医療関係者だって怖い。それでも復職を決めた理由とは #いま自分にできることを【後編まんが】
前回からの続き。看護師の団体から、復職についての電話がかかってきたのは、新型コロナウイルスの感染者が日に日に増えてきた4月の上旬のことでした。14年前に看護師を辞め、特に職に未練もなかったのですが……。この未曾有の事態に私は決意を固め、夫に復職について相談しました。
「大変な仕事だよ? ましてやママみたいにブランクがあると、体力的にもきついと思う。現役のとき以上に、見たくない現実が続くと思うよ?」
夫は冷静に、現場復帰で起こり得ることを伝えてくれます。

「感染経路が不明な感染者だってたくさんいる。ママが復職してもしなくても俺たちが感染してしまうことだってあり得るし、どんな未来が待っているかなんて誰にも分からない。だからいまはそんなことを考えるんじゃなくて、事態の収束のために少しでも力になってきてあげてきて。俺は医療に携わる仕事じゃないから何もできないけれど、いま必死で頑張ってくれている医療従事者の人たちのためにも、いま、苦しんでいる患者さんのためにも、”できることがある”ってすごいことなんだよ。ママが復職することで、救われる命だってあるかもしれないんだからさ」
夫にも感じることはたくさんあったようですが、最終的には私の背中を押してくれました。
非力な私ですが、こんな私でもこの事態に少しでも役に立てるように、久しぶりの現場で全力を尽くしたいと思います。毎日続く自粛生活も大変だとは思いますが、それぞれがいま自分にできることを頑張りましょう。
脚本・渡辺多絵 作画・べるこ
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