修学旅行の部屋割りで揉める女子。娘が仲良しグループから外されたときママができることは?
子どもにとって宿泊体験学習は、楽しみな学校行事の1つ。なかでも修学旅行は、何ヶ月も前からワクワクしているお子さんが多い行事ですよね。ところが、その修学旅行を控えた6年生の娘さんをもつママから、ママスタコミュニティにこんな相談が寄せられました。
『修学旅行の部屋割りで、娘が仲良しグループから1人はずされて別のグループに入ることになりました。1番仲良しだと思っていた友達から、別のグループへ押し付けられたのです。娘はショックを受けて落ち込んでいます。女の子には、よくあることなのでしょうか? なんて声をかけたらよいでしょうか?』
残念ながら……女の子にはよくあること
投稿者さんの相談に、多くのママが「女の子あるあるですね」とコメントしています。
『女の子にはよくありますよね。それで、しばらくするとケロっとして親友に戻る』
『私が小学生の時もあったよ。意地悪な子って、どこにでもいるよね』
『嫌われたとかではなくて、ただその時のターゲットにされただけだよ。女の子って、こういう経験をして人間関係を学んでいく。お母さんに話してくれるってことは、いい親子関係を築けているってことだよ』
ママたちのコメントを読むと、仲間はずれにされたことに対して「娘さんは、そういう年頃になった」と受け止めているようです。それでも我が娘がターゲットにされてしまったら、娘さんもママも冷静ではいられないですよね。同じような経験をされた女の子ママからも、経験談がたくさん寄せられました。
今は辛いけど、ずっと辛いわけじゃない
『うちの子もやられた。すごい泣いてた。私は「違うグループで楽しみな! 大丈夫、大丈夫」ってぐらいしか言えなかった。でも、なんとか楽しんで帰ってきたよ』
『うちの子もあったなー。1人グループから抜けて別のグループの部屋に入らなくちゃいけなくなって、押し付け合いみたいになって……。最終的に「寝るだけならどこでもいっか」となったらしい。結果、楽しかったらしいよ』
『うちの子もそうだった。仲の良くない子たちと同じ班にさせられて班長にさせられ……。あの時の娘の気持ちを考えると今も辛いです。でも今は高校生。友達もたくさんいて楽しい時間を過ごしています。投稿者さんの娘さんも今は辛いでしょうが、未来は楽しいことがあると感じてくれたらいいですね。親は味方だよって、娘さんが感じられることが大切だと思います』
小学校高学年くらいから行われることもある宿泊体験学習。女の子はグループ分けや部屋割りで揉めることが、男の子よりも多いようです。学生のうちはグループから外される経験をする女の子もいるのかもしれません。ただそれは一時的なもので、いつまでも続くわけではなさそうです。目の前で娘が辛い思いをしていたら、ママたちはどのように対応するのでしょうか。
ママはなにがあっても味方
コメントしてくれたママたちの意見はさまざま。「修学旅行の話題は避け、そっとしておく」「自分の経験談を話して慰める」などなど、どれも「うんうん、そうだよね」と頷ける心のこもったコメントでした。
たくさんのコメントを読みながら、筆者は「これが正解で、こっちが間違い」という分けかたはないと感じました。お子さんの性格によってそっとしておいても慰めてもいいのでしょう。肝心なことは「ママはなにがあっても私の味方」と娘さんが感じられることではないでしょうか。
子どもも小学6年生ともなれば「みんな仲良くは難しい」と分かってきます。気の合う合わないは、大人と同じように子どもたちも意識していくことでしょう。人間関係の難しさにちょっと疲れたとき、甘えられるママが親身になって話を聞いてくれたら、娘さんも心強いですよね。今はショックで落ち込む娘さんも、前向きな気持ちになれるといいですね。
文・間宮陽子 編集・山内ウェンディ
関連記事
※小学6年生女子、グループから仲間はずれにされて2年。中学に向けて親は何ができる?- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 修学旅行の部屋割りではねられた