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【後編】「産まない」選択をした私。これが私にとって最大の愛情……

友人たちに「子どもを作らない」と話してから、旦那の本音が気になりはじめた私。
私には実はその考えに至った過去があり――
「産まない」選択をした私。後01
母の愛情を知らずに育った私は、「このまま人生終わらせるものか」とバイトでコツコツ貯めたお金で受験をし、早々に一人暮らしをしました。奨学金とアルバイトで自力で大学を卒業したのです。一生誰かを愛することはないだろうと思って生きてきましたが、25歳のときに旦那と出会いました。そして優しい旦那と一緒にいることで生まれてはじめて「愛される喜び」を知りました。
私の家の事情も理解したうえで、少しずつ、少しずつ愛を育んだ私たちは30歳のときに結婚をしました。

「産まない」選択をした私。後02
そう誓い合って5年の月日が経ちました。相変わらず私たちは仲良くやっていますが、旦那と2人で歩いていると、小さな子どもを愛おしそうに見つめる彼に気づき、その度に申し訳なくなってしまいます……。
「女は母性がある」「結婚したら子どもを産むべき」「女は子育てができて当たり前」
そうした風潮を気にしないで生きてきているつもりですが、今回のように親しい友人に言われてしまうと気落ちしてしまうのが本音です。

後03
子どもが欲しいと思いたかった……。でも自分が子どもをもったとき、想像できるのは母親が自分にしてきたこと……。最初は頑張れても、いつか母親と同じようになってしまったらどうしよう……。生まれてきた子どもに私と同じ想いをさせてしまったら……。だったら、子どもをもたずにこの負の連鎖を断ち切るんだ……。それが“私の最大の愛情”……。

旦那はさらにこう言ってくれました。
「夫婦のカタチはそれぞれだし、そのカタチになったいきさつはその夫婦にしか分からない。僕はそんな君がまるごと好きだから、君と2人で生きていくことこそが僕の最大の幸せなんだよ」
私は「……ありがとう……」と伝え、旦那の優しさに涙がとまらなくなりました。

子どもをもつことを選ばない自分に後ろめたさを感じてしまうこともあります……。でも旦那の言葉を信じてこれからも2人で支え合って生きていこうと思います。

※この漫画は知人の話を元に作成しています。

脚本・渡辺多絵 作画・nakamon

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