<意外な発見>息子家族に大量のご飯を作るのに疲れた。家計もきつい……【後編】【まんが】
前回からの続き。息子家族が頻繁にやって来ては、遠慮なくご飯を食べていく。私は疲れてしまい、同僚に相談することにしました。
正直、孫は可愛いけれど、“目に入れても痛くはない”というほどの気持ちはなく、他人の子どもに対する“赤ちゃん可愛いな~”と同じくらい。
だから、嫁が「孫をもう会わせない」と言っても「残念だけれどそれならいいわ」と思います。
嫁に意地悪をしたいとは思わないけれど、息子に対しても「あなたの家庭はそっちでしょう。こっちはもう2人家族でやってるんだから。たまに近況を教えてくれればいい」という気持ちです。
私が物思いにふけっていると同僚がこんなことを言ってくれました。
私はその思ってもみなかった考えを知り驚きました。
同僚のお嫁さんもはじめはキッチンに入ってこなかったそう。後で聞いたら「ひとの家のキッチンにお邪魔していいかわからなかった」と。
「それからは仲良く2人で台所仕事やってるわ」という同僚のエピソードを感心して聞きながら、そういえば私は嫁の考えや気持ちを聞いていなかったと思い当たりました。
買い出しが大変で負担だったので、息子に買い物に行って買ってきてほしいものをLINEしました。そして嫁には――
たったそれだけの言葉でよかったのです。嫁はとっても嬉しそうに手伝ってくれました。私もキッチンに女2人が並んで料理をすることに喜びを感じました。
しかも息子は買い出しにかかったお金を自分で出すといったのです。
「そりゃ俺たちがほとんど食べてるんだからさ!」なんて言って……。
そんな様子を見ていると、自分のうちでも2人ともしっかりやっているんだなと伝わってきました。
きちんと伝えず勝手にイライラして申し訳ないと思いました。今後、買い出しや手伝いが面倒になれば、息子家族が家に来る回数は減るのかもしれません。それはそれで私の心にもきっと余裕ができると思うのです。
これからも毎週来てくれるのなら、このスタイルで無理なくわが家はやっていこうと思います。肩の力が急に抜けてすごく気が楽になりました。嫁と並んで2人で洗い物をしながら、主人と息子が孫と遊ぶ姿を見て自然と笑みがこぼれました――。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・Ponko
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