濃くてしょっぱい料理が好きな旦那さんと薄味が好きなママ。夫婦の味の好みの違いはどう解決する?
『私からしたら旦那の料理は確かにおいしいけど濃くてしょっぱい。私は薄味でなるべく野菜の味が分かるような作り方で調味料も少し。それを旦那は「おいしくはない」と言う。どうしたらいいんだろう。病気にならないと分からないかな? 』
結婚が長続きする秘訣の1つは、「味の好みが同じであること」と筆者は聞いたことがあります。同じ家で生活を共にして、一緒に食べる食事の好みが全く違っていたら、確かにそこから亀裂が生まれてもおかしくないのかもしれません。ママスタコミュニティに寄せられていたこの相談に、どんな回答が集まったのでしょうか。
薄味具合にもよるのでは?疲れて帰ってきた人はがっつり系が欲しいかも
旦那さん好みの濃い味と、相談者のママが作る薄味。この内容だけでは、どのくらい味に差があるのかがわかりません。しかしあまりにも薄味である場合は、働き盛りの旦那さんには物足りないのかもという声も。
『私も濃いものが好きだから旦那さんの気持ちはわかる。毎日の食事くらいは自分の好きな味で食べたいよ』
『仕事して疲れて帰って来たら、ご飯がすすむがっつり系のおかずが食べたいって思うのも普通だと思う』
『出身地が違うとあるあるなんじゃないかな? うちの地元は、基本なんでも味付けが濃いよ』
『病院食みたいな味付けだったら、体には良いだろうけど、働き盛りの旦那さんにはおいしく感じられないかもしれないね』
『塩辛くなきゃ味がしないって人結構いるよね』
「濃くておいしい」を優先するのがダメかどうかは、健康状態による……?
とはいえ健康を考えて食事をするべき年齢の人も多いはず。「おいしいから」という理由で味の濃いものを食べ続けていいか、折に触れて自覚する必要がありますよね。
『そのうち高血圧になるよ!』
『高血圧になって、栄養指導されないと分からないタイプかな?』
『旦那さん、本当においしいものを知ってほしい』
『こういう旦那さんは、まず色が濃くないとまずそうに感じるんだと思う』
『旦那さんに合わせたら、家族みんなの健康寿命が短くなっちゃうよ』
同じ料理を分けて、夫婦それぞれの好みの味つけで仕上げるのも手
せっかく作った食事を「おいしくない」と言われることもストレスですよね。それならば、旦那さん好みの味付けを別に用意するという方法も。
『自分好みで仕上げてから旦那さんの分だけ調味料を足せばいいよ。同じ味を食べることに拘らなくてもいい』
『うちは、5歳の息子の分をよそったら、旦那の分は少し濃い味に出してあげてるよ』
『料理の本を見て、目分量ではなく忠実に作ってみたものを出してみたら? これが一般的な味みたいだよって。それで薄いって言ったら要注意かもね』
『子どもの分を別皿に移してから、大人用の味付けをしたらいいよ』
『出汁、旨味を最大限に引き出して最小限の調味料で味を整えれば薄味でも十分美味しいよ。試してみて』
結婚する前は好みの味の違いなんてほとんど気にしたことがなかったけれど、夫婦になってみたら、味の好みの違いは夫婦関係をつくるうえでかなり大きなウエイトを占めると感じた人も多いはず。毎日のことだからこそ、すれ違いが生じるとストレスを感じることも増えてしまいます。どちらかの味に寄せていくのか、その中間を見つけるのか。健康を考えながらも、夫婦ともに納得できる着地点が見つかるといいですね。
文・鈴木じゅん子 編集・しらたまよ イラスト・Ponko
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