リモコンやケータイを隠さないで~!子どものいたずらに悲鳴を上げるママができることは
子どものいたずらは、ときに親を驚かせるだけではなく困らせることもありますよね。ティッシュを箱からすべて引き出してしまったり、食べてはいけないものを口に入れてしまったり……そんな経験をもつママは少なくないのではないでしょうか。ママスタコミュニティにも、子どものいたずらに困り果てているママからの投稿がありました。
『1歳半の息子が、リモコンをどこかに隠してしまいます。ケータイはどこかに持ちだして放置するから、使いたいときに使えなくなります。皆さんのお宅はどうですか』
リモコンがどういった役割を持つものなのか、ケータイがママやパパにとってどんなに大切なものなのか。まだ1歳半ではわからないでしょう。「なんだかおもしろそうなものがあるな……」と、つい触ってしまうのかもしれません。子どものいたずらに手を焼いた経験のあるママたちは、他にもいるのでしょうか。
我が家もやられた!かわいい「いたずらっこ」たち
『かわいい(笑)。うちも旦那の靴とかスーツのポケットに隠していたな』
『うちもこの前ケータイを隠されて、サイレントモードだったから困った。2歳1ヶ月の息子に「ケータイどこいった?」って聞いたら「ここだよ~」って出してきてくれて成長を感じた。隠すのは困るけれど、成長したんだなぁ』
『かわいいね! 懐かしい。うちの息子もそれくらいのとき、いろんなものを隠していたなー。スマホやリップクリームとか。ポケットWi-Fiを隠されたときは大変だったなー』
『うちも子どもが小さい頃よくケータイを隠されたなぁ。冷凍庫に入っていたときは笑うしかなかったよ』
『うちもめっちゃ隠す。ケータイも押入れの中とか、使っていないトースターの中とか(笑)』
ママたちからは「うちの子も隠していた!」と懐かしむコメントが寄せられました。旦那さんの靴の中にあったのはケータイでしょうか、リモコンでしょうか……、そのまま使うのはちょっと気が引けそうですね(笑)。2歳の子どもに隠し場所を聞いたら素直に出してくれた! との微笑ましいエピソードも。冷凍庫や使っていないトースターに隠すなど幼子ならではの突飛な行動も、ママたちにとっては楽しい思い出なのでしょう。
おもちゃや「代わり」は通用しない?”本物志向”の子どもたち
『いろいろおもちゃを買っても、結局スマホ、リモコンが一番好き』
『おもちゃのリモコンを与えても、「これじゃないんだよ」ってポイして本物のリモコンを触るんですよね』
『もう使っていない本物のリモコンを与えていても、大人が使っている方を欲しがる。見た目はほとんど同じなんだけど』
ケータイやリモコンを隠されたくないママたちは、代わりにおもちゃを与えたり、使っていないリモコンを与えたりしているようです。しかし子どもたちは「これは本物ではない」と瞬時に見破ってしまうようで……。すでに”子どもだまし”が通用しなくなっているのでしょう。ではどうすればいいのか、というと……。
手の届かない場所に置くしかない!それでも子どもとの攻防は続く……
『手の届かない場所に置く。これしかない!』
『子どもが触らないところに置いておくよ』
『どこか高いところにカゴを設置して、リモコン類はそこに入れる。携帯は首にかける』
ママたちからは「子どもに触られたら困るものは、子どもの手の届かないところに置くしかない!」とのコメントが寄せられました。使う側の大人は少々不便になるかもしれませんが、子どもの安全を守るため、リモコンなどの機械が故障することを避けるために置く場所を考える必要がありそうですね。投稿者さんも納得のようです。
『やっぱり工夫して隠すしかないですよね! 最近は靴べらの棒を利用して、壁に掛けている鍵を取ったりするんですよ』
子どもは日々成長します。今日は手が届かなかった場所も明日は安心できないかもしれません。油断は禁物ですね。
もし子どもがボタン電池を飲み込んでしまったら?
子どもの手が届くところにリモコンなどを置いていると、思わぬ事故が発生するかもしれないことを指摘するコメントもありました。
『リモコンを落として電池が出ちゃって、それを子どもが口に入れたらどうなるか、わかっているの?』
リモコンやおもちゃのなかにはボタン電池を使用するものもあるでしょう。子どもが遊んでいる最中に電池を入れる部分のふたがはずれ、ボタン電池が転がり出てしまうかもしれません。もしボタン電池を飲み込んでしまったら……。すぐに自宅でできる応急処置はあるのでしょうか。
消費者庁では子どもがボタン電池を飲み込んでしまったときの対処法として「何も飲ませず、吐かせないで病院に行く」ことを推奨しています。ボタン電池を飲み込んでしまったら家庭でできることはない、と覚えておくと「すぐ病院に行く」行動をとれるのではないでしょうか。
いたずらも成長の一過程。大人は不便さを受け入れて
1歳くらいの子どもには、まだリモコンやケータイが親にとってどんな意味を持つのか、どれだけ大切なものなのかはわからないでしょう。決して悪気があって隠しているわけではありませんよね。2歳くらいになると隠し場所を教えてくれる子どももいるようです。いたずらを通して子どもの成長を実感できる場合もあるのではないでしょうか。
いつも使っているものを子どもの手の届かないところに移動させなくてはいけないとなると、親は不便さを感じるかもしれません。しかしその不便さもいずれかわいい思い出に変わっていく、とママたちのコメントは教えてくれています。子どもがいたずらをする時期はほんの一時期だけでしょう。子どものいたずらを叱るのではなく、子どもの安全を見守りつつ、少しの不便さは受け入れてあげてくださいね。
文・しのむ 編集・千永美