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娘が離乳期の手づかみを拒否!なのに箸がスムーズだったワケ

言葉の発達が遅い娘は健診のたびに、言語聴覚士さんに相談をしていました。
そんな娘も離乳食を始めた娘はなんでもよく食べてくれて、離乳食楽勝かも! とさえ思うほどでした。

しかし別のことで悩むことに……。それは「手づかみ食べをなかなかしない」ことです。

離乳食1提出
1歳半健診のとき言語聴覚士さんに言語発達の遅れとともにこの「手づかみ食べ拒否」についても少し気になると指摘されました。皮膚の感覚が普通より敏感なのかもしれないとのこと。しかしそのときは診断も確実ではなく、しばらく様子をみることになったのです。

離乳食2提出
「こんな感じで1人で食べられるのか?」と心配でしたが、2歳になり……。

離乳食3提出
教えていないのに箸を使い始めた娘。器用に麺を箸でつかんで口へ運びます。
手づかみ→フォークやスプーン→箸と想像していたけれど、いきなり箸を使い出すこともあるのです。
言語聴覚士さんに相談すると「観察力がしっかりしているんですね。きっと一番身近な親のマネをすることで身につけているんです」との見解でした。

それを聞いて「娘の前で変なことはできないなあ~」と思いつつ、手づかみ食べをしなくとも箸がスムーズになることもあるんだと学んだ出来事でした!

文、イラスト・猫田カヨ

※参考:言語聴覚士(ST) ※2020年2月時点の情報です|音声機能や言語機能、または聴覚に障害がある人を対象にその機能の維持・向上を図るため、言語訓練、その他の訓練をはじめ、必要な検査や助言、指導などの援助を行います

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