長引く休園や休校!子どもが家で楽しく過ごせるように工夫していることってある?
3月初めに休園や休校の要請が出てから、自宅で過ごしているお子さんもいることと思います。中には何日も外に出ていないお子さんもいるのではないでしょうか。
ママスタコミュニティに未就学のお子さんをもつママから「もうどうしたらいい?」という嘆きの投稿がありました。
『スーパーでおやつを選ぶのもダメ。公園もダメ。うちは子どもが多い地域なので、空いている公園を見つけられない。もう子どもたちはどうやって過ごしたらいいの?』
同じ悩みをもつママからは
『本当に子どもたちはよく我慢しているよ』
『公園に行けば文句を言われ、散歩していても白い目で見られ悲しい』
『体を動かしていないから、子どもの眠りが浅くなった』
などの声が寄せられています。大人でも先が見通せない不安や戸惑いを抱えているのですから、子どもが感じている不安もどれほど大きいか計り知れません。みなさんも我が子の変化を敏感に感じ取って、「子どもたちが少しでも笑顔で過ごせるように」と試行錯誤しているのではないでしょうか? 今回の投稿にはママたちが日々工夫していることや、心がけていることが寄せられました。
おやつはゲーム感覚!日常の1コマをごっこ遊び風に
『おやつタイムにビンゴやくじ引きでお菓子を当てる。イベントごっこにしてしまう』
『お菓子は私が買ってきて、ニセのお金でレジを打ってお店屋さんごっこ。すごく喜んでくれるよ』
他にもお菓子を宝探しゲームの「宝」にしたり、店の商品棚や値札などを手作りしたりして、本物さながらのお店屋さんごっこを楽しむ方もいるそうです。
『かくれんぼやだるまさんがころんだとか結構楽しめるよ。最近だとお風呂を泡風呂にしたり、ベランダに敷物を敷いてピクニックやランチタイムにしたりする。マジックをして見せたら、むっちゃ喜ぶよ』
『家の中にテントを張って敷物やおやつ、お弁当と人形やおもちゃも持ち込んで、シングルキャンプ』
『お菓子が入っていたマイクで「アンパンマンマーチ」と「アンパンマン体操」を大声で歌ってくれる。私の方が元気をもらっているよ』
遊びや日常生活の中にも、イベント的な要素を取り入れているコメントも寄せられました。ピクニック風ランチやキャンプ、カラオケなどママ自身も童心に帰って過ごせそうですね。
また遊びの内容や過ごし方は、お子さんの年齢に合わせて「お子さんと話したり、お子さんの気持ちを汲み取ってみたりしよう」と提案するママもいます。
子どもが望むことは何?子どものことは子どもに聞く
『いつも保育園で何しているか聞いた? 保育園でやっている室内遊びを一緒にやる。部屋でイス取りゲームとか宝探しゲームとか』
『最近になって心を入れ替えて、子どもと向き合う時間を増やした。園児はひらがなの練習、小学生の勉強は一緒に座って。ランチはベランダにシートを敷いて食べたり、おやつは簡単なクッキー作りやドーナツにデコレーション。ゲームも一緒にやる。そうすると子どもたちは兄弟で遊ぶし「ママー!」って呼ばれる回数が減った。私は「自分も意外と楽しい」と気付いた』
お子さんたちも「どうして家から出てはいけないのか」という理由を子どもなりに理解しようとしているでしょう。外へ行くことを我慢している子ども心には、「どうしたら家の中でも楽しく過ごせるのか」というヒントが隠れているかもしれません。
子どもが嬉しいことは「家族と過ごす時間」かも?
筆者の住む地域は地方都市ということもあり、この4月にいったん新学期を迎えました。我が子も久しぶりに友だちに会い、子ども同士で「休校中に何をやっていたか」の情報交換(!?)をしたようです。我が子も含めゲームの時間が増えた子もいたようですが、「パパやママと一緒に遊んだときが楽しかった」と話してくれた子もいたそうです。
また筆者の友人や知人の中にも子どもと一緒に過ごしている方がいて、「親子で一緒に楽しめた遊び」を教えてくれたので少し紹介しますね。
窓ガラスにお絵かき!
水に流せるクレヨンで窓ガラスにお絵描き。広々と絵を描けるし、終わったら水拭き掃除も一緒にできます。お子さんはストレスフリーにお絵描きができて、ママは遊びに付き合いながら掃除も済ませられるという一石二鳥の過ごし方ですね。
家にある材料で秘密基地を作る!
インターネット通販で買い物をすることが増え、家の中にダンボールが山ほどたまった友人は、ダンボールや風呂敷などを使って秘密基地ごっこをして楽しんだそうです。また別の友人は空き箱や折り紙でミニカーを大量に作り、その後に高速道路や街並みも作ったと話してくれました。秘密基地づくりも工作も夢中になれて、お子さんの癒やしの時間になることが期待できそうです。
お手伝いでも子ども心をくすぐる!?
布マスク作りを手伝ってくれた子も。縫い物をしていると誰かに手を借りたくなるときもありますよね。
3世代でオセロ!白熱したゲーム展開に目が離せない
ママからパパ、同居している祖父へとローテーションでオセロで対戦。友人たちはほぼ毎日くり返し、かなり腕前を上げたようです。
筆者もオススメ!家にあるものでミニ卓球やピタゴラスイッチ
テーブルに本で仕切りを作ってミニ卓球をしたり、ドミノやプラレール、ビー玉などを駆使してピタゴラスイッチをしたりするのもオススメです。実は筆者の家でもミニ卓球と、ピタゴラスイッチは定番の遊びです。
花や野菜に癒やされる?家庭菜園で生活に彩りを
筆者は親子で家庭菜園も行なっています。今の家に引っ越してからご近所さんにアドバイスをもらい、初心者向けで簡単に世話ができる野菜から育ててきました。だんだんに菜園を広げ、春になると毎年「何を育てる?」と子どもたちも楽しみにしています。今年も子どもたちのパワーを借りて、準備を始めているところです。
住宅事情によって庭がないマンションやアパートなどもあると思いますが、ベランダや窓辺などにプランターやミニ植物ポットなどを置いて花や野菜を育ててみるのはいかがでしょうか? 種や苗を子どもと植え、毎朝の水やりやときには肥料を与えるなどの世話をする。芽が出たり花が咲いたり実がなったりして植物が成長していく様子は、日々の生活にちょっとした彩りと活気を加えてくれることと思います。
ママが楽しいと子どもも楽しい!
休園や休校の期間がいつ終わるのか見通せない毎日は、ママも不安な気持ちでいっぱいになるでしょう。しかし1日のなかである程度の時間はニュースやスマートフォンから離れ、子どもと何かに夢中になったり全力で遊んだりするのはいかがでしょうか。ママが楽しんでいると、きっと子どもも一緒に楽しくなれると思います。ママたちのアドバイスを参考にして、みなさんもぜひ親子で楽しく過ごせることを探してみてくださいね。
文・間宮陽子 編集・藤まゆ花
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