「ママは太っているから、友達に見られるのが恥ずかしい」中学生の娘に言われた衝撃のひと言
生意気な発言や口ごたえが飛び出すのが、子どもの反抗期かもしれません。ある程度なら「はいはい」と受け流したり、知らんぷりをしたり。ママも適当な対応ができそうですが、いくら反抗期とはいえ”言ってはならない言葉”というものもあります。親の存在自体を否定するような言葉はもちろん、容姿にまつわる言葉もそのひとつではないでしょうか?
愛情をたっぷりかけて育ててきたわが子からの衝撃の言葉
「お母さんは太っているから、友達に見られるのが恥ずかしい」中学生の娘さんに言われたという内容のトピックがママスタコミュニティにありました。
『娘が友達と遊ぶことになり「私が送迎するよ!」と言うと、返ってきた言葉です。結局その友達の親が送迎をしてくれました。これまでも反抗にムカつくことはありましたが、かわいがってきたつもりです。でもあまりにショックで、それ以来娘への愛情がなくなりかけています。たしかに私は太めです。でも体重が100kgあるわけでもないし、「ユニクロ」ならサイズはLかLL。それなりに化粧もおしゃれもするし、小ぎれいにしています。主人にこの話をしたら「痩せたらいいじゃん」と、笑うだけでした』
投稿者さんが腹を立てたのは、娘さんから「太っている」ではなく「友達に見られるのが恥ずかしい」と言われたことなのだそう。ナイーブな年頃ゆえの発言かもしれませんが、許容できる範囲を超えているように思いませんか? しかし、これはけっして珍しい出来事ではなかったようです。「私も同じことを言われた」というコメントもありました。
『私もこの2~3年で10kg体重が増え、服のサイズもMからLに。娘に「恥ずかしい」と言われている。でもうちはダンナも太っているから、「痩せなきゃ」って気になれない。ちなみに娘は「恥ずかしい」と言いながらも、一緒に買い物に行けば腕を組んできたりしますよ』
『私も更年期太りで、家では息子に「デブ」って言われている。でも「友達に見られたくない」までは言われないな。思っているのかもしれないけど。私自身は息子の友達に、なるべく会わないように行動している。思春期は親を見られるのが、なんとなく恥ずかしい年頃だもんね』
親の容姿が子どものコンプレックスになることも?
ママ自身が思春期の頃「理想とは違う母親が恥ずかしかった」という声もありました。
『私も中高生くらいの時期は、親を見られるのが恥ずかしいと思っていた。うちの場合は親が高齢だったからだけど、娘さんの気持ちわかるなぁ』
『太っている母親、本当にイヤだった。しかも自分よりも太ってる同級生の親を見つけては「○○くんのお母さんのほうが、私より太っている」とか言い訳ばっかり。だから私は絶対に太らないと決めていた。病気とかならともかく、何もないのに太っているのは怠慢なだけ』
『痩せて! 私も母親がおばあちゃんみたいで恥ずかしかった』
厳しいコメントが並びました。いくらぽっちゃりしていても、本人が満足していれば人が口を出す必要はないでしょう。ただ、大切に思うわが子が「痩せてほしい」と思っているのだとしたら。たしかに一考の余地はありそうです。
『反抗期って子どもへの愛情もわからなくなるほど、しんどいよね。私も自分の親が高齢で、田舎のおばさんみたいな見た目だった。恥ずかしかったな。自分のコンプレックスみたいになっている。ただ、それを言われるほうはショックだよね。娘さんも悪いことを言ったとわかってるはず』
子どもにとって、親の見た目がコンプレックスになることさえあるのですね。
親を恥ずかしいと感じるのは、思春期”あるある”。深刻にならないで
自分の容姿を理由に、娘さんから「恥ずかしい」と言われてしまった投稿者さん。しかし思春期の子であれば、たとえ親の容姿にとくに非がなくても「恥ずかしい」と感じるものかもしれません。
『親に対して、そういう時期ってなかった? 「親と一緒にいるところを見られたくない!」とか。本気で恥ずかしいというのではなくて、なんとなく照れくさいというか。うちの中学生の娘も昔はどこに行くにもついてきてけど、最近はまったくだよ。適当な洋服を着ていると「それで外行くの、マジやばいよ!」とか言ってくる』
『私は33歳の普通体型で、中学3年生の娘がいる。姉妹に間違えられるくらいだけど、そういうのはあるよ。来週学校で三者面談があるんだけど、娘からは「学校集合、学校解散」と言われている。同じ家から出発して同じ家に帰るのに、意味がわからない。「一緒に行くの、無理だから!」だって。かわいくないよね』
『うちは子どもの友達が家に迎えに来たりしたとき、顔を出すと怒られる。「すっぴんで、出ないで!」だって。かたくなに友達には会わせないように、玄関を閉めている。でも、友達に親を見られるのが恥ずかしい気持ちはわかるよ』
自分が中学生だった頃を振り返れば、共感できますよね。よほど美人でスタイル抜群のママなら別なのでしょうが、ごく普通のママであっても「照れくさいから、友達には会わせたくない」と感じてしまうもののようです。
『私も言われたよ。それでも部活の応援には必ず行き、写真を撮りまくって子どもたちの記録を残していた。そのうち娘の友達にも認識されるようになり、娘も私のことを認めてくれるように。自分から「帰り、友達も送ってくれる?」って言うようになったよ。思春期で親を恥ずかしく思うなんて、”あるある”じゃない? 「今度はこんなこと言い出した。でも完全無視ではないから、いいか」って開き直ったら、たいていのことは聞き流せたよ』
わが子は今そういう年齢なのだと、ある程度の開き直りをするのも有効そうですね。それもふまえたうえで、みんなからのコメントを読んだ投稿者さんは一大決心をしたそうです。
『娘に言われた怒りにまかせて書いてしまった投稿ですが、みなさんのコメントを読んで冷静になりました。ダイエットを頑張ります。「かわいい自慢のお母さん」は無理でも、娘に「普通のお母さん」と思ってもらえるように努力したいと思います』
頑張る姿を娘さんに見てもらうのも、よい結果に結びつくのではないでしょうか? 反抗的だった娘さんの気持ちが、少しでも和らぐとよいですね。頑張ってください!
文・鈴木麻子 編集・Natsu イラスト・Ponko
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