今まで散々私をバカにしてきた義兄夫婦と義両親。甥の奨学金制度の保証人になるのを断ってもいい?
大学時代、奨学金制度を利用して学業に励んだ方は少なくないことでしょう。とても便利な制度ではありながら、時にはトラブルの種にもなりうるようです。今回ママスタコミュニティに投稿されたのは、「奨学金制度の保証人になってほしい」と言われたことから起ったトラブルでした。それではさっそく、投稿をみてみましょう。
『高2の甥が大学に行くために「奨学金を借りるだろうからそのときは保証人になって欲しい」と義兄夫婦に頼まれました。私たち夫婦はそれを断ったら、義両親から叱られました。保証人になんてなりたくないから断ったのに、なぜ叱られないといけないのか意味がわかりません』
奨学金制度を利用するにあたって、保証人になってほしいと依頼されたようですね。投稿者さん夫婦はなぜ申し出を断ったのでしょうか。
『今まで義両親や義兄夫婦は、会うたびに私が産育休や時短を使いながら正社員で働いていることをバカにし、「子どもが可哀想だ」と散々言われました。それなのに「保証人になれ」というのはおかしくないですか? だから「うちは保証人にならない」と言い、機関保証制度の話も出しましたが、義両親は「兄弟がいるのに、わざわざそんなところにお金を出さなくてもいい。水くさい」と言われました』
今までの義兄夫婦や義両親からの心ない言葉を快く思っていなかった投稿者さんご夫婦はその依頼をお断りしましたが、今度は義両親が怒りの態度を示してきたそうです。投稿者さんは、「なぜ私たちが怒られないといけないのか」と憤慨している様子。
日本学生支援機構の奨学金制度の場合、「機関保証制度」というものがあります。これは連帯保証人および保証人は必要ありませんが、代わりに保証機関に一定の保証料を支払うことで連帯保証をしてもらう制度のこと。投稿者さんは保証人になることを断り、こちらをすすめたところ「水くさい」との言葉を投げられたようです。
義兄夫婦は失礼。保証人にならなくていい
『今までよくしてくれたなら保証人になるかもしれないけれど、いろいろと言われてたなら考えてしまうのはわかる』
『そこまではっきりと義兄夫婦や義両親が馬鹿にしていたなら、もうこのままお断りで!』
まずご紹介したのは、「保証人になる必要はない!」という投稿者さんの怒りの気持ちに寄り添うようなコメントでした。「今までの義兄夫婦の態度を考えると、投稿者さんが保証人になりたくないのは当然」との意見が見受けられ、保証人になること自体よりも今までの態度が問題だと考える方もいたようです。
『奨学金だよね? 教育ローンではないよね? 奨学金なら甥が自分の責任で借りて、自分の責任で返済するのが道理。保証人がいなければ機関に保証金を支払うのも当たり前のこと。だって自分の学費になるのだから。「それぐらいの気概がないなら、分相応の進学をしてください!」と言ってあげなよ』
『「えー? 本当に図々しーい! マジで厚顔無恥!」と言っておやり!』
保証人になるのをお断りをするときに、ハッキリと突き放すような言葉を投げかけてもよいのではと考える方も。実際に言うかどうかはさておき、嫌味のひとつも言いたくなる気持ちも理解できる気がします……。
義両親が保証人になればいいのでは?
『「無理です! お義母さんがなってあげたら? え、お義母さんは無職? 大変ですね」で、もう相手をしないこと』
『まだ甥は高2なんでしょ? 「今から1年、奨学金を借りなくて済むように、義兄夫婦と義父母が死ぬ気で働いて節約してお金を貯めて下さい」と言ったら?』
『義親が出してあげればいいのにね。そんなお金もないくせに偉そうに』
「投稿者さんの義両親が保証人になれば、万事解決」と言い切る方も現れました。また「義兄夫婦と義両親が今から学費をためればいい」との意見も。いずれにしても、投稿者さんご夫婦の負担にならない方法をぜひ考えてほしいものです……。ちなみに日本学生支援機構の奨学金制度の場合は、原則として65歳未満でないと保証人にはなれないとのこと。ただし収入や資産などの条件によっては65歳以上でも保証人になれることもあるので、義両親が保証人になれるかどうかを一度確認してみるのもいいでしょう。
投稿者さんに共感!自分も奨学金制度の保証人でトラブル
『うちも去年、実姉から奨学金の保証人になるのを頼まれたけれど断った。そしたら今年、うちの子どもたちにお年玉をくれなかった。ほかの親戚には渡しているのに』
『うちも保証人に関してすごく心配してる。すでに絶縁しているつもりだけれど、ときどき連絡が来る。保証人を頼まれたら絶縁を宣言する予定でいる。絶対に投稿者さんも負けるな!』
投稿者さんと同じように、奨学金制度の保証人になるかどうかでトラブルになってしまった方や、今後保証人を依頼されないかとヒヤヒヤしている方もいました。「断ったら自分の子どもだけお年玉をもらえなかった」との体験談もあり、今後の関係にしこりが残ってしまった様子がわかります……。
保証人になるのは旦那さん。しっかりと釘を刺しておくべき
『叱られてもスルー、スルー。機関保証制度があるんだから大丈夫。今までの経緯を考えたら頼めるわけないのに、面の皮が厚すぎ。そんな親の子どもだと信用できないから、絶対に引き受けちゃダメー! ご主人にキツく言っておかないとダメだよ』
『投稿者さんが保証人になるわけじゃないから義母は無視でいいけれど、旦那に保証人にならないようにしっかり言わないと』
『結局、旦那がサインしたら保証人だよね。旦那がサインしないように見張っていたほうがいいんじゃない?』
義兄の息子である甥の保証人になるとしたら、投稿者さんではなく血縁者である旦那さんが保証人になる可能性が高くなるでしょう。そのことから、「旦那さんに保証人にならないよう釘をさしておくべき」とアドバイスした方もいました。夫婦での考えを固め、旦那さんからもしっかりと”NO”の意思を示してもらうのがいいかもしれませんね。
奨学金制度の保証人になることは、もちろん親族間の金銭問題です。二つ返事で簡単に保証人になることはできませんし、相手が今まで自分を馬鹿にしてきた人ならばなおさらでしょう。夫婦で「保証人にならない」と決めたならば、最後までその意思を見せて断り続けるのが最善の策かもしれませんね。
文・motte 編集・荻野実紀子 イラスト・きたがわなつみ
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