旦那に魚の骨を取ってもらっていたら義母に怒られた!注意されるようなことなの?
義実家に招かれたときには、手料理をごちそうになることもありますね。ときには自分があまり食べ慣れないメニューも出てくるかもしれません。あるママはお義母さんから魚料理を出される機会があったそう。細かい骨を取る必要があったため、旦那さんにお願いして取ってもらっていました。すると……。
『義実家で魚の骨を旦那に取ってもらっていたら、義母に「何やらせてるの!」と言われました。皆さんの旦那さんも骨を取ってくれますか?』
もし魚の扱いが苦手な自分が骨を取れば、食べられるはずの身がぐちゃぐちゃになってしまうことも。上手な人にお願いすれば、きれいに取れてムダにならないはず……。これってお義母さんに注意されるようなことなの? と、ママは疑問に思ったのかもしれません。あなたは旦那さんに魚の骨を取ってもらうことはありますか?
わが家の骨取り名人は旦那です!
普段から旦那さんに骨を取ってもらっているママは他にもいるよう。魚のほか海老や蟹など身を出す必要がある食べ物などは、ときに面倒だと感じるものですよね。細かい作業が得意な人が家族みんなの分をやってあげているというご家庭もあるようです。
『うちの旦那も取ってくれる。サンマの骨を取らせたら右に出るものはいないわ』
『うちも取ってくれるよ! 海老の殻もむいてくれるし蟹もやってくれる』
『私も旦那が取ってくれるよー。私が下手だから。私が取りきれてなかったところを「もったいない!」って言って食べたりもする』
『私も子どもたちも面倒だから旦那にとってもらう。細かい作業は旦那の方が得意だし。蟹ももちろん旦那から中身を出してもらうよ』
『うちは蟹をむいてくれたりします。上手なのと、私は食べやすいところだけ少し食べたら満足なので。食べないでいると食べにくいところを、取り出してお皿にのせてくれます。旦那は蟹好きなので、たくさん食べてくれて良いんですけどね』
『うちは旦那のやつを私がとってる(笑)。サンマとか太刀魚は食べにくそうにするから』
さすがに義実家ですべきではなかったかも?
自宅で旦那さんに骨を取ってもらうのは、仲の良い夫婦ならではの微笑ましいシーンとも感じられるでしょう。ただ食事のマナーを考えると、よその家ではやめた方が良かったのでは? との意見も。もしお義母さんが「いい歳をして人前で骨を取ってもらうなんて恥ずかしい」と思うタイプだったなら、たとえ上手くできなくても自分で対処する方が良かったかもしれませんね。
『義理の実家では猫をかぶって家よりは自分で頑張ります』
『うちも取ってくれるけど、さすがに義父母の前じゃやらない』
『大人なら自分で取ろうよ。子どものを取ってあげるのはいいけどさ』
『自分の息子がお嫁さんの魚の骨取ってたらどう?』
『家では勝手だけど、人前ではしない。娘がそんなこと私の前でしてたら叱るよ』
『私ができなければ快くしてくれるだろうけど、いい歳してそれをするのは子どもが見てるからキツいかな』
なかには骨を取ってくれる優しいお義母さんも……!
旦那さんに骨を取ってもらっていたところ、お義母さんに「何やらせてるの!」と注意されてしまったママ。しかし話はそれで終わりません。ママはそれならば、と残りをお義母さんに取ってもらおうとしたそうです。
『なので残りを義母に「じゃあお願いします」と渡したら、言語にならない何かを叫んでいた。怖かったです』
注意したお義母さんは、きっと相手が「すみませんでした」と謝って反省するような流れを想像していたのでしょう。まさかのママの予想外の返しにビックリしすぎて言葉にならず、悲鳴のような声をあげてしまったのかもしれませんね。ただ世の中には、お嫁さんの食べる魚の骨を取ってくれる優しいお義母さんもいるようです。
『義実家に行ったときは義母が取ってくれます。嫁いだときすぐに言いました「魚、骨取れないし、上手に食べられないんです」って。最初が肝心』
『旦那も義母も私が困っているから取ってくれるよ』
家族のなかには魚の扱いが苦手な人もいれば、骨を取るような細かい作業が好きだという人もいるでしょう。夫婦や親子がそれぞれの不得意なことをフォローしあうのは、ごく自然なことだと感じる人もいるようですね。
『うちの母も魚触るの嫌いで、食べるのも下手。「きゃー魚がこっち向いてる!」とか言うタイプ。だから逆に私は小さい頃からひとりで魚が上手に食べられるようになったし、母に代わってサンマの処理もしてあげてたよ。子どもはそれなりに育つから大丈夫だよ』
旦那さんに魚の骨を取ってもらったり、蟹や海老の殻をむいてもらったりするママは特に珍しくはないよう。ただ義実家に訪問したときに頼むのはマナー違反、大人として恥ずかしいことだと取られる場合もあるようですね。質問したママもさすがに、ビックリしすぎて叫んだお義母さんの前でもう二度と同じことはしないでしょう。今回はお義母さんが注意してくれたおかげで勉強になったと前向きに捉えてみてはいかがでしょうか。
文・井伊テレ子 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko