着ないとわかっていても洋服が捨てられない……。どうすれば潔く処分ができるの?
着古した洋服などを潔く処分をしたいと思っても、実際に捨てるとなると抵抗を感じてしまう方もいるでしょう。あるママさんも洋服を捨てられずに困っているようです。
『服が捨てられない……。ノーブランドで毛玉や毛羽立ちもあるのに捨てられない。子どものサイズアウトした服も捨てられない。明らかに穴や汚れがあるものなら捨てられるけど。どうしたらスパッと捨てられるようになるの?』
毛玉がついていたり毛羽立ちがあって「もうあまり着ないだろうな」と思うような洋服、そして小さくなってしまった子どもの服……どれもなかなか捨てることができないと語る投稿者さん。ママさんたちが悩みを打ち明けたり相談ができるママスタコミュニティに、他のママさんたちはどのようなコメントを寄せてくれたのでしょうか?
思い出まで捨ててしまうような気がして、なかなか捨てられない
『自分の物はスッパリ捨てられるけれど、子どもの服はなかなか捨てられない。「これは何歳でよく着てたなぁ」「これはあのお出かけのときに着ていた服だ」「こんなに小さいのを着ていたんだぁ」と、しみじみしてしまってスッパリ捨てられない。なんだか思い出を捨てる感覚になっちゃう』
『わかる! 捨てられない! 私は昔大好きで集めていたブランドの服が、捨てられないし売れない。もう着られるデザインじゃないとわかっているけれど、思い出が深すぎて……』
「サイズアウトした子どもの服が捨てられない」と多くのママさんたちがコメントしています。その服を着ていた当時のことを思い出したり、小さな服を見て大きくなったとわが子の成長を嬉しく感じる……。そしてそれは自分の服の場合も同じようで、服を見れば着ていた頃のいろいろな思い出が蘇るのでしょう。そんな服を捨てるということは、そのときの思い出も一緒に捨てるような気持ちになってしまうようですね。
着られなくなった洋服をスムーズに手放す方法は?
捨てるタイミングを決める
『1年着ていなかった洋服は捨てると決めている』
例えば衣替えやタンスの整理のときに、しばらく着ていない洋服が出てくることもあるでしょう。その服を最後に着たのがいつだったのかを思い出して、1年着ていなかったら捨てるなど「捨てるタイミング」を決めてしまうのはいかがでしょう。1年着ていないならば、この先も着ないだろうと少し考え方を変えてみてもいいのかもしれません。
保管しておくことのリスクを考える
『私もそうだったけれど、ホコリやダニのことを考え出したら捨てられるようになった。まずは年齢的に着られない服から捨てるようにすると気持ちが楽かも』
使わない洋服はずっとクローゼットやタンスの中で保管しておくことになります。保管の状態が悪いとカビが生えたり、ダニが発生することがあるかもしれません。また思いのほか服の保管に場所が取られてしまい、物が入らなくなるなどスペースの問題が出てくることもあるでしょう。そういった「捨てずに取っておくリスク」を考えると捨てやすくなるとのアドバイスがありました。また若いときに着ていた洋服は、流行遅れでしょうし年齢的にも着るのが難しくなることもありますよね。そのため最初は昔着ていた洋服から処分をしていけば、捨てることへの罪悪感を少しは減らすことができそうです。
捨てるのではなく売る
『私も割ともったいないと思ってしまうタイプだから、リサイクルショップに売ることをお勧めするわ』
ママさんたちが捨てたいと思っている洋服の中には、まだまだ着られる状態のいい物もあるかもしれません。そういった洋服はリサイクルショップやフリマアプリなどを利用して売るというのも1つの方法でしょう。捨てるとなると「まだまだ使えるのにもったいない」と思ってしまいますが、売れば「まだまだ誰かに使ってもらえる」と考えることができますね。
最後の最後まで使い倒す
『切って掃除に使う』
『カットしてハギレにして雑巾に。使い倒してから捨てる』
洋服をそのまま捨ててしまうのではなく、ハギレにして掃除用の布にすることもできそうです。裁断することで気に入っていた洋服が原型を留めず、悲しくなるかもしれませんが、最後の最後まで役立ってくれたという気持ちになり、潔く処分ができるでしょう。
「もったいない」ではなく「ありがとう」と思ってみては?
洋服をなかなか捨てられずに困っているママさんに、他のママたちから潔く洋服を捨てるためのアドバイスが寄せられました。ただ他のママたちも「捨てるのはもったいない」「思い出が詰まっているから……」と、投稿者さんと同じく「なかなか捨てられない」と思うときもあるようです。それは罪悪感に近い気持ちになるのかもしれませんね。ではそういったマイナスの感情ではなく「今までありがとう」という感謝の気持ちに切り替えてみるのはいかがでしょうか。「子どもの思い出が詰まった洋服を捨てる」という気持ちを「あの時は子どもを可愛くしてくれてありがとう」と思えれば、捨てることへの抵抗が少しは軽減されそうです。
洋服だけではなく今家の中にある物は、いつかは処分することになるでしょう。そのとき罪悪感と共にため息をつくのではなく、「見送る」という感覚があれば、晴れやかな気持ちで手放すことができるかもしれませんね。
文・こもも 編集・清見朱里
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