幼い子どもがいるのに家を建てるのってアリ?汚されることは気にならないの?
人生のうちで高額な買い物に入るであろう住宅の購入。せっかく買ったならばできるだけ長く、そしてきれいな状態で保ちたいですよね。しかし家がどんな状態で保てるのかは、暮らす子どもの年齢によっても違ってきます。幼い子どもがいると、家を汚されてしまうことも。そのためこんな考えのママもいるようです。
『3歳以下の子がいるのに家を建てる人は、家を汚されても平気なの? 私ならもう少し大きくなってからがいいなと思う。おもらし、落書き、壁破りなどがあるのに』
3歳に満たないくらい幼い子どもは、おもらしや壁へのいたずら書きなどで、家の中を汚してしまう可能性がありますよね。「せっかくの新しい家なのに……」と思うと、残念な気持ちになりますし、ストレスにもなるでしょう。そのため子どもの成長にあわせて家を建てる家庭もあります。しかし子どもが幼いうちに家を建てたとしても、メリットだってあります。ママスタコミュニティのママたちが、そのメリットを実体験をもとに教えてくれました。
子どもが幼いうちに家を建てたメリットは?
自分の家だからこそ、色々と気にしなくてよくなった
『平気。むしろ音とかキズを気にしたくないから引っ越した』
『気にしたのは最初だけだった。思い切り遊べるし、建ててよかった』
『家を建てるメリットは、子どもたちが自由に遊べることだと思っている。だから平気だよー』
自分たちの所有でない家だと、子どもの遊び方に制限をかけることがあります。室内を汚してしまうことを心配したり、子どもを遊ばせる音や振動に気を遣うためです。そんな場合に自分の家ならば、多少の落書きは笑って許せるところも。同じく音なども気にすることが減るでしょう。自分たちの家をもつということは、自分たちの負担を減らすことにもなるのかもしれませんね。
いずれ家を建てるなら、早めの方が家賃分をローンの支払いにあてられる
『賃貸のお家賃がもったいないので、早く建ててよかったよ』
賃貸住宅を借りている場合、毎月のように家賃がかかります。また毎月支払い続けながらも、その家は自分のものにならないですよね。そんなときはいっそのこと家を買って、家賃分を住宅ローンの支払いにあてた方がいいとも考えられます。毎月の返済額や税金などの支出分を考える必要はありますが、今までの家賃と同じくらいの金額にすることで、月々の負担も調節できそうです。
子どもが成長してから家を建てたメリットは?
『友人は子どもが中学のときに、すごくお洒落な家を建てた。まだ1歳がいる我が家では絶対無理な内装で(安全面も)、大きくなってから建てるのもありだと思う』
子どもが小中学生になれば、落書きや騒音の心配は減るでしょう。また子どもの成長とともに、身のまわりの危険なものも減っていくので、安全面よりデザイン性を重視できるメリットも。筆者の知人でちょっと変わった家を建てた人がいるのですが、その家は土地の広さの関係で階段が多く、上に細長い家でした。そのような家は階段からの落下が少し心配ですよね。実際その知人も、子どもがある程度育った小学校に入ってから建て始めていました。
実際のところ、幼い子は壁を汚す?どう対策した?
『女の子だからかもしれないけど、壁に落書きとか傷をつけたりはなかった。おもらしもフローリングだったから拭くだけで大丈夫だった』
『落書き、壁破りはする子の方が少ない。おもらしはトイレトレーニングの少しの間だけだし』
ママさんが気にしていた「おもらし・落書き・壁破り」。コメントを見る限りですが、落書きや壁破りをする子は少数派のようです。おそらく普段からママが子どもに注意をしたり、行動を見ているのでしょう。とはいえ必ずしも汚さないとは言いきれません。そんなときはどうすればいいのでしょうか。
『落書きをしても消せるペンとか壁紙とか、そういう対処はできるんじゃない?』
『多少フローリングに傷はあるけれど、子どもがある程度大きくなったらリフォームするつもりだから気にしてない』
子どもの落書き対策として、落書きしても消せるペンを使わせたり、落書きが落としやすい特殊な壁紙にしておく提案がありました。また床の傷などはリフォームもできますし、カーペットでも防ぐことができるでしょう。筆者の場合には、壁に大きなホワイトボードを取り付けて、子どもに「ここならいくらでも書いていいよ」と伝えていました。子どもが幼いうちの落書きは、禁止するよりも許せる場所を作ってあげる。そうした方が子どもも喜ぶと思いますよ。
避けたかったはずの「子どもの汚れ」が家族の「思い出」になることも
『子どもが乗るおもちゃで床は傷だらけ。でも思い出!』
『我が子の付けた傷や汚れも思い出だわ』
幼い子どもがいると心配になる傷や汚れ。新築であれば、その傷や汚れはショックなことでしょう。しかし考え方を変えれば、「思い出」にすることもできます。筆者の家の玄関の壁には、当時4歳の息子が描いた魚の絵があります。それを見たときはすぐに消そうと思ったのですが、翌年5歳になったわが子には同じ絵は描けないだろうと思い、結局そのままにしました。そのため14年近くたった今でもその絵は残っています。また筆者の実家の柱には、筆者の父が孫たちの身長を残した印があります。その印を見ると子どもたちの身長が年々高くなっていったのがわかり、それが父にとっても大切な思い出だったことも分かります。このように子どもがつけた「ただの傷」を「思い出」と考えることで、ママのイライラやショックも少しは和らぐのではないでしょうか。
文・こもも 編集・古川純奈 イラスト・Ponko
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