離乳食が思うように進まず戸惑う新米ママ。はたして先輩ママからの答えは?
子育てに悩みはつきものですね。嬉しい悩みも悲しい悩みも、お子さんを愛しているからこそ起こることなのかもしれません。お子さんが生まれ、手探りだった新生児期を終え、次にぶつかる悩みは“離乳食の進め方”でしょうか。ママスタコミュニティにも、離乳食をどう進めたらよいのかという新米ママからお悩みが届きました。
離乳食が思うとおりに進まない!どうしたらいい?
『息子が6ヶ月になったので、おかゆを食べさせはじめました。3日目まではニコニコしながら自らスプーンを握って口へ運び、食べ過ぎないようにこちらが制止するほどでしたが、4日目の今日は、ひとくち食べたら一切口をあけてくれませんでした。お腹すいてなかったのかな? と自宅のプレイルーム行ったのですが、ずいぶんご立腹でフンフン言いながら母乳を飲みだしました。今日は気分が乗らなかっただけでしょうか? それとも、離乳が嫌になってしまったのでしょうか? 順調に進みそうだったので戸惑っています。明日、再挑戦しても良いのでしょうか? それとも数日あけてから始めた方が良いのでしょうか? 先輩ママさん、教えてくださると助かります』
今まさに離乳食の段階というお子さんをお持ちのママも、かつて離乳食で悩んでいたというママも「わかる!」と思う悩みですね。では、先輩ママからはどのような意見が届いているのでしょうか。
『明日再挑戦すればいいと思うよ。大人だって気分が乗らないときがあるのだから、赤ちゃんだってあるよー。もっとおおらかに育児しよう!』
『息子さん、今日は母乳の気分だったんだね。そういうときもあるよ。やっぱり母乳の方がうま~って』
『また6か月じゃん! 焦らなくてもいいと思うよ~。ミルクで栄養取れるし。フンフン言いながら乳吸うの想像したらめっちゃ可愛い』
『食べたくなったら食べるでしょ。大丈夫。気にしない気にしない』
優しく、なんともおおらかなお返事が届きました。離乳食に悩んでいるママからすれば「本当にそれでいいのかな?」と思うかもしれませんね。しかし“焦らずにその子のペースでいい”という意見が多かったことからも、先輩ママたちが言うように少し余裕をもって離乳食を進めてみてはいかがでしょうか。
では、なぜ離乳食期を過ぎた多くのママたちは「のんびり考えていい」と思えるのに、今まさに離乳食を進めているママは悩むのでしょうか?
だれの意見を聞けば良いの?情報の多さゆえに混乱するママたち……
離乳食の進み具合に一喜一憂するママたち。離乳食が思い通りに進まないことも原因のひとつかもしれませんが、保健師、病院、実母や義母、先輩ママなどからの情報が多いことも、悩みに拍車をかけるひとつの要因と言えるかもしれません。
『それはあくまで目安であってそうしなければならないわけじゃないですよ』
『ゆっくりで良いってなったり、早くで良いってなったりわけわからないよね~。子どもの様子見ながら気楽にやったらいいさ』
子育てにおいて、目安や平均などと言われると、そこからわが子が外れてしまったときに不安に思うママも少なくないのでは? しかし先輩ママたちからは、「目安や平均はあくまで参考程度に」という力強いアドバイスがありました。たくさんの情報はありがたい反面、混乱してしまう原因にもなりかねません。大事な情報やポイントはおさえつつ、まずはわが子の様子に合わせることが大事なのかも。実際に先輩ママたちからはこんなエピソードが届きました。
離乳食の進め方はみんな違っていいって本当?
『食に興味なかった上の子なんて2歳くらいまで食べないときがよくあった。中学生だけど成長曲線ど真ん中、年1で熱出すかどうかの頑丈さだよ。私もめんどくさいから鍋の具材つぶしてあげていたし、0歳児なんて味見って感じの量だよね。6ヶ月なんて食べない日があったって全然大丈夫だよ』
『上の子は離乳食嫌いでほとんど母乳から摂取していた。下の子も入院やら手術やらで離乳食は11か月から始めたからそれまでほとんどミルク。2人とも貧血とかなんもなしで育ったよ。めっちゃ健康』
『うちの子もそうだったよ。毎日少しずつ食べさせてあげれば大丈夫。お母さんの根気もいるけど、上手くいかない日は前向きに考えて頑張って。母乳たくさん飲んでくれるなら少しくらい食べてくれなくても大丈夫』
目の前のわが子が一生懸命作った離乳食を食べてくれないと心配になりますよね。しかし、先輩ママたちはそれでも大丈夫だと言っています。育児書や保健師さんの言葉もとても大事ですし、いざというときに頼りになるもの。しかし子育てにおいて「これでいいのかな」と悩んだときは先輩ママたちの声にもぜひ耳を傾けてみてください。根拠がないのに……といってしまえばそれまでかもしれませんが、どのママたちも愛情をもって大事に子育てしているはずです。そのなかに、今悩んでいるママにとっての必要な答えが隠れていることもあります。根拠のないその「大丈夫!」はいつかあなたを救ってくれる光になるかもしれませんよ。
文・荻野実紀子 編集・Natsu
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