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<ご近所問題>【後編】経営する店にママ友や近所の人が来てくれない。宣伝が行き過ぎているの?

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前回からの続き。旦那さんと和菓子屋を経営するも、ママ友が来店してくれないことに悩んでいる様子の投稿者さん。PTAや学校活動、自治会の活動を積極的に行ってたくさん宣伝をしているものの、みなさんなかなかお店に来てくれないようです。ママスタコミュニティのママたちに投稿者さんが意見を募ってみると、ママ友が経営するお店でも利用したいというママもいれば、行きづらいと話すママもいるという結果に。

しかしママたちからは「投稿者さんのお店には行きたいと思えないかも……」との声も聞こえてきたようですよ。

宣伝のしすぎは逆効果かも……

『たくさん宣伝していて、園にまで掛け合うほど必死なところには行きたくない。ママ友じゃないところで宣伝をしてみては?』

『わざわざ「来てね!」みたいな営業をされると行きにくいわぁ~。「あー、客にしようとしているのかぁ……」って微妙な気持ちになる』

『新聞にチラシを入れたらいいのに。普通においしいお店なら行きたくなるよ』

ママ友にお店の紹介をしてみたり、園や学校に商品を使用してほしいと掛け合っていたりと意欲的な営業を重ねている投稿者さん。よかれと思って宣伝をしている様子ですが、実はこれがママたちにとってはNGポイントに見えるようです。ママ友たちに宣伝をするとしても直接持ち掛けるのではなく、新聞にチラシを入れたりポスティングをしたりなど、間接的にアプローチをするほうがママたちも行きやすくなるかもしれませんね。

必死さが伝わってしまっている?

『「生活がきついからなんとかしたい」という感じが伝わっちゃっているのかもね。実際大変なのはわかるけれどさ』

『投稿者さんの「どうして来てくれないの、うちの店を使ってくれないの」みたいな考え方をしていると知ったら絶対に行かない』

『「来て、来て」と言われたら余計に行きたくなくなる。1回買ったら「また買ってね」という圧を感じそう』

「コロナ禍の状況で生活が厳しいからなんとか打破したい」と話していた投稿者さん。ひょっとしたら真剣に商売に向き合うあまり、その懸命さがお客さんにも伝わってしまっているのかもしれません。「どうしてお店に来てくれないのだろう?」と考えてしまうこともあるでしょう。しかしママ友やお客さんの前ではその意識を見せないほうが賢明ではないでしょうか。相手からすれば、気軽に話せる関係ではなく、損得のある関係になってしまうのですから。

知り合い頼みの経営にも問題があるのでは?

『ママ友同士で使ってくれるとか依頼するとか、そんなお付き合いだけでは商売は続きませんよ。わが家も自営業ですが、友は友、お客さまはお客さまです』

『自営業なら昔ながらの決まった業者がいることなんてわかるでしょ。少しずつ自分たちが認めてもらえて、その関係ができあがっていくのだから。ごひいきさんとの関係を簡単に断ち切れるわけがない』

『ママ友をあてにするなんてありえない。そもそも知り合い頼みの経営なんて成り立たないでしょ。1回は行くけれど、おいしくてもまずくても以後行かないと思う』

「ママ友や園や学校に頼ろうとしているところにまず無理がある」と、経営の甘さを指摘する声もあがったようです。知り合いに来店を頼んでお客さんになってもらう関係は、そう何度も期待するものではないのかもしれません。また園や学校の行事で使われるお菓子も、昔からの関係がある業者にお願いするというのはよくあることでしょう。そこへ掛け合って新しく自分のお店の商品を使ってもらう……というのもなかなか難しいのではないでしょうか。お客さんを増やすというのは、当然ながら簡単なことではないようです。

「絶対にやめて!」批判が集まった行動とは

周りの人頼みの経営の甘さを指摘された投稿者さんは、こんなひとことをポロリと漏らします。

『仲がいい人ならおまけしたりします』

どうやら来店したお客さんのなかで仲がいい人には、ちょっとしたおまけをすることにしているのだそう。しかしこの親切とも思える行動がママたちからはひんしゅくを買うことに。

『そんなことをするから行きづらくなるんだよ。大したことないのにおまけなんてしてもらったら、逆に行きにくくなる。そんなサービスは不要。こっちが気を遣う』

『よく行くパン屋さんで新作の試食とかは言われるけれど、ママ繋がりでおまけは正直ごめんだわ』

投稿者さんはよかれと思ってしていたおまけですが、どうやらママたちには不評だったようです。「余計に行きづらくなる」「ほかの人が見ているかもしれないのに、自分だけにおまけは受け取れない」など思わず納得してしまう理由も。どんなに仲がいい人が来店したとしても、そこはビジネスとして割り切ったほうがいいのかもしれませんね。

頻繁な宣伝にもかかわらず、なかなか来店してくれないママ友たちに業を煮やして、「ママ友が経営するお店には行きづらいのだろうか」と悩んでいた投稿者さん。もちろんママ友が働いているだけで訪ねづらいと考える方もいましたが、経営者として改善できそうな意見もありました。知り合いへの度重なる宣伝はなるべく避ける、もし来店してくれてもひいきはしないなど、すぐにでも意識できる点は少なくないのではないでしょうか。

文・motte 編集・荻野実紀子 イラスト・んぎまむ

【つぎ】の記事:<義母から絶縁?>「もう来なくていい!」気の利かない嫁に反省を促す【前編まんが:義母の気持ち】

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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