11ヶ月の赤ちゃんが突然ミルク＆母乳を拒否！3時間も泣き続けているけれど、どうしたらいい？
赤ちゃんと意思疎通をはかることは難しいため、なぜ泣いているのか原因を探るまでに時間がかかることがありますよね。加えていつもとなんとなく様子が違うと、ママさんの心配も増すことでしょう。あるママさんは11ヶ月の赤ちゃんが泣き止まないと相談しています。
『もう3時間以上泣いている……。11ヶ月の娘のことです。昨日からいきなりミルク嫌、おっぱい嫌、になりました。離乳食はよく食べるので卒乳かなー？ と思ったのですが、夜寝かしつけのときにミルクを飲んでいたのが飲まなくなったので、ひたすら泣いています。今日も9時には上の子と一緒にベッドに入り、ミルクをあげてみたものの30mlしか飲まず、おっぱいも飲まない。抱っこしても力一杯仰け反って大泣きし続けています。
今も抱っこしていますが全力で大泣きしています。先程、あまりにも汗だくで泣き続けるので明るいキッチンでお水をストローで飲ませてみましたが、一口飲んでまた泣いています。こういうときこうしたら寝たよーとか、何か体験談ある方はいらっしゃいませんか？ 泣いているのも可哀想だし、何してもダメでもうほんとに辛いです』
突然ミルクと母乳を拒否し3時間もの間、泣き続ける我が子。何が原因でどうしたら泣き止むのかと困り果てているママさんから投稿が寄せられました。
いつもと違う様子で泣いているのは心配
やはり3時間という長時間泣いている赤ちゃんへ心配の声が相次いでいます。
『3時間以上は心配になるね』
『まだ喋られない月齢だとどうして泣いているか分からなくて不安ですよね』
『生後半年の子だけれど便秘で昨日わんわん泣いていて見ているのが辛かったよ。泣かれると段々と参ってくるよね』
「何か原因があれば探ってあげたい！」と先輩ママさんたちからアドバイスが届きました。まずは赤ちゃんが泣いている原因として多くコメントされたものを3つを見ていきましょう。
1.室内が適温ではないのかも
『暑くてじめじめしているから気候のせいかなあ』
『うちは大概「暑い」だったよー。あと気圧の変化の日はダメだった』
乳幼児は体温調節機能がまだ未発達のため、自分で体温をうまく調節することができません。そのためママさんが季節に合った過ごしやすい温度に室内を調整してあげる必要があります。
室内を適温にする
『暑いんじゃない？ 一度肌着にしてみたら？』
『今日エアコン付けても全然涼しくない。湿度が高すぎ。一度ガンガンに冷やした方がいいかも。うちはいつもより設定を下げて寝かしたわ』
夏：冷房を使用するときは、外気温との差を4～5℃以内
冬：室温20～25℃、湿度50～60％
を目安に室内の温度を調整してみてください。このときエアコンの風を直接当てないようにしたりこまめに喚起することも大切です。
2.うんちが出ないのかも
『お腹痛いとかじゃなくて？ 大丈夫かな、心配になるね』
子どもの便秘症は珍しいことではなく10人に1人くらいか、それ以上と考えられています。離乳の開始や終了のころに慢性便秘症がはじまりやすいとのこと。予防や改善には食事療法などの生活習慣の改善や、薬による治療方法があります。
お尻を綿棒でコチョコチョしてみる
ママさんからは今できる方法としてこのようなアドバイスがありました。
『6ヶ月くらい。我が子もうんちが出なくて泣いていたもよう。便秘じゃなかったのにおしりコチョコチョしたら出て泣き止んだよ。こっちが泣きたかったあのときは』
筆者も便秘がちな我が子のお尻の穴をベビーオイルを垂らした綿棒でコチョコチョしてうんちを出していた記憶があります。もしも便秘がちな赤ちゃんなのであれば、今後のために予防法をお医者さんに聞いておくと良いかもしれませんね。
3.病気の可能性も
『どこか痛いとか。うちの娘、中耳炎で耳が痛くて泣き止まなかったことあったよ。ここ数日、鼻水でたりしない？』
『知り合いの子は小さい時に中耳炎でずっとグズってたらしい。まだ何が嫌か言えないから難しいよね。明日病院で原因が分かるといいね』
『突発性発疹とか？』
『風邪などでじつは喉が実は痛いとか』
もしかしたら体調が悪くて泣いているのではないかという推測も。中耳炎になると夜中に急に「耳が痛い」と泣き出す子どもいるようです。また風邪ぎみのときに細菌が鼻から耳管という管を通って中耳に入り感染を引き起こすことで中耳炎になるケースが多いとのこと。もしかしたら体の不調が原因で母乳＆ミルクを拒否している可能性もありますね。
病院で相談してみよう
『熱中症赤ちゃんでも普通になるからね。室内でも。水分が減ると頭もいたくなるだろうし、様子をみて病院へ行けたら連れて行くのもありだよ』
『中耳炎とかかな？ 体調不良かな。小児科に「1時間泣き続けて疲れた」って電話して診てもらったことがある』
赤ちゃんがぐったりしていて夜間に受診した方が良いか判断に迷ったら子ども医療電話相談事業（#8000）を利用すれば電話相談によって小児科医や看護師に判断をサポートしてもらうこともできますよ。また受診をするか否かの相談だけでなくお子さんの生じた適切な対処の仕方もアドバイスをしてもらえます。
赤ちゃんを泣き止ませる方法
その他にも原因が分からない赤ちゃんを気分転換させて泣き止ませるアドバイスも寄せられています。
『外に出てみると、ハッとして泣き止むかも？ 窓を開けて雨だよって見せたり』
『私は子どもが夜泣きでどうしても泣き止まないときは子どもが好きなテレビを見せていたな。そして抱っこしながらソファで2人で寝ていた』
『ベビーポカリか、おなかを壊していたら冷たくなさすぎないほうじ茶。おなかをひやしたら逆につらいから。低体温にならない程度にすずませてあげたりタオルで身体をふいてあげてみて』
ベランダに出たりテレビを見せて気分転換をさせたり、飲み物を飲ませたり体を拭いてあげたりとさまざまな方法を試してみましょう。
相談者さんの赤ちゃんはどうやら中耳炎だった様子
『昨夜は旦那は夜勤でおらず、1人でいっぱいいっぱいだったところ、ここで相談して娘は相変わらず泣いていたけれどすごく気持ちが楽になりました。病院で診て貰ったところ、手足口病の疑いあり、とのことでした』
相談してくれたママさんは翌朝病院に行ったとのこと。どうやら赤ちゃんは中耳炎が原因で泣いていたようです。赤ちゃんがいつもと違う様子だったりすると、何かしら原因があるのでしょう。髪の毛1本が背中についていて痒くて泣いていたり、病気で泣いていたりその原因はさまざまですが、根気よく泣く原因を追究していくとその原因が分かるはずですよ。
文・物江窓香 編集・横内みか
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