6歳の長女を抱っこしていたら、旦那に「次女がかわいそう」と注意された。私が悪いの?
きょうだいについて、「平等に接したい」「優先順位は?」「どちらかを我慢させるのはかわいそう」などと思った経験はありますか? お子さんが複数人いるママなら、一度は悩んでしまうことかもしれませんね。どの子もお腹を痛め、命をかけて産んだ愛しい存在ですが、時にどちらかを優先せざるを得ない状況になることもあるでしょう。ママひとりでは難しい場合、旦那さんと協力しながら子どもたちとの時間を作れればいいのですが……。
『6歳と2歳の姉妹のママです。甘え下手な長女が「抱っこして」と来たので抱っこしていたら、それをみた次女がヤキモチをやいて泣きはじめました。
長女ばかり我慢させたくないので抱っこしていたら、旦那に「次女が泣いているのに、わざとそうやっているの?」と言われました。泣いた妹を優先した方がよかったのでしょうか?』
子どもたちが甘えてきたら、思う存分抱っこしてあげたいと考えている投稿者さんは、旦那さんの発言を受け「私が悪いのかな?」と悩んでしまった様子。きょうだいへの対応について悩む投稿者さんに、ママスタコミュニティのママたちからは共感とアドバイスが届きました。
投稿者さんは長女と次女どちらを優先するべきだった?
まずは長女を我慢させたくないという投稿者さんに共感したママたちの意見をご紹介します。
『先に甘えてきた長女の抱っこが優先でいいと思う!』
『私も2歳差の妹がいて、子どもたちも2歳差。姉の立場である私も甘えるのが下手だったし、今も甘え下手なまま。だから子どもたちが甘えてくる間は甘やかしたいなと思っている』
『泣いている次女もかわいそうだけど、だからと言って次女を優先したら長女もかわいそう』
本当は上の子にかまってあげたいけれど泣いている下の子を優先してしまったという経験は、きょうだいを持つママなら経験したことがあるのではないでしょうか。どちらも可愛い我が子だからこそ、悩んでしまうことなのかもしれません。いつも我慢ばかりしている長女が甘えてきたら優先させてあげたいという投稿者さんの気持ちは、非難されるものではない気もしますね。
2歳の子を泣いたままにしておくのはかわいそう……
しかし一方で、「次女がかわいそう」と言った旦那さんの気持ちもわかるというママもいました。
『2歳の子が泣いているのに? うちなら「順番こねー」だな。泣かせたまま放置はさすがに……』
『2歳の子を泣かせてまで、6歳の子をずっと抱っこしているって不思議な光景』
投稿者さんの気持ちはわかるものの、泣いたままの次女を想像すると切ない気分になってしまうのも理解できますね。先に甘えた方、泣いてしまった方、どちらを優先すべきかというのは、ママたちにとって難しい問題のようです。
幼いきょうだいにとって良い方法とは?
2歳の次女に掛かりきりになってしまうことも多いからこそ、長女が甘えてきたときは全力で応えたいと考えている投稿者さん。なにか良い方法はあるのでしょうか?
『2人でお風呂に入ったり、一緒の時間を作るだけで嬉しかったりするんじゃないかな』
『うちは寝る前は必ず抱きしめるっていう約束を作ったよ』
『2歳だとお昼寝していることもあるよね? その時に長女を抱きしめてあげるとかは?』
『次女にも「おいで~」って声かけて、2人とも抱っこしてあげればいいじゃない?』
幼い姉妹がママを取り合っている光景は微笑ましいようにも感じますが、ママにとってはどうしたらよいものかと悩んでしまう出来事のひとつですよね。2人いっぺんに抱きしめる、次女が昼寝しているときに長女と2人の時間を作る、寝る前に抱きしめるなど、ママスタコミュニティのママたちからは具体的な方法が提案されました。
ちょっとまって!旦那さんは何をしているの?
『もちろん旦那さんは、泣いている次女に何らかのアクション起こしたうえで投稿者さんにそのセリフを言ってきているんだよね?』
なかには皮肉交じりの問いかけをしたママもいました。甘えきた長女、それに応える投稿者さん、ヤキモチを焼いて泣く次女。「泣いた次女がかわいそう」と言った旦那さんが何をしていたというと……
『スマホをいじりながら文句言うだけです』
とのこと。まるで他人事のように口を出しただけの旦那さんに、ママたちも思わずため息が出てしまったようです。
『「そんなことを言うならあなたも見てよ!」って思うよね。「じゃあ今度はみんなでパパにギュー!」と言って旦那さんを巻き込んでみたらどうかな(笑)』
旦那さんも巻き込んでみる方法を紹介してくれたママもいました。ママが困っているときこそ、旦那さんは文句を言うのではなく協力してほしいものですよね。旦那さんがその場にいるのなら、積極的に巻き込んじゃう手もアリですね!
先輩ママから届いたアドバイスとは?
投稿者さんと同じようにきょうだいの扱いで悩んだことがあるという先輩ママたちは、お子さんたちが幼い頃どのように接していたのでしょうか。
『うちは2人きりになったときにそれぞれに特別扱いしてあげた。大事なのは、どちらもかけがえのない私の子どもということを自覚してもらうことじゃないかな』
『私は上の子に共感することを意識していた。「弟に代わってあげよう」って思えるようになるには、満足感と安心感を上の子が実感することが必要だと思う。ママは自分を見てくれている、聞いてくれると。現在中2の長男に聞くと、「我慢とか不満はなかった。いつもちゃんと話を聞いてくれていたじゃん」と言っていたよ』
『下の子が昼寝しているときに「さっきはありがとう」って、しっかりハグするだけでもママの気持ちは伝わると思う。あと次女の幼い行動を「可愛い~」って言うときは、必ず長女の思い出話もセットで話して聞かせてあげて、どちらも可愛いって伝えるようにしている』
どの接し方もお子さんへの愛があふれているように感じますね。
日々の育児に追われ、きょうだいの関わり方について理想通りにいかない日もあるでしょう。今日もまた、「どちらかを優先しすぎてしまった」「どちらかに我慢させてしまった」と悩むかもしれません。でも先輩ママたちの経験を聞く限り、平等にすることを意識しすぎなくていいのかもしれません。それぞれのお子さんにただ向き合うだけで、ママの愛は伝わっているのではないでしょうか。
文・荻野実紀子 編集・山内ウェンディ イラスト・金のヒヨコ
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