい……)
先生と写真を撮った後、つむぎちゃんのママと立ち話をします。聞けば、彼女はフルタイムで働いていて、預けるのは朝イチ、お迎えは延長保育の一番最後。おばあ様が送り迎えをすることも多く、ママ友がずっとできなかった、とのことでした。
小学校も一緒になるので、連絡先も交換しました。 彼女は普段は働いているので、そんなに頻繁には会えませんが、いざというときにいろいろ聞いたりできる、心強いママ友ができました。私にとっても、娘にとっても、嬉しくて忘れられない……そんな卒園式になりました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・べるこ 編集・秋澄乃
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