子どもの発想はすごい!ねんど遊びにハマった3歳息子。意外な才能を発揮する!?
最近、息子(3歳)がねんどで遊ぶことが多くなりました。わが家で使っていたのはお米が原料の色付きのねんど。ねんどをつぶしてみたりちぎってみたり感触を楽しむところから始まって、薄く伸ばしたり、型抜きをしたりと少しずつ幅を広げて遊べるようになってきました。
造形遊びをさせてみようと、私は立体的にねんどで作品を作って見せました。 もともとブロック遊びなどもの作りが好きな息子。きっとねんどでもいろいろな作品を作って楽しんでくれるんじゃないかな? そう思っていたのですが……。
ある日のことでした。 私が仕事をしている横で息子がねんど遊びをしていたときに「ママ! これを見て」と息子が作品を見せてきました。
私はそれに驚くことに……!
「たまごできたんだよ!」
息子がそう言って披露したのは、球体を粘土板できれいにカットしたものでした。 しかも、周りにはちゃんと白色のねんどを使い、中には黄色の黄身のようなねんどを器用に使い分けていたのです! 半分に切ったときに見事にも半熟なゆで卵のような見た目になっていました。
「え!? すごい!! メチャクチャ上手!!」
私は、卵の色合いの絶妙さと自分では考えもしてなかった楽しみ方を息子に示されて、とても感動してしまいました。
そんな私の様子に息子はうれしくなったのか、次は「トマト!」といって見せてきます。
そちらにもビックリ!! 親バカかもしれませんが……そのトマトもやはり球体をくし形にカットした本物と見まがうもの。色はただの赤ではなく、ほんの少しだけ黄色を混ぜ込んでこれまた絶妙な色合いを表現していたのです。
このような作り方は教えていませんでした。
私の仕事中、待たせている間にどうやらひとりで試行錯誤して行き着いた息子なりのカラーねんどの楽しみ方だったようです。
ひとりにさせて申し訳ないという罪悪感もあったのですが、いちいち教えなくともひとりで遊び方を考えだし有意義な時間を過ごしてくれていました。ありがたいことです。
これからも息子の作る作品を楽しみにしたいと思います。またきっと私が想像もしないような自由な発想を見せてくれることでしょう。