いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

life

どう見ても親が手伝ったとわかる子どもの作品!コンクールで受賞をしても喜べない理由……

pixta_56892345_M
子どもの作品が出展されているコンクールなどに行くと、「本当に子どもの作品なの?」と思うくらい出来のいい作品を目にすることはありませんか?。子どもに才能や実力があるのかもしれませんが、一方で大人が手伝っている可能性も否定できないような……。にもかかわらずそういった作品が賞を取ることがあり、なんだか納得できないことってありませんか? あるママさんが、ママたちの意見交換の場であるママスタコミュニティにこんな投稿をしてくれました。

『自治体のコンクールで絵などが展示されたりするけれど、明らかに親の手が入って年相応ではない作品と思うものもあるよね。そういった作品が最優秀賞とか金賞になっていると何となく理不尽だなと思ってしまう。自分の力で作っている子が可哀想だなと思ってしまう』

コンクールの入賞作品の中に時折、出品している子どもの年齢のわりには上手すぎると感じる作品が混じっているのでしょう。ママさんはこれは大人が手伝っているのでは……と疑ってしまい、自力で作品を作っている子どもたちの気持ちを考えるとやるせなくなってしまうようです。実際にこのようなことが起きているようで、他のママたちからもコメントが寄せられました。

子どもの作品に大人が手を貸すことはザラにある!?

『子どもが幼稚園の頃、全員が描いた絵を展示することがあったんだけれど、絵がうますぎて絶対先生書いているでしょ? と思った幼稚園がいくつかあった。2、3歳でこんな絵は描けないから!』

『夏休みの工作とか感想文や習字も、親が代わりに書いてあげたという人は普通にいるよ。毎年そうしているみたい。選ばれちゃったんだよねと言いながら自慢げにしている。私は心の中で引いちゃっているけれど』

本来子どもが自力で作り上げるべきところ、親や大人たちが手伝ってしまというのはどうも珍しいことではないようですの。ただでさえ年齢に合わない作品の出来や、また子どもの作品作りを手伝っていると親が自ら周囲に話してまわることに違和感を覚えているというのに、その作品が賞をとってしまい、いっそうすっきりしない気持ちになってしまうこともありますね。

実は学校も暗黙の了解?!

『学校は親との共同製作との認識。親がどれだけ関わってあげられているかが重要。宿題の丸付けと一緒だよ。子どもの作品に親は関わっていいと思っている。親との関わりが一切禁止なら、授業中に作ったものだけにするべき』

親や周囲の大人が子どもの作品に手を貸すのは、学校側も容認している可能性を否定できないということなのですね。例えば学校の授業で描いた絵と家で描いてきた絵の出来が全く違っていれば、先生だって気づくことでしょう。それにもかかわらずコンクールなどに出展するのは、学校側が親との共同作品でも問題ないと考えていると判断することもできそうです。

子どもにとっては悪影響になることも

『ついつい手を出してしまうお母さんの作品が賞を取ったことがあって、母子共に気まずいと言っていた。子どもも皆にすごいすごいを言われてプレッシャーになったみたい』

『いたいた。親が作った作品で最優秀賞になって自慢している親。普段の作品とは差があり過ぎてバレバレだった。高学年になると子どもたちも気付くから、仲間外れにされたりしていた。何でもほどほどにしないと、子どもが困るのに親は知らん顔だった』

『子どもの作品を親が8割、9割手を出すのは疑問。そういう親の子は、自分で考える力が育たないよね』

親が手を貸した作品が賞をとってしまった場合、「○○ちゃんは絵が上手だね」「次も入賞だね」などと周囲から言われて、子どもにとってはプレッシャーになってしまうこともあるでしょう。また作品を見れば、子どもの目にも明らかに親が手伝ったとわかることもあり、いじめられてしまうこともあるそうです。そして何より、子どもが自分で作り上げる努力や達成感、作品を考える思考力や発想力が育たなくなる可能性もあります。賞を取るのは悪いことではないのですが、受賞までの過程を考えると子どもにはあまりいい影響がないケースもありますね。

負い目がある受賞よりも、下手でも自分で作った自信の方が大切では?

本来子ども1人で作り上げる作品に親が手を貸してしまうのは、実は珍しいことではないのかもしれません。実際に筆者の周りでも、書道の宿題を手伝ってあげたと公言しているママがいました。しかも毎年のことなので、親も子どももそれが当たり前と思っていることが問題なのかなと感じた経験があります。

作品が賞を取ることによって子どもの自信につながるならいいのですが、「自分は作っていない」「親に手伝ってもらった」という後ろめたさがわずかでもあると、自信につながるどころか負い目になることもあるでしょう。それに周囲の子どもや大人も「親が手伝っているよね」とわかることから、それが原因でいじめに発展することもあるようです。親としては宿題が終わらない、コンクールで賞を取ってもらいたいなどの気持ちがあるのでしょうけれど、手を出さずに見守ることも必要ではないでしょうか。仮に上手に作れなくても、作品の制作を通して子どもは作り上げる達成感や楽しさを得ることができるでしょう。後ろめたさが残る受賞よりも、自分で作ったという自信の方が子どもにとっては大切。そう考えてみることも親としては必要かもしれませんね。

文・川崎さちえ 編集・blackcat

関連記事

小学校 に関する記事一覧
パパママ世代が子どもの頃、夏休みの宿題を親が手伝ったり、見てくれたりしていましたか?
子どもの学校の準備や宿題を見ていて、ふと「自分が子どもの頃、親ってこんなにいろいろしてくれたっけ?」と思うことはありませんか? 夏休みの宿題は、親が手伝う前提のものが少なからずありますね。ママ...
ママたちが望むのは「自由研究」より「お手伝い」。夏休みの宿題調査
小学生の子どもたちにとって1年間で最大のお楽しみのひとつといえそうなのが、夏休みではないでしょうか。たっぷりとある時間を使って思い切り遊んだり、ゴロゴロしてみたり。毎日を自由気ままに過ごせるのが魅...
参考トピ (by ママスタコミュニティ
明らかに親の手が入ってる作品