2021/06/21

＜放置子の言動＞「ウザすぎるわ！」非常識な時間に押しかけてくる放置子に怒り心頭！【後編】

息子さんの同級生である放置子が家に押しかけてきたうえに暴言を吐いたことで、不快な気分になってしまった投稿者さん。今回が初めてではないこともあり、イライラを募らせているようですね。ママスタコミュニティのママたちからは投稿者さんのイライラした気持ちに対して多くの共感が集まった一方で、放置されている子ども自身が「かわいそう」との感想を漏らす方もいました。
しかし「かわいそう」だとはいえ、家にあがってほしくない時間帯やどうしても許せない言動を目の当たりにすることもあるでしょう。そんなときにママたちはどのように対応しているのでしょうか？

目には目を、歯には歯を！「言い返す」

まずは「放置子が暴言を吐いたら、同じように言い返す」とのコメントをご紹介しましょう。

『私だったら「口の利き方もわからないの？　家はどこ？　自分が言われたら嫌な言葉を人に言っちゃダメだよ」と言っちゃうな』

『「またおいで」なんて絶対に言わない。暴言を吐かれた直後に「今言ったことは学校に報告しておくね」と言っちゃう』

『大人げないけれど、言い返す』

ひとりの大人として注意する方、「学校に報告をする」とキッパリ言い放つ方、そして相手と同じくらいのトーンで強く言い返す方など、内容はさまざまでした。大人だからこそ小さな子どもが放つ暴言を見逃せないと理由もあれば、「大人げないと思われても、頭にきたから言い返した」との理由から言い返した方もいたようです。驚いてしまうような暴言を吐かれたら、よその家の子ども相手と言えどもしっかりと言い返すほうがいいのかもしれませんね。

もう二度と家に入れない！「追い返す」

失礼なことを言われたりされたりしたら、否応なしに家に帰らせると答えた方もいました。

『心が荒んでいるのか、何を言っても暴言で返してくる子もいるね。「はいはいー、ごめんねー、またねー」で適当に追い返している』

『帰らせて正解だね。永遠に家には入れてやらない』

「のれんに腕押し」のごとく、のらりくらりと暴言をかわしながら家から出て行ってもらうママもいれば、「もう二度と家にはいれない」と息巻くママもいました。暴言に対して相手をしないことで、放置子が押しかけてくる回数も少しずつ減ることも期待できるのではないでしょうか。

来ても知らんぷり！「居留守を使う」

放置子が押しかけてきても、家にいないフリをする知能派のママもいるようです。

『私はよく居留守を使っていたよ。インターホンで顔を確認してさ。とにかく出ない。関わらない』

『私も居留守を使っちゃう。子どもも嫌がっているし』

『放置子は嫌だけれど、子どもが仲良しなら入れるかな。でも投稿者さんの家に来るような性格の悪い子どもなら絶対に入れない。不快だわ』

ドアをドンドン叩く音が聞こえても絶対にドアを開けない、インターホンを鳴らされたらモニターで顔を確認してから息をひそめる……など、居留守を使うと話してくれた方も。とにかく顔を合わせない、そして家に入れないようにすれば、放置子から暴言を吐かれるというストレスも減るのではないでしょうか。

手に負えない場合には、学校に頼ってみる「学校に相談する」

最終手段として「学校に相談する」というアイディアをあげてくれたママたちもいました。

『学校に相談するのもありなんじゃない？　先生には迷惑かけちゃうかもしれないけれどさ』

『親に家にいたらいけないと言われているなら、そのことを学校に連絡してもいいと思うよ。暴言のこともクレームではなくて「家で何かあって暴言を吐くようになったのかしら？」と、心配する感じに言ったほうがいいかも』

どうしても放置子の言動に困らされてしまう……とお悩みの方は、学校の先生に相談してみるのもひとつの手でしょう。暴言を吐くという言動に腹が立つことももちろんですが、子どもが親から「家にいてはいけない」と言われている現状も心配ですよね。学校を巻き込んで地域全体で見守ることで、放置子の様子も変わるかもしれません。

たくさんのアドバイスを受けて、投稿者さんもコメントを寄せてくれました。

『みなさんからコメントやアドバイスをもらえてちょっと気持ちが楽になりました。まだ低学年だし様子をみながら、見かねることがあれば学校にも相談しようかな。ありがとうございます』

まだ小2ということもあり、少し様子を見ることにした投稿者さん。これから少しずつ大きくなるにつれて、放置子の様子も落ち着いてくるといいですね。

非常識な時間に押しかけてきたり、こちらがびっくりしてしまうような暴言を吐いたりする放置子に頭を悩ませているママたちは少なくないのかもしれません。「悪いのは放置子ではなくその親」だとしても、度重なる言動に辟易してしまうこともあるでしょう。そんな時には強く言い返したり居留守を使ったり、学校に相談したりすることで状況が改善に向かうといいですね。

文・motte 編集・荻野実紀子　イラスト・春野さくら