<義母が無知なだけ>4歳の娘にかけ算ドリル!孫の進路に口を出しトラブルに【後編】【まんが】
前回からの続き。学歴にやたら執着がある義母。わが家のまだ4歳の娘にかけ算ドリルを送ってきて教育方針を押し付けるので困っています。
さらに最近は義姉の子どもたち(義母にとっては孫)と、ちょっとしたトラブルを起こしました。
夫には年の離れた姉がいて、子どもが2人。有名大学に通う長男と、工業系の専門学校に通う次男がいます。
このたび、長男が就職活動をして内定を勝ち取ったのですが、その内定先に、義母が口を挟みはじめたというのです……。
「お願い、仲裁して」と義姉に頼まれた夫は、ひとり実家に向かいました。
数日後、話を聞いたところによると……。
夫は「会社が有名かそうでないかは、関係ない。働くのは母さんじゃない、亮くんだろ。ずっとやりたいと思っていた仕事に就けたんだから、喜んで応援すべきじゃないか?」と進言したようです。
しかし頭が固い義母は譲らず。「就職浪人して有名な大企業を受け直しなさい」の一点張り。そこで義姉が義母の意見を突っぱねれば、話はすぐに解決したのですが……。
義母と仲良し母娘である義姉は、義母の意見を優先して「内定辞退したら?」と言ってしまったのです。
夫からその話を聞いた私は……。
……それから数年後。
内定を蹴って就職浪人をしてまで有名企業を目指した長男でしたが「やっぱり好きなことをしたい!」と言って家を飛び出し、東京の小さなベンチャー企業に中途入社したそうです。
私は「すごい行動力! 頑張ってほしいな……!」と素直に感動したのですが、義母は心底がっかりしたよう。「あの子が一番、孫の中で優秀だったのに……有名な会社に入って、安定した人生を送って欲しかったのに……」とブツブツつぶやいているそうです。
一方、次男のほうは「自分の好きな機械いじりを極めたい」と言って専門学校に進学しました。有名大学に入った長男と違って、あまり義母のお気に入りではなかったのですが、このたび専門学校の推薦を受けて、大手機械メーカーの正社員の内定が決まりました。
皮肉にも、義母の理想通りの人生を送ってこなかった次男の方が、義母の理想のゴールにたどり着いたというわけです。義母は驚いて今さらながら次男をちやほやし始めましたが、冷ややかな視線を向けられているそうです。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・きたがわなつみ
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