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<家事の常識とは>【後編】風呂の残り湯を洗濯に使うか否かで夫婦ゲンカが勃発……お互いの主張とは?

風呂の残り湯後編
前回からの続き。「風呂の残り湯を洗濯に使う」と旦那さんからかたくなに主張され、夫婦ゲンカにまで発展してしまった投稿者さん。ママスタコミュニティのママたちからも「残り湯を洗濯に利用するのはなんとなく嫌だ」との声が聞こえてきましたが、投稿者さんには残り湯を使いたくない“ハッキリとした理由”があるようです。

残り湯を使いたくない……投稿者さんの本音

『子どもが乳幼児のとき湿疹が増えて、そのとき皮膚科の先生に「風呂の水で洗濯しちゃダメ」と言われたの。それからなんだか無理になってしまって……』

お子さんに湿疹ができたとき受診した皮膚科の医師に、「風呂の残り湯は使わないほうがいい」とのアドバイスを受けた投稿者さん。それ以来「残り湯は洗濯に使いたくない」と感じるようになったようです。この投稿者さんの“ハッキリとした理由”は、旦那さんの発言に嫌悪感を覚えるには充分すぎるように思えますね。

子どものためという理由に納得!子どもよりも節約なの?

投稿者さんの告白を皮切りに、ママたちからは旦那さんを非難するかのような声があがり始めました。

『え? 理由を知ったうえで、残り湯を使えと?』

『やだね。価値観の違いというやつかな?』

投稿者さんが残り湯の利用を拒否する明確な理由があるにもかかわらず、「強制するのが信じられない!」と感じるママたち。残り湯での洗濯がどうというよりも、「相手が嫌がっていることを強要するべきではない」との考えのようですね。
ママたちからの怒りのコメントを受け、投稿者さんはこのように回答していました。

『家事も結構してくれているから、旦那にも意見を言う権利はあるんだろうけれど。それでも無理なものは無理なんですよね。本当に細かい……』

「洗濯をしているのは旦那さんだから、方法を主張する権利はあると思う」と受け入れたうえで「しかし無理なものは無理」とキッパリ。どうやらこのままでは、まだまだ平行線をたどってしまいそうです……。

旦那さんに理解してもらおう!ママたちのアイデア大集結

このままでは押し問答が続いてしまいそうな投稿者さんご夫婦に、ママたちからは「ビシッと言うべき!」とのアドバイスが寄せられました。さっそく内容を見てみましょう。

『「ママ友に話したら笑われたわ!」と言う』

第三者を引き合いに出して、冷静な意見として相手に伝える方法ですね。リアリティーを出すのであれば、実際に事前にママ友に相談をしてみてもいいかもしれません。

『私は無理だ……「あなたが入ったあとの風呂の水で洗濯できるわけがないでしょう」と言ってやりな』

遠回しに「あなたは汚い」と言われているようで、繊細な旦那さんだったら傷ついてしまうかもしれませんね。

『わざと旦那のだけ残り湯で洗濯して、洗濯が終わってもちょっと臭くなるまで干さずに「ほらね、臭いでしょ」と言ってやりたい』

まさに頭脳派のママ! 実際にニオイをかいだら「残り湯を使うのはやめよう」と言ってくれるかも……?

『私なら「残り湯を洗濯で再利用する節約は嫌だから、お風呂のお湯は毎日追い炊きして入浴しましょう。それも節約になるよね?」と脅す』

キレイ好きなみなさんにはとても耐えられない提案ではないでしょうか……。皮肉の効いた脅し文句なのでしょうが、想像しただけで体がかゆくなってしまいそうですね。

『「ドラム式だと使う水がすごく少ないから、ドラム式の洗濯乾燥機に変えよう」と旦那さんに言えばいいよ。「使う水が少ないから、洗剤も柔軟剤も使用量が激減するよ」と』

旦那さんが長い目で見ての節約を考えているならば、このアイデアに大賛成なのでは!?

『「そもそもそんなところで節約するより、あなたの小遣いを減らしたほうが早いんじゃない?」と言う』

旦那さんも思わず言葉を失ってしまいそうな提案です。今後はあまり「節約」と言わなくなるのではないでしょうか。

風呂の残り湯を使うことで少しでも節約をしたい旦那さんと、お子さんの肌への影響が気になってしまい反対をする投稿者さん。お互いの意見は違えど、おふたりともご家庭のことを大切に思っているからこその衝突ではないでしょうか。お互いの妥協点を見つけるために一度ゆっくりと話し合って、投稿者さんご夫婦にとっていいアイディアを見つけられるといいですね。

文・motte 編集・荻野実紀子 イラスト・わたなべこ

【つぎ】の記事:<離婚で後悔>【前編】離婚から半年経って、「子どもから父親を奪ったのでは」と不安になってきた……

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