家族の協力が不可欠!受験生がいる家庭の”インフルエンザ対策”
「例年よりも流行するのが早い」「学級閉鎖が」などというニュースが連日報道される、インフルエンザ。お宅では、どんな予防対策をしていますか?
「株式会社イオレ」が発表した「風邪・インフルエンザ予防対策」についてのアンケートによれば、多くの家庭が実施しているのはマスクの着用。とくに受験生を抱える家庭では、かなりの割合で着用していることがわかりました。
受験生を抱える家庭は、この時期のマスク消費量がすごい?!
子育て世帯の1,000人を対象に行った調査、まずは「風邪・インフルエンザ対策で効果的だと思うものは?」という質問からです。
毎日の基本的な生活習慣である「手洗いうがいの徹底」が圧倒的に多く、87.3%! とくに時期などを気にせず”毎日当たり前にやるもの”として、多くの家庭に認知されているようです。
次いで「マスク(75.9%)」、「加湿(68.3%)」、「予防接種(63.9%)」は、半数以上の回答を得ました。「空気清浄(36.1%)」や「ウイルス除菌(29.1%)」などは、部屋の空気にも意識する家庭が取り入れているというイメージでしょうか。
ここからは一般的な子育て世帯と、受験生を抱える世帯の比較になります。
「風邪・インフルエンザ予防として、子どもにふだんから話していることは?」という問いに対する回答は、こちら。
大きく差がついたのが「外出時はマスクをつける」。自分自身は風邪をひいていなくても、学校などでは予防のためにマスクを着用するわけですね。最近は長時間着けていても耳が痛くなりにくいマスクや、呼吸のしやすいマスクなど、便利なものもたくさん登場しています。ちょっと高価でもそうしたマスクを用意すれば、子どもも嫌がらずに着けてくれるかもしれません。
「外出時に気をつけている風邪・インフルエンザ対策は?」という問いにも、約8割が「マスクを着ける」と回答しています。
また、とくに受験生のいる家庭では「人混みにはなるべく行かない」が55.1%と半数以上。家族全員で外出を控えて、できるだけウイルスに触れないように気をつけていることがわかります。この時期は受験生本人だけでなく、ママパパも職場ではマスクを着けていることが多いのでしょうね。
家族全員が予防接種する受験家庭は、約2/3と多数派
ママスタコミュニティでは、受験生のママたちが予防接種についての話題にしています。
『娘は何年もインフルエンザになったことがないので、受験した去年も予防接種はしていません。そのかわり、家では除菌対策を徹底しました。帰宅後は速攻でうがいするのはもちろん、うがい用のコップは紙コップ、手拭きはタオルではなくキッチンペーパーで使い捨て。身体によい食事、加湿などなど。できるかぎりのことをしたおかげで、誰もかかりませんでした』
『予防接種は、外との接触が多い夫だけ。本人は逆に体調を崩すので、受けられない』
「家族の誰も予防接種を受けない」という家庭は約20%。全体の約2/3は、「家族全員が予防接種を受ける」という家庭でした。
『全員。家族の誰かひとりでもかかったら、大変だから。重症化なんてしたら、本当に困るし』
『家族みんなだよ。受験って、家族のサポートや協力も大切でしょ』
『家族みんなやっているよ。偶然かもしれないけど、毎年のようにインフルエンザにかかっていた本人がかからなかったよ』
「受験でなくとも、毎年みんな接種している」という家庭も、ちらほらありました。わが子には受験当日を、万全の体調で迎えてほしいもの。考えられるかぎり、できるかぎりの対策を打っておきたいのが親心といえそうです。
調査対象:「株式会社イオレ」が企画・運営する「らくらく連絡網」を利用中の子育て世帯
回答数:1,000
調査期間:2019年10月31日〜11月4日
文・鈴木麻子 編集・しらたまよ
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