【前編】医療関係者だって怖い。それでも復職を決めた理由とは #いま自分にできることを
私の運命を揺るがす1本の電話がかかってきたのは、新型コロナウイルスの感染者が日に日に増えてきた4月の上旬のことでした。もともと大学病院で看護師をしていた私ですが、14年前の出産を機に退職。
世界中の医療従事者が必死、日本の医療現場もひっ迫している状況に、胸が締め付けられる想いでした。そんなときにかかってきた1本の電話。看護師の団体からの、復職についての連絡でした。
しかし同じ看護師であるたくさんの人たちは、そのギリギリのところで毎日頑張ってくれている……。もちろん他の医療従事者の方、スーパーや配送などのサービス業の方々も同じです。みんな怖いはず……怖いけれど、目を背けてはいけない現実が目の前にある……。今まではテレビの中の出来事に近かった現状が、自分が関係者としての立場になってみて、改めて恐ろしさを肌で感じた気がしました。
※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。
脚本・渡辺多絵 作画・べるこ
関連記事
※コロナと共に生きる に関する記事一覧
私は医療関係の仕事に就き、7歳、5歳、2歳の子どもを育てるワーキングマザーです。新型コロナウイルスの影響で3月から学校は休校になりましたが、主人も医療従事者のため、在宅で子どもを見守ることもままならず...
※子どもとずっと一緒の外出自粛生活にイライラ。でもこの生活ができるのは…… #いま自分にできることを
3月の頭から学校が休校になりました。最初は早めに訪れた春休みくらいの気分で子どもたちも喜び、私も「早起きしなくてラッキー」くらいに受け止めていました。
平日は1日に1時間と決めているゲー...