初節句の雛人形が突然義母から送られて来てビックリ!ありがたいと思わなきゃいけないの?
子どもの初節句はママやパパ以上に、祖父母たちが孫のために張り切ることもあるのではないでしょうか? あるママの話によると、娘さんの初節句にお義母さんから大きな雛人形が突然送られてきたそうです。
『自分たちで多少は選びたかったし、あまり大きいのは置けないからって思ってたのに、義母が勝手に買ってきたらしい。今日うちに届くまで知らなかった。お雛様とお内裏様だけのケースに入ったやつを買おうとしてたし、義母にも置くところがないから小さいやつって言ってあったのに……。三段飾りのそこそこ大きいやつだった。今、リビングにはベビーベッドやらバウンサーやら離乳食用の椅子があるから、圧迫感がスゴい。一応義母に電話をしてお礼だけは伝えて、「なかなか大きいですね……」って言ったら「大きい方がやっぱりいいわよ。一生に一度だし~」って。本当は七段飾りを買おうとしていたことも言われた。買ってもらえるだけありがたいと思わなきゃいけないのかな?』
一方的に想像以上の大きな雛人形を送られて困っている様子の投稿者さん。義父母が良かれと思って一方的に物を贈る……。実は意外によくあることではないでしょうか? こんなときママたちは、どう考えればいいの?
うちも義父母が買ってくれました……
子どもの初節句はおめでたいこと。お祝いの気持ちを表したくて雛人形を用意した義両親に、困惑するママはほかにもいました。
『うちも私の実家が買うのを楽しみにしていたのに、いきなり買って持ってきた。そのとき私は留守で旦那から連絡が入り「すぐに戻ってくれ」と。子どもの検診だったからすぐに帰ることはムリで、旦那が仕方なく仕事を抜け出して戻ることに。私が帰宅したときにはすでに和室に飾られていた』
『うちなんて旦那のお下がりの五月人形を持ってこられたよ』
「ありがとうございます」の裏に隠される、ママたちの本音は
買っていただけるのはもちろんありがたいこと。だからママたちは、お義母さんにしっかりお礼を伝えます。でもその裏にはこんな思いがあるのです。
『どうせなら選びたいよね! ありがたいんだけどさ』
『ありがたいよ。でもさ、何の相談も話もなくこんないきなりってある? 本当にありがた迷惑』
『投稿者さんの気持ち……わかる。「誰の子だと思ってんの?!」とさえ思うし。悪いけれど、毎年そのお雛様を見る度にモヤモヤ、いらいらすると思う』
『ありがたいことだけれど、勝手に買うのはなし。うちは嫁側の実家が買う風習だけど、投稿者さんのご両親も準備するつもりだったのではないか……。そこが気になる』
『一緒に選びたかったね。義母の言う通り一生に一度なんだからさ』
今後毎年、ひな祭りの時期に登場するであろう雛人形。娘のために自分が雛人形を選びたかった、家の広さを考慮して小さめのものがよかったなど、ママとしては素直に喜べない理由もあるんですよね……。
モヤモヤは残るけれど……。気持ちの切り替え方は?
では贈り物を素直に喜べないとき、どう考えたらいいのでしょうか?
金銭的に助かる
義両親に買ってもらえることは、金銭的にもありがたいことと考えるママもいるようです。
『来年になれば、ベビーベッドもバウンサーもなくなってるから大丈夫。うちの地域は嫁側の親が準備する習わしがあるから、親に金銭面で負担をかけるのは申し訳なかったな。自分で選ぶって言ってもたいして変わらないし、めんどくさいよ。お古より全然マシだと考えたら?』
『買ってもらえるだけありがたいよ。うちなんて買ってくれる人なんていないから、全部自分たちでそろえなきゃいけない。だからうらやましいわ』
子どもはきっと喜ぶ
ママにとって大きい雛飾りは、出し入れするだけでも大変。でも成長して大きくなった子どもにとっては、嬉しいもののようです。
『うちも三段のお雛様で、大きいなと思っていたけど、小2になる子どもはとっても気に入っているみたい。お友だちの家でも三段のものは少ないみたいよ』
『子どもは大きいほうが嬉しいと思うけどね。いい義母じゃん』
『たしかに少しイラッとするけれど、子どもが大きくなったときに、立派な雛人形を見て喜ぶときがくるかもよ。そんな姿をみたら「これで良かった」と後に思えるかも』
『三段のお雛様もいいよ。出すと子どもが喜ぶ。箱から出して一緒に飾り付けをする楽しみもある。私も子どももお雛様を出すのが毎年楽しみで、大切にしている』
『うちも三段飾り。ガラスケースにしとけば良かったと思ったけど、小学生になった娘は、「もっと大きいのが良かった」って言ってる。今はモヤモヤするだろうけど、娘さんきっと喜んでくれるよ。大切にしてくださいね』
何もしてくれない義両親よりは羨ましい
『こっちから言わないと買ってくれないような親をもつ私からしたら、投稿者さんが羨ましいよ。ぜいたくな悩みだね、気持ちはわかるけどさ』
『なにもしてくれないとそれはそれで悲しいもんよ』
ママによっては、義両親からお祝いしてもらえないこともあるようです。そんなママからすれば、お祝いしてもらえることは羨ましい限りかもしれません。
『いろいろ物があって狭いのは今だけ! とポジティブに考える』
子どもが小さいときには少し困ってしまう大きな雛人形。でも子どもが大きくなれば、部屋のスペースも少しは余裕が出てくるかも。何より、子ども自身が大きな雛人形を喜ぶという声もありました。そう考えれば、少しは気持ちが落ち着くかもしれません。ただ別のことで、また同じようなことが起こる可能性もありますよね……。
『「今度は相談してくださいね~」くらいは伝えてもいいんじゃないのかな?』
大きな買い物は、これから相談してもらえるように一言お願いしてみるのもいいですね。お子さんをかわいがるパパやママ、義両親にとっても、楽しいひな祭りになりますように!
文・山内ウェンディ 編集・櫻宮ヨウ
関連記事
※メンタル強すぎ!浮気性の旦那を一喝した肝っ玉ママ友の話- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 初節句の雛人形が届いた…