「焼きナスが食べたい!」と言う義姉と「作ってあげなさい」という義母。ママたちのうまい返しとは?
微妙な距離感を保つママと義実家の関係について、今回もママスタコミュニティに興味深い投稿がありました。義実家に帰省した義姉に「焼きナスが食べたーい!」と言われた投稿者のママ。義姉といえども、実家に帰れば「娘」に戻ってしまうのでしょう。それはママたち自身も同じなので何も言わないのですが……
『義母が私に作れっていうんだけどめんどくさい、めんどくさい、めんどくさい。焼きナスの聞き間違いで超簡単な料理ってなに?』
投稿者のママに「作ってあげなさい」という義母。え……? 嫁が作るの? と、超絶に面倒くさいと感じる投稿者のママは、どうにか聞き間違いのつもりで別の料理を出してやろうと画策します。「作る」だけで充分立派だとは思いますが、集まったママたちのコメントの中から、対応を選ぶという投稿者のママ。果たして選んだのはどんな返しだったのでしょうか?
こんな料理はどう?「焼きナス」の聞き間違いで……
『焼きそば?』
『割きなす(生)とか?』
『「焼き飯食べたいって聞こえましたー」って出す』
『焼きハラス出しとこう』
とりあえず「焼き」が入っていて、その後が2文字であればなんとかごまかせるのでは……って、ごまかせなさそうですが(笑)。個人的には焼きそばや焼きめしを作る手間を考えると、焼きナスの方が楽なのでは? なんて思ったり。けれど作るのが「大変」なのではなく、義姉のリクエストに嫁である自分が答えなくてはいけないことに、もどかしさを感じてしまうんですよね。
『このぉ~ボケなすがぁ~! って言ってそうめんでも作る』
それが言えたらどんなに良いか……。
『「私も食べたぁい! お義姉さんお願いしまぁす!」』
義姉の提案に、一緒に乗っかってみましょう!
焼きナスに限りなく近づけて……
とりあえず料理をしなくてはいけないのであれば、こんな焼きナスを出してみれば? とママたち。
『焦げるくらい焼けば?』
丸焦げでも文句は言わせない……。
『輪切りにしてただ焼いてだせば?』
これも正真正銘「焼きナス」です。
『焼いて皮むかないでそのままドーンとだす。「皮むきはセルフで」』
むきたてが一番おいしいですよ~。
『焼きナス作って「可愛くしました」って言って、お盆のお供え物みたいに割りばし刺して馬とか牛を作って義姉の前に出す』
あの世とこの世を繋ぐ役割……。
電子レンジで簡単に作って出せば? というママも。
『電子レンジで、焼きナス、超簡単だよ。
ナスの皮部分に、縦十文字に浅い切り込みを入れ、ラップかビニール袋に入れチン。
ナスの数にもよるけど、とりあえず3分くらいやって、菜ばしでも竹串でもいいから刺してみて、柔らかければOK。
固ければもう一度、チン。できたら、ヘタの方から、皮の切れ込みに添って、竹串を滑らせるように皮をむく』
これは簡単……ですが、やっぱり義姉のために投稿者のママが作らなくてはいけないのが、モヤモヤしますよね。
投稿者のママが選んだのは……
そして投稿者のママは、数あるアドバイスの中から義母と義姉にこう言ったのだそう。
『「義姉さんは、お義母さんの料理が食べたいんですよ」』
拍手! 義母を持ち上げつつ、義姉の希望を叶える。それも自分の手を使わないで……。素晴らしい返し方ですね。お疲れ様でした。
実家に帰ったときに、つい実母に甘えたくなる気持ちはママたちも理解できます。しかし義姉も自分が義実家に行ったときにはきっと気を遣っていることでしょう。同じように投稿者のママが義母や義姉に対して気を遣っているということにも気づいてほしかったもの。それぞれが適度な気遣いの気持ちを持つことが、良好な関係を保つ秘訣かもしれませんね。
文・渡辺多絵 編集・井伊テレ子 イラスト・Ponko
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