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<不倫の愚痴で>【前編】独身の友だちに結婚生活を愚痴ったら「自分で選んだ旦那でしょ」と言われた

「若くして結婚・子育てをしたから独身の友達が羨ましい!」画像2
どんなに仲がいい友だち同士でも、ライフスタイルの変化によってお互いの考えにズレが生じることもあるでしょう。進学や就職、結婚や出産……人生でのいろいろなイベントを重ねていくことで、少しずつ意識が変わっていくのは自然な流れではないでしょうか。今回の投稿者さんは、独身の友だちに思わぬことを言われカチンときてしまったようです。

『独身の友だちに結婚生活の愚痴を言っていたら、「まぁ、自分で選んだ旦那だよね」と言われた。旦那に対してムカついたこととか、喧嘩して離婚しかけたこと、不倫されてつらかった過去を話していたらそう言われたんだけれど、「旦那すらいないお前に言われたくないわ」と思って冷めた。独身の人って、夫婦のこととか子育てのことをばかにする傾向があるのはなんでなの?』

独身の友だちに旦那さんの愚痴をこぼしていたところ、「自分で選んだ旦那でしょう」との言葉をかけられ、ムッとしてしまった投稿者さん。「自分は結婚すらしていないくせに」と強い批判の言葉が出るほど、頭に血がのぼってしまったようですね。

わざわざひどいことを言う人って……独身既婚問わずいるよね

『「自分で選んだ旦那」って正論かもしれないけれど、「愚痴るな!」と拒否されているみたいで嫌な気持ちになるね。愚痴ると説教してくる人って、自分に余裕がないのかもしれないね』

『「なんで離婚しないの?」と簡単に安直なことを言う人もいるよね。既婚者でもいる。友だちの悩みなんて、しょせんは他人事』

『独身既婚問わずそういう人はいるよね。そういう人って、不幸せな人が多いよ』

「自分で選んだんでしょ」との言葉を受けて、その友だちは毒舌とのコメントが寄せられました。愚痴をこぼしたいだけなのに、相手から正論を言われたり諭されたりして余計に疲れてしまった……という経験、みなさんにもあるのではないでしょうか。相手は良かれと思って正しいことを言ってくれているのでしょう。しかしただただ愚痴を聞いてほしいだけのときもありますよね。今回はお互いの気持ちがかみ合わなかったのかもしれませんが、釈然としない気持ちになってしまいそうです。

正論は追い打ちになることもある

『正論だけれど、いちばん堪えるから言わないでほしい気持ちはわかる』

『私だったら、それを既婚の友だちに言われても嫌な気持ちになる。そんな当たり前のことをわざわざ言わなくてもわかっている上で、友だちだからこぼしたいことや愚痴りたいことってあるから』

『サラッと毒を吐くタイプの友人だね。そりゃそうなんだけれどさ。普通ならそう思っても言わないけれどね。言われた相手が嫌な思いをするだけじゃん』

『自分で自分にはそう言っている。「こんな旦那を選んだのは私だよ。じゃあ捨てるかどうかも私次第だな」と思っている。だけど相手が独身、既婚を問わず、人に指摘されたら腹が立つのはわかるよ』

「愚痴っている投稿者さんにわざわざ追い打ちをかけなくても……」とのコメントも集まりました。友だちが言う「自分が選んだ旦那さんでしょう」というのは、なるほど正論でしょう。しかし大人同士の世界では、正しいことが必ずしも正しいとは限りません。正論を告げることで相手を深く傷つけてしまうケースもあるのではないでしょうか。もう少しオブラートに包んで「旦那さんにもいいところはあるから結婚したんでしょう?」などと言われたら、投稿者さんもそこまで傷つかずに済んだのかもしれませんね。

いやいや、よその旦那の愚痴は聞きたくないでしょ

『もちろんわざわざ傷つけるようなことを言う相手が悪いと思う。でもよそのお宅の旦那さんの愚痴なんて聞かされてもまったく楽しくないから、相手の気持ちもちょっとわかるかも。一応「それは酷いね」くらいは言うけれど。正直なところ会ったこともない人の悪口を言われても興味も湧かないし、顔見知りだとしてもそれはそれで知人の悪口って聞いていて罪悪感が湧いちゃうし、不快な気持ちになる。相手がどう言う意図でそんなことを言ったのかはわからないけれど、あまり楽しい話題じゃなかったのかもね』

『逆に考えてみたら? その独身の人に仕事での愚痴や職場での人間関係、恋人が二股をかけていて捨てられた……とか、投稿者さんの知らない世界のことを延々と話されたらどう? 最初は「大変だね」と聞いていても、何度も何度もしつこく聞かされたら「まぁ自分で選んだこと(職場や彼氏)だよね」って言うんじゃない?』

「わざと傷つけるような言い方をするのは相手も悪い」と前置きしながらも、「相手も思わず言ってしまったのでは?」と推測するママたちも。共通の知人の話題ならいざ知らず、自分がまったくわからない世界の話を延々とされると退屈に感じてしまうこともありますよね。投稿者さんのお友だちも、つい本音がこぼれてしまったのかもしれません。

今回のように状況やライフスタイルが違う場合には、愚痴自体を控えた方がよさそうです。
後編へ続く。

文・motte 編集・荻野実紀子 イラスト・マメ美

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