自分の知らない女性から、ダンナ宛に年賀状が届いたら。深読みする?気にしない?
知人への連絡は、メールやLINEが主流。そんな人ほど近年は年賀状のやり取りが減ってきたかもしれません。それでもやはり、年賀状をもらうのはうれしいもの。送ってくれた相手の顔を想像しながら、「元気かな?」と思いをはせる一瞬ですよね。
ママスタコミュニティにも年賀状についての話題がありました。「自分の知らない女性から、ダンナさん宛に年賀状が届いたらどうする?」と尋ねる投稿です。
自分の知らない女性からの、単なる1枚の年賀状。気にするほどではない?
親戚や幼なじみ、学生時代の友人や仕事関係の人。既婚女性にだって知り合いの男性はいるものです。当然ながらダンナさんにも、そうした知り合いはいるでしょう。
『別に何も気にしない。ダンナの職業柄男女問わず交流する人が多すぎて、誰が誰やらわからないので』
『仕事関係だろうから何とも思わないし、聞くこともない。かなりの枚数だからいちいち見ることもないしね』
家に届いた年賀状の枚数が多い場合は、たしかにそうかもしれません。
『ダンナに「どなた?」と聞く。関係は知っておかないと、挨拶するタイミングで失礼があったら困るからね。でも年賀状ではじめて知る人は、今のところいないな』
それほど深くは考えたことがない人もいるようです。
『私にも高校時代の男友達から、いまだに来るよ。ダンナさんに送った相手も、大学時代の友達や会社の同僚とかではないの? 深く考えすぎよ』
『年賀状くらいで騒がれたらたまんない』
ある年に突然、宛名がダンナと私の連名に。何か意味はあるの?
そもそも投稿者さんが年賀状についての投稿をあげたのには、こんな理由があるそうです。
『ダンナに知らない女性から来ても、私は気にしません。私自身も既婚男性宛に、普通に年賀状を出していました。実際つきあった……とまでいかずとも、いい雰囲気になった男性にも。匂わせるようなコメントは一切なしで、自分と子どもの写真を入れた年賀状です。
その男性がある年を境に、私とダンナの連名で送ってくるようになったんです。その男性とダンナは面識がないのに。ごく普通の他の男友達は、私の個人名宛で送ってくれます。その男性の奥さんが、「この人はかつていい雰囲気になったんじゃないか」と、女のカンみたいなものを働かせたからかと思ったのですが……。どうなのでしょう? ちなみにわが家の年賀状作成は、ダンナの担当です』
たしかに連名にすれば個人的な知り合いではなく”ご夫婦に送っていますよ”というアピールになりますよね。先方の妻に、妙な勘ぐりをさせずに済みそうです。
『投稿者さん宅の年賀状はダンナさんが作っている。ということは、差出人は夫婦連名なんだよね? 向こうは単純に”連名で来ているところには連名で送ったほうがいいか”と、機械的に返しているだけという気がするけど』
『宛名を連名にしたのは、投稿者さんのダンナさんへの単なる配慮では? あとは住所録を整理したタイミングで、たまたま連名になったとか。うちのダンナも女友達と年賀状のやり取りがあるけど、結婚後はご主人との連名にしているよ』
コメントには、こうした単純明快な推察がありました。深く考えない人にとっては、宛名が連名でも個人名でもたいした意味はないわけです。投稿者さんが深く考えすぎなのでしょうか?
女のカン?年賀状から不倫が暴かれたケースも!
なんと寄せられたコメントには、”怪しい”年賀状が来たことがあるという体験談もありました。1枚の年賀状から想像を広げているのは、どうやら投稿者さんだけではないようです。
『毎年来ている。その女はダンナが働く会社の部下。仕事内容を手書きでひと言添えてくる。若くてひとり暮らしをしているっぽい。独り身が寂しくてうちのダンナに手を出さないか、ちょっと気になる存在』
『ダンナ宛に「お互い27歳まで結婚できなかったらもらってくれるって約束、覚えてる?」って書いてくる女がいた』
『引っ越し後の住所を知らなかったからだろうけど、ダンナの実家にわざわざ送ってきた人がいる。子どもの写真の年賀状で、「また飲みたいね〜」って書いてあった。不倫したくてうずうずしているのかな。写っているお子さんがかわいそうに思えた』
最近は個人情報保護の風潮が強くなったためか、知り合いの携帯電話番号やLINE IDは知っていても住所は知らない場合もあるもの。年賀状を送る=住所を知っているのは昔からの知り合い、あるいはよほど親しい間柄と考えられます。
『来たよ! ダンナと職場同期の、知らない人。ハートマーク付きの年賀状。シングルマザーだって。自分の顔写真付き(笑)。ダンナからは出していないから、こちらも子どもと犬の写真入りの年賀状を文章なしで返したよ』
『うちも不倫相手から来たよ。40歳を超えているのに、自分のプリクラが貼ってあった。イタい感じの人だったよ』
”怪しい”年賀状の多くは、なぜか写真入りが多いよう。「今の私を見て!」というアピールなのでしょうか?
『ダンナが不倫をしているときに届いた年賀状で、ピンと来た。住所が書いてあったからこっそり行ってみたら、ビンゴだった。遠くから見えたのがダンナと手をつないでいる不倫相手。マンションに入り浸る様子を、ビデオ録画したよ』
『私だったらダンナに内緒で、その年賀状の写真を撮る。住所を記録して、そいつの家を見に行く』
怪しい相手の住所が書いてあるとこうした事態になってしまいそうですが、逆に書いていないのも”怪しい”ですよね。思わず「この女性、どなた?」と尋ねてしまいそうです。
いつもは何気なく見ていただけの年賀状かもしれませんが、いざ深読みしてみると、もしかして……? さて今年お宅宛に送られてきた年賀状は、どうだったでしょう? 改めて見返してみると、意外な発見があるかもしれません!
文・鈴木麻子 編集・しらたまよ イラスト・Ponko
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