義両親との同居で死にたいと思うまでになった【後編】
前回からの続き。
私は旦那の両親と同居しています。この家では義母が家のこと全般を取り仕切っていて、私は家事をさせてもらえず、何かしようと思っても止められ、気づけば”何もしない人”になっていました。夫にも頼ってもらえず、義母に虐げられても逃げ出すこともできず、ただ、じっと家に閉じこもって耐える日々を過ごしていた私。
この状況をなんとか打開したいと思い、私は働きに出ることにしました。
働くと言っても、子どもが幼稚園へ行っている間だけで、義母へ何も迷惑をかけるつもりはありませんでした。しかし働くことについても事細かく義母の許可が必要であり、私は働くことさえも自由を許されませんでした。
私はその後たびたび体調を崩すことになり、部屋から出られない日々が続きました。義母も義父も、どうしようもない嫁と思っていたことでしょう。
私がいくら苦しさを訴えても夫は理解をしてくれません。夫とももう一緒に暮らしたくはない、けれど新しい土地に慣れ始めていた子どものことを思うと、なかなか離婚に踏み切ることができずにいました。
仕事も行けず、家で寝込んでる母親を見ている子ども達にも申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが……。
話し相手も相談できる人もおらず、1人で抱え込んでいました。全部、自分のせいだと思い込んでしまう私の悪い癖です。こんなにも自分は限界だったんだなと気付きました。
息子のおかげで目を覚ますことができた私は、子どもたちを連れて東京の実家へ帰ることにしました。地元には、私を理解してくれる友達も家族もいます。
この苦い経験を生かして、これからの人生を子ども達と幸せに暮らしていきたいと思っています。
原案・ママスタコミュニティ 作画・Ponko
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