【前編】率先していろいろとやってくれるママ友。嬉しいけれど、その好意がなんだか重い……
ママ友とどうやって付き合っていくのかを考えたとき、「距離感」はとても大切ですよね。自分と相性があまり良くない、一緒にいて疲れてしまうなど、少し距離を置きたくなるママ友が出てくることもあります。
『子どもが赤ちゃんの頃からのママ友で、気が利きすぎるというか、人に尽くしすぎる人がいる。「やってもらいすぎて逆に面倒くさい」と思うくらいいろいろやってくれる。最初はすごく優しい人だなと思っていたけれど、結局はママ友たちとつながっていたくて必死なんだろうな。仲間に入りたくて自分のお菓子やおもちゃをあげてしまう子どもみたいな……。そこにつけこんでくる人もいて、うまく利用されている』
あるママ友の行いに辟易してしまっている投稿者さん。あまりにも人に尽くしてしまうので、「そこまでしなくても」となんだか哀れに思えてしまう気持ちも見え隠れしています。
自分の価値を下げているママ友にイライラ
『本人に「そこまで人に尽くさなくていいよ。都合よく使われるようになったら大変だよ?」と忠告はしているけれど、自己犠牲に酔っているのかな? と思ったり。自らパシリにまわって、それで人をつなぎ止めているというか……。そこまで自分の価値を下げるなよ! とイライラする。何にもされていないし、むしろいろいろやってもらっているんだけれど(頼んでないけど)、距離を置きたい……』
他の人に親切にするのは本心からではなく、「頑張っている自分」に酔っているからなのではないかと推測する投稿者さん。頑張ることで他のママたちと仲良くできると考えているのかなと勘ぐってしまうそうです。ママ友が自分の価値を下げているように思えて、もっとしっかりして! とイライラしてしまうのでしょう。
ママ友だからもっと気楽でいいのに……
ママ友は子どもをベースにした友達なので、子どもの進学先が違えば、その後はママ友との付き合いがなくなることもあります。学生の頃からずっと付き合っているような気心がしれた友達とは違うので、もっと気楽に、フランクに付き合っていきたいと思わなくもありません。投稿者さんもそう考えるからこそ、ママ友が世話を焼いてくれたり、深く付き合おうとする姿勢が見えてしまうことで、「重い付き合い」と感じてしまっているのではないでしょうか。この気持ちには共感するママも少なくないようです。
確かに、ママ友だからそれほど深い付き合いはいらないよね
『わかるなー。私もそんな人は苦手。ガッツリ付き合いたくもないから、お返しが面倒だから物はいらないよと思う』
『そこまでではないけれど、似たようなママ友がいる。先回りして他の人が過ごしやすいようにしてくれる。みんなで遊びに行くときも、他の子のお菓子やジュースを持ってきてくれたり。私が些細な質問をすると、後からわざわざネットで調べて教えてくれたり。LINEの返信もすごく丁寧。ありがたいし嬉しいけれど、もっと気楽にしてくれていいのにとたまに思う』
ママ友付き合いで悩んだり、ため息をついたりするママは決して少なくないでしょう。「そこまでしなくてもいいのに」と思えてしまうくらいの細やかさ。一見するとありがたいようにも思えますが、逆に好感が持てないのは、その裏に何かしらの意図を感じるからなのかもしれません。例えば物をもらったとしても、お返しをしなければと思うとそれがプレッシャーや重荷になることもあります。「余計なことをしてくれた」という気持ちも多少なりあるのかもしれません。
ママ友が何かと面倒を見てくれるのはありがたいと思う反面、その必死な姿に「そこまでしてママ友とつながっていたいのか」という哀れみの気持ちが生まれるようです。これに関しては後編で見ていきましょう。
文・こもも 編集・Natsu
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