運動会で仲良しの子たちの写真に「入れて」と頼んだ娘。撮影していたパパから断られた。親ができることとは
運動会は保護者たちがカメラマンとなり、子どもたちの頑張る姿をたくさん写真に撮る日。子どもたちの良い姿、思い出として残したい姿をたくさん撮影したいという気持ちが溢れてしまい、ちょっとしたトラブルが起こってしまうこともあるかもしれません。
ママスタコミュニティに、運動会での写真撮影でモヤモヤする体験をしたママの投稿が寄せられていました。
『運動会で、クラスの仲良しの子が他のお友達と写真を撮っていたので、うちの娘が「入れて~」と入っていったら、撮影してたお父さんが「4人で撮りたいからごめんね」と言って除け者にされました……。1枚くらいいれてくれてもいいのに。正直かなりモヤモヤしてますその時の娘の寂しそうな表情が忘れられません……』
この投稿に寄せられていたコメントをまとめました。
親の背中を見て子は育つ
このお父さんの対応は、子どもたちにとって良くないお手本ですね。
『グループだけで撮りたいのは分かるけど、子どもの前で親がそんなこと言っちゃダメだと思う』
『情けない。親がそんなだから子どもも平気で同じようなこと言うようになるよ』
『私ならそんな親から育てられた子って警戒しちゃう』
『そういう親の姿を見てその子どもは育つよね。仲間外れをするような意地悪な子になりそう』
『子ども同士は仲良しなのに、親がこれでは子どもも将来が不安』
こう対応すればよかった
小学校にあがると、このような状況はよくあること。大事なのはどのように対応するかです。
『せめて、「まず4人で撮っちゃうから、その後で一緒に撮ろうか!」とか提案してほしかったね』
『5人で撮った後に、また4人で撮ってくれたらいいのにね』
『普通は一緒に撮って、また別で仲良しだけのパターンも撮るよね。そこまで頭が回らない人だったんだね』
『配慮が足りないよね。みんなで撮ってから4人で撮ればいいのにね』
『そういうことってよくあるけど、とりあえず1枚は撮って、その後にちょっと移動して4人で撮るとか方法はいくらでもある』
子どもにもどうするべきかを伝える
親がモヤモヤするシーンでは、子どももモヤモヤを感じるはず。こういう時こそ親子でしっかりと「こういうときはどうするべきか」について話合うチャンスです。
『「いろんな人間がいるから世の中思うようには行かないんだよ」と教えるチャンスだと考える。そして、自分はそんなイジワルを人にしてはダメと教える』
『一年生のこの時期だから仕方ない気がする。気にしない気にしない。投稿者さんも過剰に気にしすぎると娘さん可哀想だよ』
『女の子は特に仲間意識が強いので、これからもそういうことは多々あると思う』
『私なら邪魔しちゃダメだよって自分の子に言うなぁ』
『グループで写真を撮ろうとしていて、我が子が入りに行こうとしたら止める。撮影が終わったら一緒に撮ろうと声をかけて自分のカメラで撮る』
今回の投稿では断ったお父さんの対応に対して非難の声が集中する形になりました。ただここで大切なのは、このような状況を避けることではなく、こういう状況になったときに「どうしたらいいか」を親子で話しあうことではないでしょうか。写真を入れてもらえなかったことを悩んだり悲しんだりするのではなく「4人で撮った後に、うちの子とも撮りましょう」と提案するなど、ポジティブに対応する方法を親が子どもに見せてあげるチャンスだと考えたいですね。
文・鈴木じゅん子 編集・しのむ
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