子どものオモチャやプリント、薬が片付けられない!片付け上手のママはどうしている?
子どもがいるとオモチャに常備薬、学校から配付されるプリントと、こまごましたものが増えることもありますよね。片付けが苦手なママにとって、毎日増える小物はとっても厄介なものになるでしょう。部屋が散らかる一方では困りますよね。ママスタコミュニティに寄せられたママのお悩みも家の小物の片付けにまつわるものでした。
『リビングにある薬や小物などのこまごましたモノはどうしていますか? 片付け方がわからず、すごく悩んでいます。掃除や片付けが得意な方、色々と相談にのってほしいです』
このママの投稿に共感するママが続出しました。片付けが苦手なママは少なくないようです。片付け上手なママたちは、どうやって片付けているのでしょうか。ママスタコミュニティに寄せられたママたちの片付け方法をご紹介します。
まずはいらないものを処分。モノはどんどん捨てる!
『私がそうなんだけど、片付け方わからない人って、モノで溢れているよね』
『どんどんモノを捨てる。いちいち「取っておこう」「使うかも」と思わない』
『ズボラ系の人は、こまごま分類しても維持できないから、とにかくモノを減らす』
『重複しているものは捨てる。「もったいないな」「いつかは使うかも?」と思うモノでも迷わず処分。「いつか」が来たときにまた買えばいい』
片付け上手になるためには、とにかくモノを捨てること、とママたちからアドバイスがありました。”まず捨てる”が鉄則のようです。片付けが得意ではないママは、モノを貯めておく傾向にあるかもしれませんね。片付け上手のママからさらに以下の助言がありました。
『収納苦手な人に限って、片付けようと思うと棚を買う』
『「うちほどモノがない家はない!」というくらい片付いているよ。和室の押し入れ、洋室のクローゼット、納戸、キッチンの収納、脱衣所のワゴン、テレビ台だけで足りている』
片づけるために必要なはずの収納を買うことは、片づけが苦手な人にありがちなこと、とのコメントがありました。片付け上手のママたちは口を揃えて「棚は買い足さないで」と言っています。収納せずにモノを思い切って捨てることが片付けの第一歩につながるようですね。さらに小物の代表格である常備薬、オモチャ、学校のプリントの仕分けて捨てる方法を教えてもらいました。
常備薬を上手に保管するには?
『常備薬はまとめて薬箱に入れる。余った薬は捨てる』
『薬が三箱に入っていたら、二つの箱は捨てる。薬をよくみたら、期限切れなどがあるので、一つに入り切れるだけに整理して、あとは捨てる』
薬は家族の人数が多ければ多いほど、数が増えていきますよね。薬は箱に一つにまとめて、入りきらないものは捨てると管理しやすいようです。改めて薬の整理整頓をすると、期限切れのものがたくさんあったという人もいるのではないでしょうか。
子どものオモチャはどうやって片付けている?
『子どものオモチャは、オマケや使ってなさそうなモノをまとめて段ボールに入れて隠して、子どもが2ヶ月間何も言ってこなかったら捨てる。それでだいぶ減らせた。うちのオモチャの収納は押し入れだけれど、そこにオモチャをしまって見えないようにしたらスッキリしたよ』
お菓子のオマケや折り紙、道ばたで拾った石など、大人からすると、どうみても“必要ないもの”だと感じる小物を溜め込みがちな子どももいるでしょう。こまごましたものはオモチャ箱に入れるのではなく、ダンボールに入れて、期限を決めて捨てるというアドバイスがありました。子どもが大切にしているオモチャをすぐ捨てるのはためらわれますが、2ヶ月保存の猶予期間を持たせてから捨てると「これだけの期間何も言ってこなかったから」と踏ん切りがつきそうですね。
学校のプリントはどう片付ける?
『学校のプリントはいるものだけインデックスをつけてファイリングしている。新学期になったら、前年度分はひもで綴じて保管。学校のお知らせなどはポケットファイルに入れる。提出物は提出物専用の置き場を作り、スケジュールは壁に掲示する』
『学校の手紙やプリント類はスマホで写真を撮って捨てる』
『提出分のプリント以外は、ヤフーカレンダーに書き込みして、重要そうなプリントだけ写メをして捨てている。提出物も基本的に翌朝持たせるから冷蔵庫に貼っとく』
学校のプリントは整理整頓をしないと、提出しなければいけないプリントが見つからなかったり、大事な行事の日時がわからなくなったりするかもしれません。ママたちのアドバイスのように、提出プリントと提出しなくてもよいプリントを仕分けするのは効果がありそうです。プリントも画像データにして保存すれば、片付けの鉄則“モノを捨てる”を達成できますね。画像にするときは、学校のプリントを管理保存するアプリを利用したり、LINEで一人グループを作って月ごとアルバムにするなどの裏技を活用してみてはいかがでしょうか。
片付けの基本は、捨てることからスタートするとのことです。片付け下手のママのなかには、モノが捨てられないママもいるかもしれません。片付けを始める時は、「1日5つは捨てる」などと自分ルールを決めて、習慣づけをするといいかもしれません。ぜひ、みなさんもママたちのアドバイスを参考に、自分に合った片付けの方法を見つけてくださいね。
文・安藤永遠 編集・しのむ