ベビーカーでエレベーターに乗っていたら文句を言われた!みんなはこんなときどうする?
他人に心無いことを言われ、悲しい思いをした経験のある人はいますか? 言った側にもいろいろな事情があったにせよ、その日はなんとなく気分の悪い1日となってしまいますね。今日はエレベーターで嫌な思いをしたと、あるママさんが話してくれました。
『今日子連れでエレベーターに乗った。乗る直前に子どもがぐずったから、片手で子どもを抱っこして片手でベビーカーを抑えていた。そうしたら途中の階で年配のおばさんが乗ってきた。おばさんは目的の階に着くと「こんな狭いエレベーターにベビーカーで乗らないで欲しいわね」なんて言いながらベビーカーにぶつかりつつ、我先にと降りていった。一緒に乗っていた若いお兄さんは仕事中で急いでいる風だったけれど「どうぞ」ってドアを開けてくれた』
年配の女性にベビーカーのせいで狭いエレベーター内がさらに狭くなったと文句を言われた投稿者さん。ぐずる子どもを抱え、文句まで言われてはきっと悲しい気持ちになったことでしょう。それぞれに思うところがあるとしても、このような場合はどちらかが何か配慮すべきだったのでしょうか?
同じくベビーカーでエレベーターに乗り、嫌な思いをしたママたち
投稿者さんだけでなく、ベビーカーでエレベーターに乗って嫌な思いをしたママたちは意外にも多くいるようです。
『百貨店のエレベーターで変なおじさんに絡まれたことあるよ。エレベーターの「閉」を連打で押され、ベビーカーが人にぶつからないように私が気を付けていたら「おっせーな、早く乗れやー」と言ってきた。おじさんが降りるとき、早く降りようとして扉にぶつかったのに「てめー、わざとぶつけたな!」だって。なんか笑ってしまった』
『似たような経験したことある! 平日の午後、空いている時間帯に縦型双子ベビーカーでエレベーターに列んでいたらおばあちゃんに「こんな邪魔なものを持って地下鉄に乗るな!」って怒鳴られ、しかも順番も抜かされた。横型だと邪魔になるからあえて縦型で出かけたのに……。もう2度とベビーカーで公共交通機関は利用しないと誓って、本当にもう2度と利用しなかった』
短時間のお出かけならまだしも、ママが1日中抱っこをして移動するのにはちょっと無理がありますね。子どもが小さいと荷物が多くなりがちですが、ベビーカーは荷物置き場としても役立ってくれます。そして子どもが乗ったままのベビーカーはエスカレーターには乗れませんし、階段を使うのは大変です。ですから自然とエレベーターを使うことになるでしょう。それなのにエレベーターに乗るなと批判されてしまったら、ママたちは一体どうしたらいいのでしょうか。
そもそもベビーカーって優先されるのでは?
「そもそもエレベーターはベビーカー優先の所が多いのでは?」というコメントも寄せられました。
『エレベーターってそもそもベビーカーとか高齢者が優先じゃないの? 文句を言う人は階段を登れよって思う』
『エレベーターは妊婦さん、ベビーカー、高齢者が優先で、それ以外の人は階段なりエスカレーターなりに乗ればいい。イラッとするなら一緒に乗らなきゃ良くない? ベビーカーはエスカレーターのご使用はご遠慮くださいって放送されているよね』
『もう、悪意しかないね。いるよ、文句言いたいだけの人』
ベビーカーでエレベーターに乗ることは、何ら問題はありません。公共交通機関やデパートなどのエレベーターにははっきりと“優先”と書かれたものも多くあります。しかし“優先”されているはずのベビーカーに文句を言ってきた年配の女性は、虫の居所が悪く、ただ単に文句が言いたかっただけなのでしょうか?
思いやりを求める前に自分から配慮し、相手を思いやる気持ちを示そう
投稿を見たママたちからは「思いやりを求める前に、自分も思いやりの心を持った方がよい」との意見も。
『抱っこしたならベビーカーは畳めばよかったんじゃないの? 他人を批判する前に、自分から配慮する方が先』
『抱っこしているのならベビーカーは畳もうよ。私もA型ベビーカーを使っているけれど、抱っこしているときは畳むよ』
『後から人が乗ってくるのなら、端によるフリだけでもしたらそこまでは言われないよ。お互い思いやりだね』
おそらくその年配の女性が文句を言ってきたのは、エレベーターに乗るときにベビーカーが邪魔で乗りにくかったと感じたからでしょう。一緒に乗る人たちのことも考え、ベビーカーを畳んだり端に寄せたりと投稿者さんが少しでも配慮していることを示すこともできたのではないでしょうか。
『妊娠中にバスで立っていたらヨボヨボのおじいさんに席を譲られたから「いやいや! おじいさんが座ってください! 危ない!」って言ったらおじいさんも「妊婦さんも危ないから座って!」と譲り合いに。結局他の席にいたお姉さんが席を譲ってくれたことがある(笑)』
「ベビーカーが大きくてすみません」、「いえいえ、ママも荷物がたくさんあって大変そうね」。お互いを思いやる気持ちを持つことができたら今回のような悲しい出来事は少なくなるでしょう。そのためには相手からの思いやりを期待する前に、自分から配慮し、相手を思いやる気持ちを見せることも大切なのではないでしょうか。
文・物江窓香 編集・清見朱里 イラスト・Ponko
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