親心発動!?登下校するわが子を、つい窓から見てしまうママたち
わが子が大人と離れ、自分ひとりだけで出かけるとき。その多くは小学校入学のタイミングだったのではないでしょうか? 当初は心配でたまらなかったママも、しばらくすれば落ち着いてくるのかもしれません。とはいえやっぱり、なんだか、どうしても、気になってしまうのがわが子なのです。
わが子が登下校する様子を「つい見ちゃう」というトピックが、ママスタコミュニティにありました。「こんなことをしているのは自分くらい」と考えていたかもしれない投稿者さんでしたが「私も同じ」という告白が続々と集まってきました。
小学生どころから中高生、社会人まで。わが子はいつまでもかわいい
『うちの子もう小学2年生なのに、登校時や下校時間になると歩いて帰ってくる様子を窓から見ちゃいます。何年生までやるんだろうか、私』
それほど意識したことがなかったにしても、気づけば自分も同じことをしているというママは多いのでは? 投稿を読んだママたちからも共感が続々と寄せられました。
『小学4年生だけど、まだやっている! 今しか見られないからね。「見ておけばよかった」って後悔するよりいいじゃん。友達と歩いている姿を見るのが好き』
『小学1年生、3年生、5年生、気がつけば全員毎日見てしまう。それぞれ下校時間がバラバラでも。朝は時々ダンナのことも玄関まで見送っているよ。朝夕忙しい(笑)』
『中学3年生でも見るよ。家ではふてくされているけど、友達といるときは楽しそう』
『大学生でも「いってらっしゃい!」って見送ってから、なんとなく見ちゃうよ。うちの両親も私が帰るときは、姿が見えなくなるまで見ている。親ってそんなものなのかもね』
小学生どころか中高生に大学生、さらに社会人……。コメントをくれた中では「32歳の息子を窓から見ている」が、最高年齢でした! ママたちの親心が無意識に発動されるのが、わが子の行き帰り時間なのかもしれません。
「心配」を通り過ぎたあとに待つ理由が、「かわいい」「幸せ」
どうしてわが子を見てしまうのか? 理由も添えてくれたママたちもいたので、ご紹介しましょう。
心配だから
『低学年のころに友達とトラブルみたいなことがあって、心配だから見ていた。5年生になってやっと安心して、見ることがなくなったよ』
『私が高校生のころはバス通学で、家の前がそのバス通り。父親は私が帰宅するバスの時間に合わせて、ビール片手に窓から見ていた。いつものバスに乗っていないと母親から「お父さんが〇〇(私)がバスに乗っていないと言っています」とメールが来る(笑)。今の私は心配だからじゃなく、友達と帰っている様子が見たくて窓から見ちゃう』
『うちも小学2年生。大雨だったからレインコートを着せて傘も持たせたのに、傘をささずに歩き出したことも。窓から「どうしてささないの?」と聞いたら、「レインコートを着ているから」だって。窓から見ていてよかったよ』
理由として一番多いのは「心配だから」かもしれません。とくに小学校低学年のころは、やはり何かと心配がつきまといますよね。
かわいいから
『朝は一緒に外まで出て、角を曲がるまで見ているよ。3回くらい振り返って手を振ってくるのがかわいい。小学3年生』
『帰って来るときに目が合うと、遠くから手をぶんぶん振ってくれるのとか、かわいいよね。男の子だと、そっと手を上げたりさ(笑)。うちはもうみんな大きくなっちゃったから、うらやましい』
ただ歩いているだけでも、かわいいわが子。手を振ってくれたりなどしたら、もうかわいさマックスです。
幸せだから
『小学2年生。下校時はあまり見ないけど、登校時は見えなくなるまでお見送りしているよ。うれしそうに手を振ってくれる姿に、朝から幸せな気持ちになる。男の子だから「やめて」って言われたら、やめようかな』
『見ちゃうね。心配だからではなく、友達とワイワイ過ごしている姿を見るとほのぼのする』
『私も見る。お友達が笑顔でうちの子と話しているのを見ると、「うちの子といて楽しいんだ!」とうれしくなる』
家にいるときとはまた違うわが子の表情を見られるのが、いいんですよね! お友達と楽しそうにしていると、「よかったな」と安心もできそうです。
観察したいから
『中学2年生男子だけど、小学生のころより今のほうが見ちゃうかも! 思春期で、なかなか自分から話をしてくれなくなってきたから。自転車の漕ぎ方と表情で、いろいろ察している(笑)』
歩く姿が元気そうか? 背中が丸まっていないか? などなど、家での口数が減ってくる年ごろの子を、チェックする機会でもあるようです。
いつまで見守る?ママたちのあふれる親心
小学生くらいまでは、堂々と”見る”ママたちもいるようです。
『小学3年生。バス通学なんだけど帰宅時間は窓から見ていたり、「庭で待っていようかな」と思いながらどんどん歩いちゃって道で会うとか(笑)。朝はバス停まで見送って「ちゃんと水分取りなよ?」「手洗いもするんだよ!」とか、”何歳なんだよ?”みたいな声かけを毎日しちゃう』
『私も小学3年生の息子を毎朝エレベーターまで見送り、そのあとは上に行って見える限りまで道路を見ている。振り返って何回もバイバイしてくれるのがうれしいから、やめられない。ダンナにはしないのに(笑)』
親にとって子どもはいつまでも見守りたい存在なのかもしれません。子どもが「心配」しなくてはいけない年齢を過ぎても「見守りたい」気持ちが勝ってしまうのですね。
子どもから「恥ずかしいからやめて」と言われてしまったら?
ついついやってしまう行動ですが、まわりから、さらには本人からストップがかかる場合も!
『朝、家からすぐの信号のない横断歩道まで見送っていたら夫に「いつまで見送る気なの? もう(小学)3年生だよ」って言われてヘコんでいた。でもこのトピック見たらみんな同じみたいで、よかった。車が止まってくれないことが多くて「危ないから」って言っても、わかってくれない』
『小学4年生息子と小学3年生娘。予定より少しでも帰りが遅いと心配で、通学路を何回も見ちゃう。先日ついに息子に「友達と一緒のときは、恥ずかしいからやめて」と言われて寂しくなっていたところ……』
もしも自分が子ども側だとしたら、恥ずかしいと感じる気持ちも理解できそうです。でも、でも、ママの「見たい」思いはどうにも抑えられないのです。
『うちの子小学6年生だけど、窓から見ているよ。レース越しだから娘は知らないだろうけど』
わが子がどうこう以前に、これはもうママ自身の気持ちの問題かもしれません。レースのカーテン越しから、ブラインド越しから、2階3階の小窓から。こっそり見ているママも、実は少なくないのかも? 「もういいか」と気が済むその日まで、ママたちの”スパイ行動”は続きそうです。
文・鈴木麻子 編集・しのむ
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