【前編:ダメパパ図鑑74人目】教師の夫!職場や地域で尊敬される一方……実は「強烈なモラハラDV夫」だった
夫は地元では誰もが知っている名門私立高校の教師です。 たくさんの生徒を志望校に合格させ、在校生からも卒業生からも保護者からも尊敬されています。一方、私は名前を書けば誰でも入れるような高校を出て、地元のレストランでバイトをしていました。 そこでお客として来た夫と出会い、猛烈なアプローチを受け、結婚しました。
一番夫に頼りたい時期だというのに、夫の態度が日に日に変わって行きます。 私を傷つけるような発言に加えて、つわりで寝込んでいても無視、夫の夕食の支度が遅れると怒鳴りつける、土日は私を放置して朝から晩まで遊びに行く……という感じで、幸せな妊娠生活など送れませんでした。 赤ちゃんが生まれて少しは優しくなってくれるかな……と期待していたのですが、夫のひどい態度には、拍車がかかる一方でした。 24時間、ひとりで赤ちゃんの面倒を見て、その上夫に馬鹿にされたり、ひどいことを言われ続け、私は次第にメンタルを蝕まれていきました。
その日は赤ちゃんの機嫌が悪く、夜通しぐずっていました。夫は別室で寝ていたのですがあまりにもギャン泣きするので、ブチ切れながら寝室から出てきました。
それだけ言うと夫は寝室に戻ってしまいました。 いくら本当にやるわけがないとはいえ、その言葉をどうしても許せませんでした。 私は呆然としながら、その場に立ち尽くします。 「愛なんてない」こんなにはっきりと言われるなんて。 こんな状態で、夫婦でいる意味なんてあるの? 離婚したい…… でも、今の私は生まれたばかりの赤ちゃんを抱えて、仕事もなくて……一体どうすればいんんだろう?
店長とは10歳くらいしか年が離れていませんが、私のもうひとりのお母さんのような頼もしい存在です。
そんな店長の言葉に、私の心は揺れました……。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・チル 編集・横内みか