親の留守中、小学生に包丁や電気調理鍋で料理をさせても大丈夫ですか?
みなさんは子どもがいくつのときに料理を教えましたか? 包丁や火を使ったりする料理を子どもにさせるのはなかなか不安ですが、そのままではいつまでも料理を覚えることができないという葛藤がありますよね。あるママさんは小学5年生と小学2年生のきょうだいに、自分が留守の間どこまで料理をさせるのがアリかと相談をしています。
『小学生が電気調理鍋を使って昼ご飯を作るってアリ? 小5と小2のきょうだい。私は調理器具や材料を用意しておくだけ。材料を切って洗って鍋に入れて味付けするのは子どもたちが全部やる感じです。カレーとか煮込み料理とか作らせる予定。サラダやご飯は作って置いておくと思う。留守番することが多いなか、自分でご飯を作れるようになってほしいと思っている』
小学生が包丁で材料を切って電気調理鍋で調理をすることは、ママさんたち的にはアリなのでしょうか?
小学生の子どもだけで料理をさせるのはまだ早いのでは?
ママスタコミュニティでは「なし」派のママさんが多かったようです。なぜ小学生の子どもだけで料理をさせることをなしだと考えるのでしょうか?
料理は急にできるようにはならないから
『まだちゃんと作ったことがないようだし、なし。小5の負担が増えて可哀想だよ。レンジで簡単に食べられる食品があるよ』
『作れるようになって欲しいってことは、まだ作れないんでしょ? 更に小2なんてやりたがりの足でまといにしかならなくて上の子の負担が大きい。留守中はなしだな』
『今までもやって来ていて、ご飯を作れる子ならいいけれど、教えてもいないのに「作れるようになって欲しいから」ってやらせるのはないわ』
料理にはさまざまな手順や注意点がありますよね。料理の基礎も知らない小学生の場合、1度や2度調理を行ったくらいでは足りないことも多いでしょう。相談してくれたママさんの投稿から、子どもたちが料理をしたことがないのではと推測するママさんたち。ママさん不在時の料理はなしだと判断する声が多数ありました。今後子どもたちと何度も料理を作って、子どもが料理に慣れてきたときに再度検討してみても良いのではないでしょうか。
もしもの怪我や事故が怖い
『何かあったら怖い』
『子どもって、本当予想外のことをするから。小5が小2にやらせて大惨事、が予測できる』
『親がいないときにそれはやめた方がいい。もし、包丁で指でも切ってしまったら? 熱い鍋が何かの拍子にひっくり返ってしまったら? 小学生には対処できないよ』
包丁で手を切ったとき、熱い鍋をひっくり返してしまったときなど、料理には“万が一”の危険性があります。もしもけがをしたときの対処法を教えていたとしても、きちんとその場で対処できるのかどうかに疑問が残りますね。小学5年生のお兄ちゃんだけならまだしも小学2年生の下の子がいるということで、下の子のフォローをさせるにはお兄ちゃんもまだ幼いのではないかという意見もありました。
どこまでなら子どもたちに料理をさせる?
ではママさんたちは自分の留守中、どこまでなら子どもに料理を作らせるのでしょうか?
『レンジでチンするくらいならあり。それ以外はなし。料理は大人がいるときに一緒に作る』
『うちはミキサーでバナナジュース作ったり、レンチンとかしか触らせてないよ』
『親や大人がいないときは火と包丁は使わない約束。ウォーターサーバーのお湯かレンチンのみで食べられる物用意してあげたら?』
多くのママさんが、子どもがけがをする可能性の低いレンジの使用やウォーターサーバーのお湯を入れる程度なら許可していると答えてくれました。ただし安全に思える電子レンジであっても食品の過熱による火災などがおこっています。安全に使用するには下記のポイントを子どもにも伝えておきましょう。また日頃から電子レンジの周りを整頓しておいたり、庫内の掃除をしておくことも大切ですね。合わせてウォーターサーバーでの火傷にも注意を促すようにすると良いですよ。
電子レンジを使用する際の注意点
1.加熱時間を長めにせず、取扱説明書などを確認する
2.調理中はその場を離れず、食品の様子を見ながら加熱する
3.電子レンジのそばに可燃物を置かないように注意する
4.冷凍食品などは包装の表示を確認してから加熱する
保護者の留守中に子どもにどこまで料理をさせるかは、子どもの年齢や性格、日ごろから料理をするかなどで総合的に判断をする必要がありそうです。まずは一緒に料理を作りながら、料理の危険性とその対処法を教えるところから始めてみてはいかがでしょうか。
文・物江窓香 編集・Natsu
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