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【後編】実は私、親子の幽霊と一緒にアパートに住んでいました

あの子、悪い男から逃げられてほんとうによかった……
『親子の幽霊と一緒に住んでいました(後半)130年前、私は赤子の娘と共に、自ら一生を終える選択をしました。理由は夫の暴力でした。あれから30年の月日が経ちましたが、理不尽な暴力に耐えようとする女性は後を絶ちません。そしてまた30年前の私のような女性がひとり……。

『親子の幽霊と一緒に住んでいました(前半)2
いい『親子の幽霊と一緒に住んでいました(後半)3彼女に気づいてもらうために、さまざまな手を尽くしました。すべては「私と同じ運命をたどってほしくない!」ただそれだけのため。

『親子の幽霊と一緒に住んでいました(後半)4

私は「昔の私のような女の人たち」を助けたいと思っています。みんなの幸せを願って。これからも、ここに来る弱い人たちを守っていこう。そう決めているのです。

※この作品は事実を元にしていますが、完全なノンフィクションではありません。

文、イラスト・善哉あん

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