<女性軽視?>「長男の嫁だから」と義父の介護を押し付ける旦那とそのきょうだい【後編】【まんが】
前回からの続き。義父の介護を親戚中に押しつけられそうになっていて、参っています……。”介護をするのは長男の嫁の義務”と言わんばかりの旦那に私は追い詰められてしまいます。
旦那のために協力してやっていましたが、旦那が逃げてからは自分が主体になることは避けました。話がまとまらなかった場合、責任を負わされそうだからです。旦那に何を言われても「知らない、忙しいから」で話に応じないようにしました。
「離婚だ!」 この言葉に私も焦って真剣になるだろうとの腹づもりだったと思いますが―― 。きょうだい全員を説得させるよりも離婚で私を脅して従わせる作戦を選んだ旦那に心から失望しました。
でも、離婚もいいかもしれない。介護はしなくていいし、これからかかる介護費用も負担しなくていい、子どもは私についてくるだろうし、もう高校進学のお金は確保してあるので大学費用だけなんとか捻出すれば生活できる。 覚悟を決めた私は冷静に言いました。
私「分かりました。離婚しましょう」
旦那はかなり焦った様子です。
旦那「で、でもお前が介護拒否のせいでの離婚だ。慰謝料は払ってもらうからな!」
私「親の介護は実子の義務でしょ。弁護士を通して……」
旦那「ちょ、ちょっと待ってくれ。離婚は言葉のあやで……」
私「離婚しようがしまいが、私は介護はできません! けれどもあなたの親だからローテーションを組んでみんなで協力しようと妥協案を出しているの。離婚したいのならどうぞご自由に!」
しかし結局、義父のお見舞いにいったときに……。
よくよく義父に話を聞いてみると「子どもたちの世話になるくらいなら施設に入りたい」とのことでした。旦那がみんなを説得してお金を出し合って施設に行くことになりました。
今回は義父のおかげで解決しましたが、いままで優しかった旦那が見せた一面に困惑せざるを得ません。それになぜ当事者の義父の思いを聞かずみんなでモメてしまったんだろう? とも思います。
その事態に直面する前に親の思いを聞いて、親族同士でも話し合っておくべきだったなと後悔したのでした――。
旦那や親戚たちへの複雑な感情はすぐに拭い去れそうにありません……。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・Ponko
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