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【後編】旦那からのプレゼントが7,400円のネックレス。使わないから旦那の前で娘にあげたけれど……

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旦那さんからネックレスを贈られたのですが、その値段を調べてがっかり。贈り物は金額ではないとはいえ、やはりもう少し高価なものが欲しいと思ってしまうのが本音でしょう。しかもそれは投稿者さんの趣味のものではありません。旦那さんも妻である投稿者さんの持ち物を見れば、多少は好みも推察できるのではとも思えるのですが……。

旦那さんがこのアクセサリーを選んだ理由はなんだろう?

『旦那から見れば、投稿者さん“その程度の嫁”ということでしょ』

『お小遣いを貯めて、頑張って買ったのかな』

『旦那さん、お小遣いの中から買ったのかも。とりあえずブランド物、中でもアクセサリーならいいでしょみたいに思ったのかなぁ』

値段だけで考えた場合、投稿者さんへの贈り物として旦那さんは「7,400円」が妥当な金額だと判断したことになります。もちろん贈り物の値段と投稿者さんへの愛情に関係性はないはずですが、「7,400円でいいか」という存在だと思われてしまったというのが正直なところではないでしょうか……。あるいは旦那さんのお小遣いの中から使える金額の問題だったのかもしれません。投稿者さんへの愛情があったとしても使えるお金が少なければ、高価なアクサセリーを買うことはできませんよね。

どんなプレゼントなら、投稿者さんもママたちもOKなの?

『ものはいらない。現金をくれ』

『うちの旦那も的外れなプレゼントばかり。恋人の頃はくれるだけで嬉しい! と思っていたけれど、結婚した今は現実的な話で、現金が欲しい。自分の趣味のものを買います!』

『正直、身につけるものは好みがあるからいらない。フットマッサージャーか電子ミシンが欲しい』

『そんなものはいらない。焼肉に連れていけ』

『同じ7,400円かけるなら、旦那と2人でランチがいいかな』

自分の趣味に合わないようなプレゼントを贈られるよりも、とにかく現金! お金を渡されたら自分で好きなものを買うことができますよね。あるいは食事に連れて行ってもらうのもいいでしょうか。焼肉や贅沢なランチなどで、7,400円分のメニューを胃袋に収めるのもよさそうです。

旦那さんにアドバイスするとすれば何と言う?

『一言欲しいものを聞いてくれたら嬉しいよね』

『自分の好みではないすごく高いものも嫌だけれど、安くても嫌だね。買う前に聞いてほしい』

もし旦那さんがプレゼントする前に欲しいものを聞いてくれていれば、今回のようなことは起きなかったでしょう。予算の都合があればなおさら、アクセサリーではなくて、食事に行ったり、値段が安くても本当に必要なものを買ったりすることができましたよね。せっかくのプレゼントなのだから、欲しいものを買って欲しいし、大事なお金を無駄にしたくないという気持ちもあるのでしょう。

たとえ使わないとしても、自分の手元に置いておくくらいの心遣いはあってもいい

旦那さんからのプレゼントがなんだか安っぽくて、使えないとすごくがっかりしてしまった投稿者さん。やはりプレゼントを贈られると、中身について期待してしまいますよね。だからこそ、「あれ? なんだか私の趣味と違う」と思い、自分は使わないけれどもったいないから娘さんにあげるという行為につながったのでしょう。今回の旦那さんはこの行為について怒りませんでしたが、やはり人からもらったものを、その人の目の前で他の人にあげてしまうという行為は失礼にあたるのではと筆者は考えます。

筆者の祖母は、「人がくれるものは、もらいなさい。使わないなら、1年はしまっておきなさい」と言います。要するに「使わないからすぐに手放すのではなくて、1年程度は手元においていた方が良い」という意味です。というのも、あげた方は意外と憶えていて、「そう言えば、前にあげたけれど使ってる?」と言ってくることもあるのです。そのときに手元になければ、相手に対して大変失礼になってしまう。くれた人の気持ちを考えなさいという祖母の教えですが、結婚して20年近く経つ中でヒヤリとしたことがあり、祖母の教えが役立ちました。

自分が使わないものといっても、相手が心を込めて贈ってくれたもの。そんな贈り主の気持ちに寄り添うことも必要なのではないでしょうか。

文・こもも 編集・清見朱里 イラスト・森乃クコ

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