子どもの質問攻めに疲れる!”これなぁに期”にママができることとは #産後カルタ
「これなぁに?」子どもからの質問には何でも答えてあげたい! と親なら考えるでしょう。ただその無邪気な質問が毎日何度も続いたら……。親はちょっと返答に困ってしまいそうですね。”これなぁに期”とでも呼べそうな、子どもが親を質問攻めにする時期は何歳頃から始まるのでしょうか? そしてとめどなく続く質問の嵐にママたちはどう立ち向かっているのでしょうか。
『皆さんの子どもさんは何歳から「これ何~?」攻撃が始まりましたか?』
”これなぁに期”のスタートは何歳ごろ?ママたちが質問で感じた子どもの成長
『うちは2歳ちょっと過ぎてからです。本格的にしゃべり出したのが2歳ぐらい。2歳半には何? からなんで? に変わりました』
『3歳。何? なんで? 毎日言っています』
『先月、2歳になったけれど、最近『これなぁ~に?』が始まりました!』
2歳ごろから”これなぁに期”が始まったというお子さんもいるようです。自分の身の回りの事、自分以外のことに興味が出てくる時期なのかもしれません。「これなぁに?」期の質問攻めは、子どもの好奇心の表れなのですね。
”これなぁに期”いつまで続くの?終わらない質問に奮闘するママたち
『3歳! もう、口癖だろってくらい聞いてくる』
『今3歳だけど「これ何?」って毎日、しつこく言ってるよ』
『3歳~始まって→今、3歳半で毎日毎日「何?」「何これ?」「なんで?」大変です』
『今は3歳過ぎたけど毎日まだすごく聞いてくるよ。これ何~これ何~? って。最近は「電気ってなあに?」「ぶどうってなあに?」「アンパンマンってなあに?」とかまで……』
ママたちからは3歳になっても”これなぁに期”は続いている、とのコメントが寄せられました。たった3年、生きただけでは身の回りの疑問を解決するまでには時間が足りませんよね(笑)。まだまだ子どもたちにはママに聞きたいことがあるのでしょう。「電気ってなに?」「ぶどうってなに?」と聞かれたら……筆者はなんと答えるのかな、と考えてしまいました。
子どもの「これなぁに?」を親はどう受け止めればよいのか
子どもの「これなぁに?」には、ちゃんと意味があるそうです。千葉県では家庭教育支援の資料を公表しており、そのなかで、親子間の会話のポイントが3点挙げられていました。
『「なぜ」「どうして」などの質問を大切に受け止め、子ど もとのコミュニケーションを大切にする』
『親が子どもの疑問や質問に正対すれば、子どもの物事 に対する興味・関心や知識欲、言語力を高めることが できる』
『顔を見てしっかりと受け止めてやることにより、子ど もは安心したり、親への信頼感を高めたりすることが できる』
子どもからの「これなぁに?」の問いかけは、「ママ、お話ししよう」という子どもからのコミュニケーションの働きかけや、物事に興味が出てきたサインである、といえそうです。親ができることは子どもの質問に正面から向き合い、子どもの興味を満たしてあげること。親が応えてあげることによって子どもは親への信頼感を高めていってくれるでしょう。
子どもの興味関心に反応してあげたい。正解でなくてもいいのでは
子どもから”お話しよう”というコミュニケーションのサインを受け取ったら、親としてはぜひとも反応を返してあげたいところです。ただ時々、難しい質問や連続した質問など、返すのに難しいと感じることもありますよね。
筆者の経験ではありますが、返す答えは科学的や学術的に正解でなくてもいいのではないでしょうか。子どもが理解するのには難しいこともあるからです。「なぜ空が青いの?」「なぜ夕焼けは赤いの?」という答えについて科学的・学術的な答えを返しても子どもが楽しめるとは限りません。「なぜ空が青いの?」と聞かれたら「海の青い色を借りてきたんじゃない? 海と空は仲良しなんだよ」。「なぜ夕焼けは赤いの?」と聞かれたら「お日様が一日頑張って疲れたよ、みんなもごはんをたべて寝る準備をする時間だよ、って色で教えてくれているのかな」でもいいのでは、と個人的には思います。
子どもとの言葉のやりとりを楽しみながら、”これなぁに期”の毎日を乗り切ってくださいね。
文・しのむ 編集・しらたまよ イラスト(産後カルタ)・んぎまむ
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