小5の子どもが担任の先生と合わない!ストレス軽減のために学校を休ませることはありですか?
親として、子どもには学校で楽しく過ごしてもらいたいと思うものですよね。でもいろいろな人が集まる学校という場では、何かしら問題が起こることがあります。今回ママスタコミュニティに、小学5年生の娘さんが、担任の先生と合わないと悩んでいるママから相談がありました。
『娘が担任のことをよく思っていません。差別があったり、嫌と言っていることを押しつけられたりするそうです。学校へ行きたくないと毎日言っています。クラスのお母さんたちに話をしてみると、差別はあるみたいで、クラスの女の子も同じようなことを愚痴っているようでした。学校へは行って欲しいのが本音ですが、ストレスが溜まる一方だとしたら、しばらく休ませてみるのはアリだと思いますか?』
娘さんが学校へ行きたくない理由は、友だち同士のいざこざではなく、担任の先生だとのこと。転校は考えていないようで、少し休ませて息抜きをさせたほうがいいのかなど、今後の対応に苦慮しているようです。
学校を休ませても担任は変わらない
仮に投稿者の娘さんが学校を休んだとしても、担任の先生が変わることはありません。お子さんを休ませても問題は解決しないから、子どもを学校に行かせたほうがいいのではというママたちの意見です。
『しばらく休んだところで担任が変わるわけでもないし、次に行くのが嫌になってそのままズルズル休みそうだから、私なら休ませない。合わない人間もいるってことで、子どもの学校の愚痴はぜんぶ聞くようにする』
『腹痛だとか嘔吐だとか、子どもがそこまで追い詰められているなら休ませる。そうじゃないなら、とりあえず可能な限り頑張らせてみる!』
『合う合わないあるよ。そうこうしているうちに、一年おわるのだよ』
『世の中理不尽なことなんていっぱいあるのだし、適度に流せる人になってもらわないと将来心配だから休ませない。押し付けられることの内容にもよるけれど、嫌なら嫌と言って、無理にやらなくてもいいって教えるかな。どうしても行きたくないって言うなら、月に1~2回だけ休んでいい日をつくる』
逃げ道もあることを知って欲しいという思いから、娘さんを休ませようと思っている投稿者のママ。不登校にさせたいわけではないと言います。しかし他のママたちからは「休んだところで問題が解決しないなら、休ませないほうがいいのでは」という声が寄せられました。一方で、担任の先生から押し付けられる内容や、子どもの体調の状況などによってはこの限りではないかもしれません。
他のママと連絡を取り合ってみては?
差別があるとのことでしたが、担任の先生は娘さんだけを差別しているのではなく、男の子に優しく女の子に厳しいという差別をしていると感じるのだそうです。同じクラスの他のお子さんはどう思っているのか、ママ友などにいろいろ聞いてみてもいいかもしれません。
『合わない相手なんていっぱいいるよ。投稿者のママの娘さんだけがイヤな思いをしているわけじゃないのだから、他の保護者と連絡をとりあって監視だけはする。娘さんには他のクラスメイトも同じ思いをしているのだから、あなたひとりじゃないと話して学校に行かせる』
『5年なら勉強が遅れるから、そういう先生もいるのだと我慢を教えることも大事かもね……。差別するのはよくないから、他のママにもきいてみたら? 先生は癖の強い人もいるし、いい担任でないと一年が長く感じるよね』
『うちも去年の担任がとにかく評判が悪く、子どもたちからも保護者からも不人気だった。差別、ひいきはもちろん、怒鳴ったり人格否定のような言葉掛けがあったり。宿題のチェックも丸なんてなく、イチャモンつけるかのようなバツややり直しばかり。不登校も3人も出た。うちは保護者でも話してみて、教務主任、副校長、校長に話をしに行ったよ。まあ、目に見えて変わりはしなかったけれど、今年は持ち上がらず転任して行った』
保護者のなかに、投稿者のママと同じ思いでいるママもいる可能性もあります。そんなママと話をしてみたら、休ませること以外の解決策が見つかるかもしれません。
子どもに対応スキルを身につけさせるチャンスかも?
合わない人と上手く付き合っていく術を学ぶ場だと考えてもいいのではとのコメントがありました。
『生きていく上であなたの周りにいる人のすべてと波長が合うわけではない。苦手だから避けていくのも一つの選択肢ではあるけれど、苦手なこととむきあってうまくかわすスキルを身に付けるときだと思ってみることはどうかな?』
『私ならですが。だれだれちゃんも同じように嫌がっているみたい。さいてーだね! と同調しつつ、嫌ならヤツと適当にやっていくのも勉強です、と送り出します。あんまり酷そうなら、ときどきさぼって美味しい物を食べに行ったりするかな』
『「人には嫌なところもあれば良いところもある。嫌だなって気持ちで相手をみたら、嫌なところしかみえてこないんじゃない?」って子どもに問いかけたことある。それから子どもなりに先生の良いところも見るようになって、先生の愚痴も言わなくなった』
『うちは、文句言いながら通っていましたよ。ストレスは家で吐き出させてあげればいい』
『まずは、担任と話すのが先じゃないかな? 子どもの状況を話した上で、担任の言い分も聞く。で、主任とか教頭とか校長とかも、必要なら話をする。お母さんが、学校に相談してくれるってことは、娘さんにとって心強いことだと思う。投稿者のママが何も行動を起こさないで、学校を休むっていうのはナシかな』
投稿者さんの話によれば、担任の先生が投稿者の娘さんに学級委員やピアノの伴奏を頼んできたことがあり、断ると逆ギレをしてきたそうです。逆ギレはよくないですが、重要な役割を頼むということは、先生が娘さんを認めて頼りにしているようにも見受けられます。娘さん本人としてはありがた迷惑なのでしょうが……。
同じような経験をしたママたちからは、家庭ではお子さんの気持ちにしっかり寄り添ったり、気分転換に付き合ったりしながら、子どもが学校に通い続けることをサポートするとの声も寄せられました。
それでも子どもがどうしても行きたくないと言い出したときは、校長先生や副校長先生、またはスクールカウンセラーなど他に相談できる先生を見つけて、相談をする方法もあるとのコメントも。
人生は長く、これから娘さんにはいろいろな人との出会いがあります。苦手な人と距離を取り、関わらないでおくことが必要な場面もあるでしょう。一方で関わりを持ちながらも、上手く生きていくコツが掴めたらいいのでしょうね。そして、どんなときでもお母さんは子どもの味方だということを、しっかりと伝えてあげたいものですね。
文・岡さきの 編集・Natsu
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