前のバイト先の店長に夫の相談をすると、離婚をすすめてきました。

店長の言う通り夫からの暴言を証拠として残しておくことが大事だと思い、リビングにボイスレコーダーをこっそり隠しておくことにしました。

結局ボイスレコーダーは夫に没収されてしまいました。

夫は呆然とし、そして……その日は私への暴言は何もありませんでした。翌日も、その翌日も…… そう、常連のおばさま達経由で、職場に家庭内の噂が広まると、夫にとってはこの上なくまずいのです。 おばさまコミュニティを通じて、あっという間に学校中……いえ、地域じゅうに広まるでしょう。 夫は外では“有名進学校の教師”という尊敬される立場ですから、その裏で、妻にモラハラをしていると知られるわけにはいかないのです。

これでしばらくは心を削られることなく、平和に毎日を過ごせそうです。 その間に店長のお店で働く準備を進め、保育園も決めて、新生活に向けてのお金を貯め……いつでも離婚に踏み出せるよう、準備を進めておこうと思います。 離婚という切り札も、いつでも“私の気持ちひとつ”で切れるのですから。

原案・ママスタコミュニティ　脚本・大島さくら　作画・チル　編集・横内みか

【つぎ】の記事：【前編：ダメパパ図鑑75人目】

関連記事

※＜経済的な束縛＞娘の夫がとんでもないケチだった……もしかしてモラハラ？【第2話：冷水のシャワー】
※【前編：ダメパパ図鑑74人目】教師の夫！職場や地域で尊敬される一方……実は「強烈なモラハラDV夫」だった
※＜他人の悪口をいう旦那＞「邪魔」「うるさい」と大声で……。私が考えた反撃とは！？【前編まんが】