【後編】旦那さんに不倫されても離婚しない人がいる。それはお金や子どものため?それとも……?
旦那さんが不倫をしても離婚をしないのはなぜ? そんな問いかけにママたちが理由を教えてくれました。お金のため、子どものため、女の意地など理由はさまざまです。一度でも他の女性と……と考えると、二度と旦那さんを受け入れられないようにも思うのですが、結局は未練があるから離婚に踏み切れないのでは? そんな、鋭い指摘も挙がっています。
なんだかんだ言っても、やっぱり好きなんだよね?
『結局は好きだから、嫌いになれないから』
「不倫をされても旦那さんのことが好き」。裏切られ、今後の夫婦の在り方を冷静に見つめ直そうと自分に正直になったとき、旦那さんへの愛情に気づけることもあるのでしょう。実際、不倫をしても旦那さんから離婚を言い出してこなければ、「妻である自分を1番に考えているからではないか」、そんな風に思えるのかもしれません。
とはいえ不倫をした……。そんな矛盾さえも受け入れてしまうくらい、旦那さんのことを思っているママもいるのではないでしょうか。
未練ではない。復讐心しかない。
『離婚せず地獄に突き落とすため。まだ復讐はこれから』
『私は復讐心のみ。3年も騙されて、別れたいと言われても、あの2人を幸せにはさせない。どれだけ人の心を傷つけたか思い知らせる。自由になんてさせない。一生許さないよ』
未練なんてとんでもない、不倫を許したわけでもなく、ただただ旦那さんと不倫相手への憎悪のみ! という声もあります。もし離婚をすれば、旦那さんと不倫相手が結婚し幸せになってしまう、自分を苦しめた2人だけが幸せになるなんて絶対に嫌だというならば、離婚をしないのが一番かもしれません。
でもこの考えには、ちょっと違う意見も出ています。
離婚しなかったことで後悔したという声も……
『私も最初はそう思って、離婚しないことが最大の復讐と思っていたけれど、今は後悔している。あのとき離婚していればよかったと。憎しみ続けながら毎日一緒にいるのは本当に辛い。時間の無駄だし、もう一度人生やり直したいと毎日苦しいよ』
2人を憎いと思いながらも旦那さんと一緒に生活することは、ママにとって最善のことなのでしょうか。憎い憎いと思うくらいならば、いっそのこと離婚をして、ママ自身も本当に好きな人を見つけていくことの方が建設的かもしれません。
離婚をしない理由はさまざま。「もしも」と考えたときに気づくのは自分の本心!?
旦那さんの不倫がわかっても離婚に踏み切れない人たちは、「自分さえ我慢をすれば丸く収まる」と考えているということがわかりました。金銭的な不安や子供を傷つけないため、今の生活環境を壊せないという事情もありますよね。そのため、その先も旦那さんと生活する道を選ばざるをないケースが少なくないのです。
一方で、旦那さんが許せないからこそ、離婚をしないという意見もあります。不倫をした2人が幸せになるなんて絶対に認めないというわけです。
賛否両論あるでしょうけれど、もし筆者が同じ立場だったらこれと同じ感情になると思います。自分を差し置いて……という悔しくて、憎くてたまらない気持ちでいっぱいになってしまう気がします。でもこのような負の感情を持ってしまう根底にあるのは、信じていたはずの旦那さんに裏切られた切なさのような気がします……。
離婚しない理由は人それぞれですが、「自分だったらどう考える?」と自問したとき、心の奥にある本当の気持ちに気づけるかもしれませんね。皆さんは、旦那さんが不倫をしたら離婚をしますか? もししないなら、その理由は何ですか?
文・こもも 編集・blackcat イラスト・Ponko
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