2023/01/01

＜近所のおばさんへ＞【前編】2人目を妊娠中、男の子というだけで同情された！何が可哀想なの！？

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わが子がお腹のなかにいるときに、希望の性別はありましたか？　「女の子がいい」「男の子がいい」と性別が分かるまでドキドキしているママさんもいれば、「元気に生まれてくれればどちらでも」と考えているママさんもいるでしょう。これから自分が産んで育てていく子どもの姿が具体的になればなるほど、自分や旦那さんに性別の希望がでてきてしまうのは当然のことなのかもしれませんね。ただ、もしも子どもの性別を他人にあれこれ言われてしまった場合、みなさんはどのように感じますか？　今回の相談者さんは近所の方にお腹の子の性別を告げたところ、「可哀想」だと言われたようで憤っています。

お腹の赤ちゃんの性別を言ったら「可哀想」と近所の人に同情された。なぜ可哀想なの！？

『今2人目を妊娠しています。今朝、近所のおばさんに「そういえばそろそろ性別が分かったんじゃない？　どっち？」と聞かれたので「男の子みたいですよ」と教えました。そうするとなぜか深刻そうな顔をして「また男の子？　可哀想に。女の子が欲しくて2人目を作ったのにね」って！！！

そんなこと一言も言ったことないし、なんで「勝手に女の子が欲しくて2人目を作ったのにね」ってなっているの！？　「別にそうじゃないですよ」って言ったら「でもとりあえず男の子2人は可哀想」って言われたけれど何が可哀想なのだろう？　いちいち何が可哀想なんですか？　とは聞かなかったけれど』

「2人目は女の子が良い」と相談者さんが事前に近所の方に相談をしていたのならば話は分かります。しかし相談者さんは、「女の子が良い」とは一言も言っていないそうです。もしかしたら相談者さんが望んだ性別かもしれないのに、なぜ近所の人はそのことを考えず「可哀想」だと言うのでしょうか？

「近所のおばさんが失礼すぎる！」の声が圧倒的

ママスタコミュニティでは、ほとんどのママさんが「近所のおばさんが失礼すぎる！」と答えてくれました。心の中でそう思うのは自由だけれど、それを声に出すなんて……。生まれてくる子を「可哀想」だと言われているみたいで、嫌な気持ちにもなりますよね。

『そこまで言う人いるの？　怒ってもいいところだよ。人に可哀想って言う奴マジで嫌い』

『いるよね！　女の子2人だと可哀想と言わないけれど、男の子ばかりだと言われるのはおかしいよね。何も可哀想じゃないし、人の家のことばかり気になって仕方ないおばさんの方が可哀想』

『それがオバサンというものよ。デリカシーなし。客観性なし。「あたしが正しい」と人の話は聞かない。論理的に話そうとすると「そういうものなの！　それじゃ世間は渡っていけない！」などと答えにならないことをキレ気味に言う』

相談者さんの返事から、「このママは2人目も男の子を望んでいたんだな」「性別はどちらでもいいと思っているんだな」といった想像ができず、失礼なことを口に出しているという自覚もない……。これではママさんたちの怒りを買うのもしょうがないことではないでしょうか。

どんな理由で「可哀想」と言っているのか推測をする声

近所の方がどんな理由で「可哀想」と言っているのか推測をする声も寄せられています。

『「女の子一人は産んでおきな」って介護用員として言っているだけで、結局は自分のことしか考えられない人たちがそう言っているだけ。そんなこと考えず老人になっても自立して生きたらいいんだよ。「娘なら～」みたいな考えを持つと、頼られる方の娘はたまったもんじゃない。大変。介護だってプロにお願いしないと。あと買い物やランチは友達とした方が楽しい』

『そのおばさんが女の子2人だからじゃない？　私も友達「だった人」に女の子がいいってことを相当言われて、友達関係を終わりにしました。面倒で疲れる人は放っておくのがよろしい』

将来介護をしてくれるのなら嫁よりも娘が良い、ショッピングや温泉・ランチなどに一緒に行ける、可愛い洋服が着せられるから……。などなど女の子の方がいいと感じる部分は人によってさまざまなものがあるでしょう。もしかしたら近所の方は自身が女の子を産んでいて、心底それを「良かった」と感じているのかもしれません。

しかし男の子だっていいところはたくさんあります。女の子にも親と合わない子だっています。近所の人は、勝手に想像した相談者さんの未来の姿に対し、勝手に「可哀想」だと判断してしまいました。しかし子どもの性別には、「必ずしも」といった正解はないはずですよね。

後編へ続く。

文・物江窓香　編集・古川純奈　イラスト・マメ美