「陣痛〇時間だけど平気だった」プレママ必見の”つらくなかった出産”体験
出産といえばどうしても「痛いもの」「つらいもの」というイメージが、ついて回りがちのようです。出産経験のある知人から、壮絶な出産ストーリーを聞くこともあるでしょう。
ただ、なかには「まったく大変ではなかった」というママも存在するようです。これから出産を控え少しばかり不安のあるプレママにとって心がラクになる……かもしれない、「つらくなかった出産」体験を集めました。
出産はじつにそれぞれ。出産=つらいものというイメージをくつがえす体験談が次々に
『出産がそれほどつらくなかった人、いる?』
ママスタコミュニティに上がったトピックです。「同じ痛みを男性が経験したら耐えきれずに、気絶する」なんて都市伝説(?)もあるほど、出産=痛くてつらいものというイメージがありますが……?
『5人産んだけど、いつも陣痛から2時間とか。会陰が裂けたことも縫ったこともないから、産後2時間後からスキップできたよ。人それぞれ』
『私もつらくなかった。陣痛中は「まだまだもっと痛くなるんでしょ?!」と思っていた。産んですぐに「これで終わり!? これなら何人でもいける!」って思った。ただひとりめが安産でも、ふたりめ以降になにが起こるかわからないから怖いけど』
『はい。陣痛があまりわからなくて、下痢しているときの腹痛ていど。「お腹冷えたかなぁ」と思っていたくらいで、わからないまま破水。病院に行って診察したら、助産婦さんがバタバタし出して産まれた。先生間に合わず。そのときのことがあるから、ふたりめのときは「いつもと違うことがあったら、連絡して」と言われていた。で、ちょっと下痢したので病院に行ったら、そこから1時間で産まれた。痛さはやっぱり、下痢したときの痛みくらい。一番つらかったのは、授乳初期におっぱいが切れて痛かったこと』
出産以上につらく、痛いことがあったというママは他にもいました。
『ふたりとも自然分娩だったけど、つわりよりマシだと思えたからそんなにつらくなかったのかも。陣痛中は死にそうだったけど、毎日毎日続いて終わりが見えないつわりのほうがキツかった』
『お産は痛かったけど、比較的安産。我が子に会えると思って、ガマンできた。ただ会陰切開がつらかったわ…。あと母乳に水分を吸い取られ、出産後初の大便がカスカスカチカチでつらかった』
『私は出産は楽勝だった。ただその後は、後陣痛と乳の張り、あとは眠れないというトリプルパンチだった』
ひとりめ、ふたりめ、3人め……。出産のつらさを比較すると?
つらさや痛みは主観によるところが大きいだけに、なにか比較できるものがないとどれだけ大変かはわかりにくいかもしれません。出産を何度か経験するうちに「これはつらい」「これはつらくない」とわかってきた人もいます。
『ひとりめは陣痛20時間でやっと頭が見えてきたのに、首にへその緒が巻きついていると発覚。超緊急で帝王切開。途中で意識が飛ぶくらい痛かった。ふたりめは予定帝王切開。麻酔が地味に痛かった。術後に頭痛と肩の痛みがひどくて、吐いた。3人めも予定帝王切開。麻酔はほとんど痛くなかった。術後もピンピンしてた』
『長男のときは「死んだほうがマシ」と思ったくらいつらくて、記憶もほぼない。次男のときは陣痛中もふつうにしゃべれていて、いざいきむ直前は立ち会っていたダンナと長男に「頑張るぞー!」と言うほどよゆうだった。出産後1時間で分娩室からスタスタ歩いてきたら、親からびっくりされた』
ふたりめ以降がラクと感じたママたちの体験談。一方で、ふたりめ以降の方が大変に感じたパターンだってあるようです。
『2回とも安産だったからわりとラクだったと思うけど、ふたりめのときのほうがしんどかった。後陣痛がすごくて』
『まわりから聞いていた話からもっと痛くなると思っていたひとりめだったけど、すんなり産まれたから「あれ?」ってなった。ふたりめからはなんだか怖くなり、3人めのときは「破水させるね」と言われて震えちゃった。痛くなるのがわかっていたから。実際の痛みというより、精神的につらかった(笑)』
経験があるぶん、逆に身構えてしまうことはありそうです。
出産は「痛い」「つらい」かもしれないけれど、大丈夫!
ちなみに最初にトピックをあげてくれた投稿者さんの「つらくなかった」出産ストーリーが、こちらです。
『ひとりめは陣痛25時間、意識が朦朧とする中で吸引分娩で出産。ふたりめは陣痛から3時間で、意識がはっきりした中で普通分娩。両方そんなにつらくありませんでした。友達や身内は「出産は人生で一番苦しかった、痛かった」と言っていたのですが、私的にはそれほどでもなかったです』
このコメントに対しては、驚きの声も。
『陣痛25時間、意識が朦朧とする中の吸引分娩。これふつうじゃないよ!』
『意識が朦朧としている時点で、つらかったでしょ。痛みを忘れているだけ』
やはり痛みやつらさの感じ方には、個人差があるということでしょうか。
『40歳をとうに過ぎての初産だったから難産・帝王切開を覚悟してたのに、夜中の2時に陣痛がはじまり朝7時過ぎには産まれていた。すごく痛くてしんどかったのは、トータル2〜3時間。そりゃあもちろん痛かったけど、「死ぬ」とか「人生で一番痛い」とは思わなかった。人生で3本の指に入るかなくらい』
『私は出産楽しかったですよ。陣痛時間も短くはなかったし本当に痛かったとは思うけど、自分の大切な赤ちゃんを産み出す行為を満喫しました。産まれてきた赤ちゃんは本当に愛おしく、この先これ以上エキサイティングな出来事はないんじゃないかと思います』
出産を「痛かった」「つらかった」だけでなく、「でも、すばらしかった!」と思えたら素敵ですよね。
投稿者さんは「”つらくなかった”と言うと人におかしいと思われそうなので、言ったことがない」そうですが、もし出産を怖がっている人がいたら、ぜひその体験を伝えてあげてほしいですね。「痛い」「つらい」だけでない前向きなイメージは、今後出産を控える人の勇気にもつながるのではないでしょうか?
文・鈴木麻子 編集・しらたまよ
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