「お歳暮17軒……これも後を継いだ長男の定め?」と嘆く投稿者さんにかけられた言葉とは
皆さんは、お歳暮やお中元を贈っていますか? 義実家や両親に贈っているという方もいれば、親戚や家族ぐるみでお世話になっている方々へは、自分たちに代わって同居している両親が贈ってくれているという方もいらっしゃるのでしょうか。今の時代、古い慣習にとらわれずに贈らないという考えをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。しかしある投稿者さんは、お歳暮を毎年17軒分も手配しているのだそう。詳しい話を見ていきましょう。
『お歳暮17軒……毎年しんどい。義理の両親の代から買うお店も品も決まっている。お歳暮のために節約しているなんてばかばかしくなるけれど、夫が後を継いだ長男だから仕方がないよね』
『旦那の両親の兄弟7軒
旦那の姉2軒
旦那の姉の亭主の実家2軒
旦那の友達3軒
わたしの実家や兄弟3軒
これでも義母時代より10軒は減らしたの』
どうやら、多くの親戚たちにお歳暮を贈っている様子の投稿者さん。嫁ぐ前から定例となっている17軒分のお歳暮のために、日々節約をしなければならない状況に陥っているようです。この投稿に、たくさんのアドバイスやコメントが届いているのでご紹介します。
義両親が亡くなっているので投稿者さんがお歳暮の後を継いでいるとのこと
旦那さんのお姉さんの旦那さんの実家(投稿者さんからすると義姉の義実家)も贈り先にリストアップされていることから、「本来は義両親がやるべきことでは?」といったコメントが寄せられました。
『旦那の姉の亭主の実家宛にも!? お義母さんが手配すればいいのでは?』
『旦那のお姉さんの嫁ぎ先に投稿者さんが贈る必要があるの? どうなっているの!?』
実は、旦那さんのご両親はすでに亡くなっているとのこと、彼らの意思を継ぐ形で現在も贈り続けているのだそうです。
『旦那の両親が亡くなって旦那が後を継いでいるから続けているの』
負担ならば相手方と相談してお歳暮をやめることも検討しては?
ママスタコミュニティの多くの方からは「義両親が亡くなったタイミングでお歳暮を贈ることを止められる贈り先もあったのではないか」、「親戚なのだからこそ、今からでもお互いに話し合って、贈り合うのを止めてもいいのではないか」というコメントが寄せられました。
『旦那の姉や投稿者の実家兄弟や友達へは贈るのを止められそうだが』
『お互い様に負担が大きいものだから、双方で確認し合ってやめればいいのに』
『仕事先とかお世話になった恩師とかなら仕方ないって思うし、贈る意義もあるってものだけれど、全部身内だよね。ずいぶんと古風な親戚付き合いが続いているんだね。個人的には、お互いに見栄や義理や慣習にとらわれているだけではって思っちゃう。この中の誰かが、「負担だから止めよう」と声を挙げるべき』
遠い親戚の方とは日頃、行き来、やり取りはあるのでしょうか。もしそうでないのにも関わらず、お歳暮だけを贈り続け、そのために日々節約生活になっているのだとしたら……。皆さん、投稿者さんを思いやってのアドバイスなのでしょう。ただ、お歳暮を贈ることは旦那さんの強い希望でもあるのだそうです。
『旦那は「自分の代までは続けていこう」って言っている』
大変だけれども、「人に恵まれた人生」だとポジティブに考えることもできる
お歳暮を17軒に贈ることは確かに金銭的にも大変なことでしょう。しかし、「お世話になった方がたくさんいて恵まれている」と見方を変えることもできるのではないでしょうか。
『うちも数軒だけれど、お歳暮とお中元は欠かさない。確かに大変だけれども、贈る相手がいるって多分かなり恵まれた人生なんだと思う。今は贈られることも増えてきた』
「今まで周りの人が支えてくれたから、今の自分たちがある」と思うことにより、心も豊かになってきませんか? 金銭的に切羽詰まっている状況なのであれば旦那さんとの相談が必要ですが、もしもそこまでではない場合は旦那さんの気持ちを汲んであげることも妻にできる役目のひとつなのかもしれませんよ。
文・物江窓香 編集・blackcat
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