ある日、家族でスーパーに出かけました。車に旦那と子どもを残して、私だけ店内へ。買い物をした後、店を出たら急にすごい雨が……。

旦那は私の目配せや声にまったく気づきませんでした。仕方がない。びしょ濡れになって車の方へ行き、何とか乗り込むと……。

旦那の気の利かなさは、今日に限ったことではありません。

例えば私が体調不良のとき。
私が「ご飯どうする？　何食べる？　買う？」と聞かない限り、旦那はただ、ご飯を待っているだけです。自分から行動することはまずありません。「俺が作ろうか？　食べたいもの買ってこようか？」という一言があるだけで気持ちも違うのに、私が気づき、作るのが当たり前になりすぎていて、腹が立ちます。
また妊娠中には、産婦人科で健康な旦那が椅子に座り、妊婦の私が立っていることもありました。

旦那からは私を思いやる気持ちがないのだと思います。小さなことですが何度も続いているので、こちらも旦那を思いやる気にもなれません。

そしてつい、嫌味を旦那に言いました。

結婚歴の長い友人に、その一連の旦那の気の利かなさを愚痴ると……。

結婚歴の長い友人は、旦那への諦めや期待のバランスをすっかりわかっているよう。
友人の話を聞いて、「自分なら当然こうするし、こういう行動を取るべき」という期待をしているから、旦那が思った通りの行動をしないと不満を感じ、腹が立つのだと気づきました。夫婦といえど他人なのだから、自分を基準にした大きすぎる期待を押し付けないようにしないと。

気が利かない旦那を気が利くように変えていくのは、とても難しいことだとわかりました。いちいち腹を立てていては、疲れるだけ。それでもどうしても腹が立ったときは話し合って、根気強く旦那を育てていこうと思います。

原案・ママスタコミュニティ　作画・チル

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